鹿児島本線で乗っとけ!臨時特急「いさぶろう・しんぺい」がやってきた。

ただし特急が特急に抜かれます・・・。
JR九州では数多くの観光列車が運行されていますが、割と古参なのがこの「いさぶろう・しんぺい」号
本来は南九州の肥薩線で運行している列車ですが、今年の豪雨の影響により運行を休止中。
そこで、鹿児島本線(博多-門司港)を期間限定の臨時列車として運行していたので、それに乗ってみたお話です。
このページはこちらの記事の続きです。

前回の続き。資さんうどんを食って小倉駅に戻ってきました。
ここで同行者のたつゆきさん、omiさんと合流。なんか門司港行きたいらしいから付いていくことに。

「あ、なんか特急列車ありますよ?」
「マジか?空席あるかな?」

・・・という感じのノリだったかは忘れましたが、
窓口へ戻って券売機を叩いたら「しんぺい」号の空席があり、指定席券が出てきました。
ちなみに、今回利用したのは「みんなの九州きっぷ(北部九州)」というもの。
昨今の社会情勢に対して販売されたお得なきっぷ。5,000円でJR九州(北部地域)が特急含めて乗り放題。
しかも指定席は6回まで利用出来るという太っ腹なので、短区間でも気軽に指定席に乗れます。

列車がホームにやって来ました。

列車は「いさぶろう・しんぺい」号だけではなく、同じく肥薩線で運行していた「やませみ・かわせみ」号とも連結して4両編成。
後者は団体向けに販売されているためか、空席はありませんでした。

指定を取ったのは「しんぺい」号ですが、車内は行き来できるので「やませみ・かわせみ」号の方へ
JR九州の列車に乗ったことある人ならピンと来るかもですが、汎用的なあの座席を使ってますね。

こっちはボックス席がメインの「いさぶろう・しんぺい」号
古参の車両だし、肥薩線では快速列車で運行される事もありグレードは見劣りしてしまう。

まぁ、なんにせよ普通列車に乗るよりは楽しいからヨシ!
小倉-門司港と短い区間でしたが、観光列車に乗って観光気分だ。

門司港駅では撮影会状態。
今はスマートフォンやSNSの普及もあり、写真を撮影するのが鉄道ファンだけではなくなった感じもします。

「やませみ・かわせみ」号。いつか肥薩線で会おう!!

門司港駅にやって来ました。ここもCYaRon!ちゃんライブ以来っすね。
あの時は半日かけて門司港と下関を見て回りましたが、今日はちらっと駅舎を見に来た程度。

微妙に時間があったので、駅周辺を歩いていたら旧大連航路上屋に無料の展示施設があったので入ってみる。

個人的に最も意識に残った資料がこれ。
この赤い印は戦時中に関門海峡封鎖のために投下された機雷の数だという。
ただえさえ狭く急流で通過するのが難しい関門海峡。こんな事されたらひとたまりも無いよ・・・。

で、門司港には他にも色々と資料館とかありますが早々に撤収。

西小倉駅から徒歩圏内にあるこちら、リバーウォーク北九州に隣接するビルです。

小倉といえば地図のゼンリン社。そのゼンリンが提供する「ゼンリンミュージアム」という展示施設
ちょっと面白そうだったので、私がリクエストして行ってみることにしました。

商業施設ではなく、どう見てもオフィスビルの一画に作りましたという感じで割と無骨。

入館料はちょっと高めの1,000円。その代わりチケットホルダーが貰えました。
ライブのチケットとか入れるのにちょうどいいサイズだな。

館内はほぼ撮影不可だったので、撮影可能だった伊能地図を載せておく。
てっきり現代の地図とか、ゼンリン社の歴史とかが展示しているのかと思いきや
「地図としての歴史」というドチャクソ壮大な内容で何が何だか・・・?
本来はスタッフによる案内ありきの展示だそうですが、コロナの影響でそれも無くセルフ観覧。
うーん、そりゃちょっと残念だった。でも展示内容も充実してて、思いのほか時間を食ってしまった。

よう、また会ったな!!

これから博多への移動するのも、この「やませみ・かわせみ」号と「いさぶろう・しんぺい」号に乗ります。
今しか乗れないし、この列車で行くのも面白いかなって。空席照会したら空いてたし。

なお、みんなの九州きっぷでは小倉の駅ビルで使える500円の商品券が貰える特典がありましたが、
列車の発車時間が迫っていたので、目に付いたパン屋の惣菜コーナーで適当に買いました。(3人分)
めちゃくちゃ急いでたので、商品券の写真も撮ってなかったわ。

指定席券は持っているのですが、知らないグループとの相席という非常に気まずいシチュエーションなので、
車両中央部のフリースペースを利用する事にしました。

お疲れさまでしたーー!!
さっき買ったつまみと、車内で売ってたドリンクで乾杯。

鹿児島本線の博多-小倉といえば、特急列車がガンガン走る区間なのですが、
途中の折尾駅でしばらく停車するとの事なので、ホームに降りて撮影する。

折尾駅で有名な「駅弁の立ち売り」おじさんが居ました。
弁当は完売だそうですが、観光列車の見送りのためにホームに居てくれたそうだ。

隣のホームでは博多行き特急ソニックが到着して先に出発する。
あ、この特急は遅いから早い電車特急を先に行かせるダイヤなのね。

しばし、窓からの景色を見つつ・・・。

香椎駅でも駅員によるお見送りがあったり・・・。

香椎駅の駅長、なんか雑コラみたいな扱いになってるけどいいのか?

そんなこんなで、小倉から博多まで1時間半くらいかけて移動しました。
同じ区間でも列車が変わるだけでこんなに面白いとは。当初予定を変更して乗って良かった。

博多駅でも駅ビル等で使える特典があるので、まず先に引き換えておきます。

今度は慌てて買わなくてもいいように、使える店を吟味しておこう。
明日の朝出発する時に弁当を買うのに使おう・・・っと。
(博多駅での特典は9月30日をもって終了)

駅前の宿にチェックインした後に、晩ごはんを食べに出かける。
博多といえばもつ鍋。祇園町にある「もつ幸」へやって来ました。ここでかずぴーさんと合流。

「古畑前田のえにし酒」の博多編で登場したお店なのです。
お店の待合スペースに写真がありました。おたく的には「足あと」があって、それを見つけると嬉しいですね。

おたくに人気のお店、という訳ではなく地元で人気のもつ鍋のお店。
予約してなかったのでしばし入店待ちしてからお食事。うん、美味い!

同じ店で同じ映像を流して同じ酒をいただくの図。

もつ鍋のシメは、ごまたっぷりのちゃんぽん麺。これも「えにし酒」で登場してましたね。

ごちそうさまでした。
番組の探訪も出来たし、美味しいもつ鍋も食べることが出来たので一石二鳥だね。

西鉄バスに乗ってお宿のある博多駅へ帰ります。
近距離だと100円で乗車出来るのはありがたいですね。

そんなこんなの、臨時特急と「えにし酒」の話題でした。
だいたい同じ内容が同行者のたつゆきさんのところに書いてあるので、そちらもチェックしてください。
□GoToって何?本当にお得?他人任せにしたからなんも分かりませんでしたけどとりあえず久しぶりに遠出してきました!
https://outofservice.sakura.ne.jp/2020/20200930/
<翌日の話題に続きます>




