レトロがいっぱい!関門海峡を歩いて楽しむステキ観光スポットだ
という事で、「CYaRon!First LOVELIVE! -Braveheart Coaster-」に参加するための福岡遠征2日目です。
2日目は現地参加ですが、それまでは近場の観光地を見ておこうという算段。
門司港および関門海峡エリアは歴史あり絶景あり、グルメもありな観光スポット。こりゃ行くしかないっしょ!
このページはこちらの記事の続きです。
2020年2月23日(日)。おはようございます。
天候に恵まれた九州地方。絶好の行楽日和ではなかろうか。
行楽日和ってか、今日は小倉でライブでしたね。
後で着替えるの大変だろうし、物販シャツは中に着てこ。
ライブは16時開演なので、それまでは関門海峡エリアの観光をしましょ。
それではホテルを抜け出て小倉駅へ。
・・・っとその前に、昨日クソ混雑で入店出来なかった資(すけ)さんうどんへ行ってみる
さすがに朝の8時に行列は出来てなかったですね。24時間営業なのはこういう時に有り難い。
名物は「肉ごぼ天うどん」なのですが、注文すると「食材が品切れになってしまった」との事。
昨日の行列で食い尽くされてしまったのかな・・・?
代わりに北九州といえば、という事で「かしわうどん」を食べる。
うむ、これが柔らかい麺で有名な福岡のうどんか。これはこれで良いですね。
それじゃま、朝食にうどんも食べたし、門司港へ行きますか。
門司港駅は小倉から鹿児島本線で15分なので、あっという間ですね。
はい、終着の門司港へ。
門司港といえば、かつて貿易港として栄え、関門トンネルが開通するまでは九州の玄関口として賑わった街。
保存された駅舎は当時の雰囲気を残しつつ、現役で利用出来るように大規模保存修理が行われている。
見所のひとつ、門司港駅の駅舎。青空が実にフォトジェニックである!
駅を出てすぐ見えるのは関門海峡。後ろに見えるのが関門橋、左手に見えるのが本州は山口県
この門司港エリア、そして対岸の下関エリアが県と自治体を跨いだ観光エリアとなっている。
まー、とりあえず適当に歩いてみましょう。
「門司港レトロ」とも呼ばれる門司港エリアには当時の建物が多く保存されており、それも見所のひとつ。
早速目に入ったのはこちら、旧門司税関。
明治45年(1912)に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたもの。実にレトロですね!(雑な感想
あ、入館無料だ。入ってみよう。
内部は税関の広報展示コーナーという感じでした。
密輸入の取締のパネル展示やパチモンの実物展示など。こういう展示は好きですね。
続いて門司港レトロ展望室ってのがあった。
どーせ有料で高いんじゃないの?と思ったけど300円という良心的料金だったので、これなら気軽に行けるね
はい、展望階に到着。
おおおお?
300円の割になかなかの景色が見られるじゃないですか。これはアタリですね!
先ほど電車に乗って訪れた門司港駅がすぐそこに。留置線があんなにあったのか。
先ほどの門司税関は足元に。高い所から見ると模型みたいだな・・・。
そして対岸に見える下関の街並み
関門橋も見えますね。次はそっち向かいます。
展望台から歩いて関門橋へ向かう途中、「電気通信レトロ館」という文字を見かける
「これ絶対面白い奴だ!」とばかりにルートを外れて寄り道。
中身はNTT西日本が運営する、電話に関する資料館でした。入館無料!
歴史順にずらっと並んだ電話機は圧巻である!
最近あまり見なくなった公衆電話もずらっと並ぶ。ISDN対応の電話機とかあったねー。
モールス信号体験機で「イナミ」と打ち込もうと頑張るおたく達。
「トン」と「ツー」の2種類だけを機械で打ち込むのだが、結構シビアで難しい。
展示物のなかで一番驚いたのはこれ、
現代みたいに相手と直接発着信するのではなく、「電話交換手」が中継していた時代の電話交換機。
何が凄いって、実際に体験出来るように稼働状態で保存・展示してあるという。
スタッフのお姉さんに教えて貰いつつ、当時をイメージしながら「発信者」「交換手」「着信者」で通話してみる。
まさか発信者と着信者の回線を物理的にケーブル接続するなんて、電話が始まった初期は大変だったんだなぁ。
もう少し時代が進み、電話交換手が不要になり自動で発信者と着信者を繋ぐ「自動式電話交換機」
これも手前の黒電話に内線番号が割り当てられており、実際に発着信出来るように展示してあるのが凄い。
いやー、興味のあるジャンルの展示だったので楽しかったな。これで無料だなんて、お金払わしてくれレベルに楽しかった!
はい、寄り道が長くなってしまったけども、関門橋を目指しましょう。
門司港駅から関門橋は少し離れていますが、のんびり徒歩でも行けるレベル。
全長1,068mと日本国内における橋梁としては、それほど大きく長い分類には入りませんが
これだけの巨大建造物をこの位置から見ると「でけぇ!」という感想しか出てこない。
関門橋は自動車専用道なので歩行者は通行する事が出来ませんが、
生活道路として、そして観光地としても名高い「関門トンネル人道」を使って下関へ行くことが出来ます。
エレベーターを使って地下深くまで降りると・・・。
そこには海底トンネルが現われます。約800mあるこの人道を通り、下関へ向かう事が出来るという。
このトンネルも国道2号線の扱い。国道だぜぇ!
あとは地下トンネルをせっせと歩くのみ。微妙に勾配があります。
県をまたぐトンネルなので、もちろん県境は地下のトンネル内に存在します。
観光地としても有名なトンネルなので、この県境の存在はテレビ等で見たことある人は多いだろう。
歩ききって下関側に到着。空間のデザインが殆ど同じなので、なんか戻ってきたように錯覚。
再びエレベーターに乗り地上に出ました。
下関側も関門橋が見渡せる公園になっており、結構な開放感。
潮の流れが速く、また船舶にとっての交通の要所であり往来する船舶は1日千隻を超えるという。
往来する船舶も様々で、大きなタンカーやコンテナ船なんかも頻繁にやって来る。船を見るだけでも楽しいかも。
ずっと船を見ていたい気もするけど、次の観光スポットへ行きましょう。
時間がお昼時が近付いているし、この車の渋滞。既に結構な混雑になっている?
やって来たのは下関にある「唐戸市場」という魚市場。
業者向けの市場というより、個人観光客向けの観光市場としての立ち位置が強く、施設に近付くだけでこの混雑っぷり。
お昼時だったので市場内もクソ混雑。皆お昼ごはんを買い求める人たちの混雑である!
販売しているのは寿司のばら売りや海鮮丼、海産物の唐揚など様々。
観光客はここで購入した商品を外で食べるというスタイル。イートイン座席はあるらしいけど、圧倒的に少ない。
ぐるっと見回して買った、500円の海鮮丼と500円のふぐの唐揚。
青空のした、関門海峡を見ながら海鮮丼を食う。これも唐戸市場スタイルですかね。
メシを食ったら唐戸市場の隣から発着する門司港行きの渡船に乗り込みます。
下関駅からJRに乗って小倉に帰るという事も出来ますが、関門海峡を船で渡るというのも観光的に楽しい(はず)
潮流の早い関門海峡を横断する小型船。波しぶきを上げ揺れながら進む船舶。たのしー!!
あっちゅー間に門司港まで帰ってきた。
門司港スタートでも下関スタートでも、どちらでも周遊出来るようになってる関門エリア
なかなか面白い観光スポットではないかと思います。
微妙に時間が余ったので、九州鉄道記念館に寄る。
車両展示なんかをぱぱーっと見ました。この辺は省略。
さて、開園時間が迫ってきたので観光はここらで終了。ライブ会場の小倉まで戻りましょう。
ところでこの列車どころか、関門海峡エリアを観光する道中、ひたすらラブライバーが居たんですよね。
皆考える事は同じだったようね。そりゃ近いもん。
ライブは小倉駅北口の「西日本総合展示場」にて。それでは行ってきます!
お疲れさまでしたー!ふりさん可愛かった・・・。
同行者と打ち上げしつつライブを振り返る。
福岡名物、もつ鍋!!
福岡名物、鉄鍋餃子を食べてお疲れさまでした。
そんな感じの福岡遠征3日目でした。明日も観光するよ!