天竜川に架かるリニア天竜川橋梁を見よ。リニア長野県駅(仮称)はじめ飯田の様子を伺う
はい、前回の引き続きの記事となります。
さわやかウォーキングで松川工区の見学をするために飯田市を訪れましたが、そのまま帰るのは勿体ない
なので飯田市内に設けられる長野県駅(仮称)の建設予定地など、2023年9月時点の状況を見てきました。
このページはこちらの記事の続きです
さわやかウォーキングを終えて飯田駅前。
飯田市といえば「人口あたりの焼肉店舗数全国1位」という焼肉シティとして近年売り出している
そんな情報が掲載されているのは、駅近くにある「信州飯田焼肉研究所」という施設。
施設内は無人で飯田焼肉に関するパネル展示のほか、土産品の無人販売が行われていました。
せっかく飯田に来たのだし、昼メシは焼肉にするかー、と調べるも夕方から営業の店が殆どなのよね。
そんな状況下でも昼の12時から営業していたのが「やきにく徳山」。今回はこちらにお世話になりましょう。
開店直後から既に賑わう店内。地元民が集まる店は良い店だ。
飯田で味わう焼肉文化。美味しかったです。
さて本題。
メインは前回の記事の松川工区ですが、今回は近くにある長野県駅(仮称)の様子を見に行く。
駅建設予定地は既に工事用の柵で囲われているため、「ここが予定地か」というのはすぐ分かります。
工事の案内板がありました。
駅はJR東海が、駅周辺の広場は飯田市が、周辺道路は長野県が整備する事になっている。
リニアに関して様々な工事が行われるため、素人には工事現場を見てもよく分からないのが正直なところ。
こちらは駅建設現場の近くにある「土曽川」に関する工事・・・なのかな?
リニア長野県駅建設にあたり、用地確保のため大規模な住宅の移転が実施されている。
既に移転が完了した住宅の基礎が目の前に広がる
地図で細かく確認はしていないが、このあたりが風越山トンネル(名古屋方面)の出入口になるのかな。
こっちは長野県駅(仮称)が出来る方角。
ここにあった一軒家も商業施設も集合住宅も移転して広い空間が広がっている
まだ通行可能な道路を通ると別の案内板がありました。
ここは発注者がJR東海になっているので、ここに駅が出来るようだ。
リニアは風越山トンネルを出るとすぐに長野県駅(仮称)ですが、その先品川方面へ向かうには天竜川を渡ります
天竜川の橋梁も建設が進んでいるらしいので、阿島橋を渡って喬木村方面へ橋梁を見に行きましょう。
リニアの橋梁(天竜川橋梁)は何処だろう?と探してたらすぐに見つかりました。
場所は阿島橋のすぐ上流側。2023年9月現在で2基の橋脚が確認出来ます。
このあたりは車通りの少ない堤防道路の方まで来るとじっくり見られそう。
おー、見えた見えた。天竜川橋梁は建設中ですね。
奥に見える橋脚には、橋桁の一部分が既に乗っている状態。
喬木村方面には新たな橋脚を建設中。
河原まで降りれば近くで見られそう。クソデカ構造物に青空と信州の山々が映えるぜ。
根元から見上げる橋脚。今後の工事で接合出来るように鉄骨が剥き出しである。
喬木村の方もリニアの高架橋建設のために、いくつか用地確保のために移転したであろう土地がぽっかり空いている
ニュース等で様々な報道のあるリニア中央新幹線ですが、長野県内の工事は着々と進んでいる印象でした。
そんな感じで、突発で訪れた信州飯田のリニア中央新幹線探訪でした。
これから数年間、着々と開通に向けて姿の変わる飯田から目が離せませんね。