ココイチ45年の歴史がここにあり。CoCo壱番屋1号店併設の「壱番屋記念館」を訪問しました。
2023年現在で国内に約1,200店舗、海外に約200店舗を構えるカレーハウスCoCo壱番屋
その創業の地は尾張で今でも愛知県一宮市に本社を構えます。
そんなココイチの1号店は当時と同じ場所に現存し、なおかつ2階には「壱番屋記念館」という企業ミュージアムがあります。
小さな空間にグッと詰まったココイチの歴史。誰もが一度くらいは利用したことある、ココイチの歴史を感じよう。
2023年10月7日(土)。おはようございます。
ココイチの1号店は西枇杷島店。公共交通機関でのアクセスだと、JR枇杷島駅、名鉄西枇杷島駅などから徒歩圏内です。
今回はダイヤの都合もあって、犬山線下小田井駅から徒歩で移動することにしました。
駅から数分、カレーハウスCoCo壱番屋西枇杷島店に到着。
ぱっと見は普通の郊外型のココイチ店舗ですが・・・
1号店の銘板が置いてありました。この記事を書いている2023年から45年前となります。
さすがに店舗は建て替えられていますが、場所は同じとの事。
その1号店に併設されているのが、今回訪問する企業ミュージアムの「壱番屋記念館」です。
見学は無料なのですが、前日までに壱番屋の本社に予約する方式になってます。
2023年現在は平日の昼過ぎ、休日だとココイチ開店前の2時間だけ開館されるという仕組み。
事前に連絡してあったので資料館の方は空いていました。本社から来たスタッフの歓迎を受けて館内を見学します。
基本的にはセルフ見学となりますが、スタッフの方の手が空いていれば色々と教えてもらえます。
館内のモニタに流れた映像に登場したのが、45年前に開業したココイチ1号店の外観。
よくある小さな店舗が隣接して並ぶ系の物件の一角に入居していたのか・・・。
こういう企業ミュージアムには、創業の歴史なんかも年表形式で当然ながら掲載されています。
早い話が、ココイチは創業者宗次德二氏と妻の直美氏によって立ち上げられたカレーチェーン店。
パネルにはココイチの前身、夫妻が名古屋市内でバッカスという喫茶店を立ち上げた事に始まる。
そこで扱っていたカレーが、後のココイチとなるのですが、一代でこれを築き上げたのが凄い・・・。
記念館の内部には、手掛けていた喫茶店「バッカス」「浮野亭」のメニュー表が置いてあったり
当時のココイチの店内を再現した撮影スポットがあったり。
実際に座ったり、カウンターの中に入れたりする映えスポットだよ!
当時のメニュー表。物価が違うとはいえ、メニューの構成は今とそんなに変わらないんですね。
しかしカレーだけじゃなくて、サーロインステーキも扱ってたのか。
いや、サーロインステーキはトッピングだったのか!
ココイチは創業当時から狂ってたぜ!!
にっくい亭くん・・・。あんスパほどメジャーにはなれなかったね。
当時の記事があったのでリンクしておきます。
ココイチといえば、その店舗数と宣伝力を利用して他のコンテンツとのコラボも有名ですね。
写真の自転車は何かと思ったら、2018年にキャプテン翼とコラボした時の南葛デザイン折りたたみ自転車。
担当声優サイン入りのバンドリパネルもあったわよ。
海外店舗のメニューが展示してあったり。
オリジナルスプーンプレゼントキャンペーンで有名な「グランドマザーカレー」
これスプーンの印象しか無かったけど、そもそもは創業の味を再現したカレーだったのね。
2000年に発生した東海豪雨。
このエリアも大規模な浸水被害を受けたが、移動式店舗を利用してカレーの炊き出し提供など社会貢献もあり。
フロアもそんなに広くないですが、だいたい1時間の滞在となりました。
本社からわざわざ来てくれたスタッフの方も、気さくでココイチについて色々と教えてくれました。
そんな感じの壱番屋記念館でした。帰りはココイチ1号店で食事・・・したいけど、
記念館と営業時間がずれてたので、時間を潰してから再び訪問する。(11時開店)
1号店とはいえ、店舗が広いわけでもなく普通のココイチ。
強いて言うなら、1号店由来ではなく属する清須市ご当地グルメとして「清須からあげまぶし」という限定メニューがあり。
最初はそのまま、2回目は薬味を、3回目は出汁をかけて食うからあげカレー。
他にはなかなか無い味わいのカレーでございました。
そんな感じの壱番屋記念館でした。名古屋へ来たら、ココイチへ行こう!