かつてヨーロッパと日本を繋いだ長波通信設備「依佐美送信所」の記念館を見に行こう
愛知県刈谷市に近代化産業遺産があり。
1929年(昭和4年)の愛知県碧海郡依佐美村(現在の愛知県刈谷市)にて、長波送信設備「依佐美送信所」の運用が始まりました
この世界最大級の長波送信設備は、日本とヨーロッパの各所を無線で繋ぐために設立されましたが
長波が水中に浸透する特性を利用し、1941年には日本海軍が潜水艦への通信拠点として使用。
真珠湾攻撃開始の暗号「ニイタカヤマノボレ一二〇八」はこの依佐美送信所から中継されたとも伝えられています。
終戦後の1950年より米軍が設備を接収。1993年まで運用を続け1994年に日本へ返還
翌1995年より撤去が始まりましたが、その鉄塔と設備の一部が保存されているのが「依佐美送信所記念館」です。
・・・説明が長くなりましたが、近代化産業遺産にも認定されている同施設を見に行ったお話。