県境シリーズ。ドライブスポット渋峠と万座温泉でゆったり過ごした週末の話。

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県境とか珍スポットとか日本最ナントカって気になりますよね。

という訳で、日本国道最高地点と県境の宿があるので有名な渋峠。
群馬県の草津と長野県の志賀高原を結ぶ道路、ドライブやツーリングスポット、更には自転車乗りにも人気。

そんな渋峠を抜けて万座温泉へ向かった話。

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行くぜ恵那山トンネル!!

2021年5月29日()。おはようございます。
相変わらずこの書き出しです。中央道を使う場合の定番にしたい。

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朝早く名古屋を出発して、上信越道の信州中野ICを抜ける。
訪問したのは5月の下旬ですが、すっかり夏空ですね。信州と夏はいいぞ・・・。

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で、今日の最終目的地は万座温泉なのですが、その前にちょっと寄り道。
渋峠の手前、湯田中や渋温泉のエリアにある地獄谷野猿公苑へ。写真は駐車場からちょっと進んだところ。

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野生の猿が温泉に入る「スノーモンキー」として有名な観光地で、私も過去に訪れた事がありますが、
今は初夏だし、この時期ってどうなってるんだろ?という事で久しぶりの訪問です。

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ゲートを抜けると早速親子ザルの姿が見える。
かなり人間慣れしており、襲ってくる事もなくその姿を間近で見学出来るのがここの特徴。

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このご時世なので外国人観光客の数は少ないですが、朝からそこそこの観光客で賑わう。

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暑いのが理由なのか、この時期はさすがに猿は温泉には入りません。デスヨネー

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普通にその辺を猿が徘徊する、この距離感!!

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そんな感じで地獄谷野猿公苑でした。餌付けされているとはいえ、野生の猿をこの距離で見られるのは貴重だ。
過去の訪問記事もあるので、そちらも合わせてどうぞ。

□このレポートは『戸狩野沢温泉ってどんなトコ?冬の野沢はスキーと温泉の天国だった』の翌日の記事です 冬の信州旅2日目は地獄谷野猿公苑へと足を運びました。お目当ては温泉に入るお猿さん 冬場によくニュース番組等で紹介されるので見たことあるって方も多いのではないかな?と思います 人間

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さて、位置関係的にはちょっと戻って渋温泉にやって来ました。
観光客向けの駐車場に車を置いて、ちょっと温泉街を散策してみましょう。

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時刻は12時前。宿泊客の入れ替りの時間帯とはいえ観光客の姿が殆ど無い。
これがコロナの影響なのか、元々落ち着いた観光地だったのか・・・?

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渋温泉といえば、宿泊する事で9つある外湯が利用出来るのが有名ですが、
宿泊を伴わない宿泊者は大きい9番湯「渋大湯」しか利用出来ないとの事で、500円の入浴券を購入する。

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外湯は無人かつ施錠されているようで、その入浴券を周囲の宿や売店に見せる事で解錠してくれる仕組み。
近くの商店のおばちゃんと共に鍵を開けてもらいます。(中から外はオートロック)

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他に観光客も居なくて貸切風呂だ!!

熱くて濁って香る、まさに「いかにもな温泉」な渋温泉。午前中から温泉に入れるなんて最高だ。
普段がどれだけ混雑するのか分かりませんが、有り難くたっぷり利用させて頂きました。

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ひとっ風呂浴びたので食事にしましょう。どっか飲食店あるかな・・・?

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信州そばをいただく。シンプルだが美味い。

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さてさて、長野県側での観光も済ませましたし、いよいよ渋峠へと向かいましょう。

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途中ガッツリ省略していますが、標高がぐんぐんと上がり2,000メートルを越える。

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そして到着、標高2,152mの渋峠だ!!

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渋峠は群馬、長野の県境にもなっている峠。
駐車する車やバイクも多く、渋峠や県境の人気が伺えますね。

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「珍スポット」として名高い、県境にそびえ立つ「渋峠ホテル」一度見てみたかったのですよね。
今回は外観を見るだけで特に施設は利用せず。

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渋峠からもうちょっと群馬県側へ移動した所にあるのが、日本国道最高地点の石碑。
てっきり「最高地点=県境」かと勘違いしていたので、この石碑がどこにあるのか分からなくて焦った。

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日本国道最高地点から見る白根山方面。うーん、良い景色だ。

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後は白根山火口展望台とか見ようと思ったのですが、噴火警戒レベルの関係で封鎖されてたので次に向かいます。
向かうは草津温泉と並んで有名な温泉地、万座温泉へ。本日の宿泊先ですね。

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時間もあったので万座温泉を通り抜けて、ある有名スポットへ向かいます。
「特に何も無い」はずのその県道には先行車両が居たりと、その有名さが伺えます。

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到着したのは「毛無峠」という、こちらも長野県と群馬県との県境。
駐車場にずらりと並ぶ自動車やバイク。みんな大好き毛無峠。

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目的はこれ、群馬県の文字とチェーンによる封鎖、そして「この先危険につき関係者以外立入禁止」の文字。
「未開の地グンマー」としてインターネットで有名になった(と思われる)場所。群馬県はネタに尽きないなぁ。

有名になってから月日が経ち、標識は傾いたり群馬県の文字は霞んだりと変化は見受けられる。

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なおこの毛無峠、この先は行き止まりで通年通行止めとなっている。
かつてはこの先に大規模な硫黄鉱山「小串硫黄鉱山」があり、そこへのアクセス路だったのがこの毛無峠。

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鉱山時代の名残として、この毛無峠に索道用の鉄塔が県境を跨ぐように数本残されています。

特に立入禁止の柵も無いので、鉄塔の近くまで寄って撮影する事が出来ます。
青空を背景に廃鉄塔が映えますね。ノスタルジー(適当な感想)

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毛無峠の岩は脆いようで、複数あるうちの鉄塔のひとつが既に崩落している状態でした。
冬場は雪に閉ざされる群馬県の奥地、この鉄塔もいつまでその姿を留めていられるか分かりませんね。

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鉄塔のあたりから見た毛無峠。

峠の看板を見に来た人、飛行機模型を飛ばしに来た人、アマチュア無線を楽しむ人、オフロードバイクで来た人など
なんだか「物好き」が集まる場所になってましたね。こんなご時世だし、こういう場所も良いかも。

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さて、今日の観光はこのくらいにして万座温泉へと帰りましょうか。
普段は日が暮れるまで行動する事が多いですが、さすがに夜の山道は怖いですしね。

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今日はひたすら群馬県と長野県の県境を移動している気がする・・・。

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はい、という訳で万座温泉にやって来ました。
宿泊するのは「万座亭」という温泉宿。2名1室、食事付きでひとり10,050円(税込)という安さでした。

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お部屋は広くはないですが、十分です。
窓からスキーのリフトが見えてますが、ここはスキー場としても有名な場所ですし。

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食事の前にひとっ風呂。
万座温泉は硫黄の匂いがプンプンないかにも温泉って感じが最高過ぎる!

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露天風呂。冬場はきっと素晴らしい雪景色なんだろうなぁ。
スキーと温泉とか体験してみたい。

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あんま写真撮ってなかった。温泉宿の晩メシはうまい!!

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「勿体ないから何回も温泉入らなきゃ」という貧乏根性で何度か部屋と温泉を往復したり。
これは何度でも入りたいだったなぁ。たまにはこんな温泉宿でのんびりするのも良いですね。

<翌日の話題に続きます>

利根川の支川である吾妻川の中流部、群馬県長野原町に存在する八ッ場ダム防災や発電など大きな役割を負っているこのダムは2009年当時の政権に翻弄されたダムで全国的にも有名である。 そんなダムも建設が再開され、2021年に竣工を迎え観光スポットとして機能している。万座温泉を訪れたならば、そんなに離れても
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