ちょっとマイナー?だけど面白い。函館市北洋資料館へ行ってみた

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函館観光といば、夜景に朝市に五稜郭など、メジャーな観光地が多数ありますが、
どっか行ったことない観光スポットは無いかな、と探して辿り着いたのが函館市北洋資料館。

遠洋漁業の歴史をはじめ、様々な物品の展示を行っている市営の資料館です。
五稜郭の近くにありアクセスも容易なのですが、ちょっとマイナーだけど面白い資料館でした。

このページはこちらの記事の続きです。

重要文化財「旧函館区公会堂」。明治43年(1910年)に建てられた、洋風建築の建物。 大規模な保存修理工事のため長らく休館していましたが、美しい姿になって再公開の運びとなりました。 このリニューアルした旧函館区公会堂を見るため、2021年の大型連の終盤を狙って混雑のない函館を訪れました。

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2021年5月7日() おはようございます。
いわゆる大型連休の最終日。
今回は函館の滞在時間も限られているので、早めに起きて朝市にも行ってみました。

いつもは観光客で朝市の近辺は賑わっているのですが、昨今の社会情勢でその姿は極端に少ない。

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函館といえば海鮮丼なんかが有名ですが、観光客向けの価格設定なのも気になってあまり手を出さないのですが、
色々調べていると500円丼(税込550円)のどんぶりメニューを出しているお店が駅二市場の2階にあるので行ってみた。

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こちらが550円の五目丼。
海鮮丼ほどの豪華さはありませんが、これはこれで良い。

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以前訪れた時は高価&行列していた駅二市場の活いか釣堀ですが、
今回は1,000円かつ待ち行列も無かったので挑戦してみる事に。(料金は季節で変動する)

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釣堀という事なのでエサでつり上げるものかと思ってたら、
実際は釣り針でイカを引っ掛けて持ち上げるという仕組み。知らなかった・・・。

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やや苦戦しつつスルメイカを釣り上げた!

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釣り上げたイカはその場でさばいて刺身にして提供されます。
包丁で切り込まれてもしばらくは動き続けるその姿は、新鮮だけどややグロい。

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イカ一匹から採れる量はそう多くありませんが、さばいた直後のイカを食すのは貴重かもしれない。
釣堀の体験と刺身、その時の価格にもよりますがそこそこ面白いのではないでしょうか。

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しかし函館の朝市、観光客はまばらでお店のスタッフの方が圧倒的に多い状態。
「観光地は逃げない」とは言いますが、間違いなく死にに向かっている感じもします。

そう簡単にどうこうするのは難しい問題ですが、現状を見るとなかなか辛いですね。

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さて、朝市のあとはホテルをチェックアウトして五稜郭の近くにある函館市北洋資料館へ移動しました。
五稜郭の近くですが、路面電車との電停からは少し外れているのでバスの方が便利かもしれないです。

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冒頭にも書きましたが、遠洋漁業の歴史についての資料館となっており入館料は大人100円。
観光客向けのキラキラしたしたような施設ではなく、昭和後期の雰囲気をそのまま残した町の資料館ですね。

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江戸時代から始まった函館の遠洋漁業は重要産業として発展しましたが、昭和の時代に終息を迎える
厳しい北洋の自然と戦いながら生きた、先人たちの業績を知る事が出来る。

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展示されているのは、蟹漁だったりサケマス漁だったり捕鯨だったり。
パネル展示や使われた道具などもずらりと並び、じっくり見ると軽く1時間は必要になるボリュームでした。

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五稜郭の近くまで来たので五稜郭周辺を散歩しようかと思いましたが、なんか急に雨降ったりしたので撤収。

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帰りの飛行機の時間も迫っていたので、函館駅の近くにあった「土方歳三最期の地碑」という所へ行ってみた。

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ここは1869年(明治2年)に新選組副長の土方歳三が箱館戦争の終結直前に銃弾に倒れた地、とされている。

別途調べてみると、最後の地の場所はざっくりとしていて、厳密にここではないとか、諸説あるらしいですけども
幕末や新選組のファンであれば必ず訪れるらしい有名スポットのようだ。

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造花も混ざっていましたが、石碑には生花が供えられているあたり日々しっかり管理されているのだなぁと。
日本史はあまり得意で無かった為に、この辺りの歴史って曖昧だし、今一度勉強しなおすか・・・。

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なお、最期の地の近くのコインランドリーは「新洗組!」という名前でした。ご査収ください。

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さて、ここらでタイムアップ!

中部函館便は1日1便のみなので、乗って来た便の折り返しの便で帰らなくてはなりません。
なので現地滞在時間は24時間というカツカツスケジュールでした。

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駅前から空港へ向かうバスはぼちぼちの乗客数。何だかんだで連休の最終日だしね。

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つつがなく函館空港に到着。まだ昼のうちに空港へ着くのも珍しいな。

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ラウンジもアクリルパネル仕様。
この対策も各所で行われ初めてかれこれ1年以上になるので見慣れましたね。

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そんな感じで昼便の函館-中部便にて名古屋へと帰ります。
ちょっと交通費に対して時間が短いのが勿体ない気もしますが、今回は特典航空券だしこんな使い方も悪くない。

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グッバイ北海道。きっとまた来るよ!

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セントレアに着いてもまだ日中。なんか変な感じ・・・。

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そんなこんなで、大型連休最後の函館でした。
人類対ウイルスの情勢はまだまだ続きそうですが、この先いったいどうなるのでしょうか?

<函館観光でした>

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