便器がいっぱい!創業の地、小倉のTOTOミュージアムで便器の歴史を学べ!
TOTOミュージアムには便器がいっぱい!あれ、便器ってこんなに姿・形が変わっているの・・・?
という訳で、旅行で観光地へ行くのもいいけど、その地域の博物館や企業系ミュージアムへ行くのもオススメ
今回足を運んだのは、北九州市の小倉にある「TOTOミュージアム」という場所。TOTOは誰でも知ってるよね?
そんなTOTOミュージアムをはじめ、9月の連休に九州を訪れた一連のおはなし。
2020年9月19日(土)。おはようございます。
世間ではまだまだコロナ禍が続きますが、旅行関係は徐々に賑やかしさを取り戻しつつある今日この頃。
元々あった連休の予定もコロナですっ飛んだので、急遽仲間内で九州へ行くことにしました。
GOTOトラベルも利用したかったのですが、往復で別ルートになるので普通にエクスプレス予約で新幹線ライド。
名古屋駅の始発列車に乗車し、車内の静けさを感じましたが、新大阪を過ぎた辺りで賑やかに。
小倉までは約3時間。飛行機に比べれば遅いですが、本数と「乗ってるだけ」という利便性は圧勝。
ぼーっとしながら新幹線で西へとむかう。
つつがなく小倉駅に到着。CYaRon!1stライブ以来の小倉っすね。
いや・・・しかしあの週末を境に世の中は変わってしまったよ・・・。マジで。
今日は良い感じの秋晴れ。小倉駅の駅ビルが映えますね。
仲間内とは出発地が違うなど事情もあり、後で合流する事に。
なので先行して小倉に来た私は先に時間つぶしで「TOTOミュージアム」へ行くことにしました。
TOTOミュージアムへは西鉄バスで向かうのがベストなのですが、
北九州モノレールでアクセスする事も出来るので、まぁ折角この機会に乗車してみる。
モノレールは鉄道と似てる部分がありますが、車両だったりレールだったりは全然違いますよね。
都市型のモノレールって車窓からの景色が楽しい。
こんな急勾配も力強く上り下り出来るのもモノレールの凄いところ。
短い時間でしたが、初めて乗車する交通機関を楽しめました。これも旅行の楽しみのひとつ。
という訳で香春口三萩野という駅にて下車。TOTOミュージアムはここから徒歩10分くらい。
到着しました。TOTOの本社敷地内に後から作った施設なので、周囲の雰囲気はマジ工場!
このドーム型の建物がTOTOミュージアム。まるで便器のような色・・・?
朝10時のオープン直前に到着したのですが、既に待合所で待っている人が多数いました。
「そんな大人気施設なのか?」と驚きましたが、実は1Fがショールームになっているため、その混雑でしたか。
なるほど、これから家の新築とかリフォームする施主とか工務店の人だったのね。
で、そんなに混雑してないTOTOミュージアムは2Fの領域にありました。
展示している内容は、企業系ミュージアムには欠かせない「創業の歴史」と主力製品の紹介などなど。
TOTOって「東洋陶器」の社名から取ったブランド名だったのね。知らなかった・・・。
TOTOといえば、ウォシュレット(商標)のシャワートイレ機能が有名ですね。
その第1号機の同型機がミュージアム内に展示されています。日本機械学会の「機会遺産」に認定された逸品。
TOTOのコーポレートカラーの「瑠璃色」
あれ黒じゃなくて瑠璃色だったのか・・・。知らなかった。
誰が発想してこうなったんだ、と言いたくなる「便器バイク」が展示。
環境PRイベントのため、このバイクで北九州から東京まで走行したとか・・・。
便器とは陶器。焼き上げる前と後ではこんなに大きさの差があるなんて。
ウォシュレットを構成する部品を分解して展示しているもの。
電機部品や機械部品。消臭のための装置と色々詰まっており「便器」というかハイテク機器である。
梱包材の進化を紹介するコーナー。左は発泡スチロールなどを多用していすが
右の最新の梱包は主に段ボールのみを使用。便器だけでなく色々変わっているんですね。
女性用トイレの進化。洗面所でメイク直しをする人が多いため現在ではパウダースペースを設けているとか。
し、知らなかった・・・。
公共施設とトイレ。この30年で公共トイレも変わりました、とう内容。
その時代を代表する出来事や建築物と、トイレが一緒に紹介されているのが面白い。
確かにトイレって古い新しいって時代がありますもんね。
「トイレ」の時代を振り返る。壮大なスケールである!
展示されている昔の家庭の便所。いわゆる「ボットン便所」で紙はロール紙ではなく平判ちり紙。
殺虫剤が置いてあるあたり、今にも匂いが届いてきそうである。
もうちょい時代が進んだ便所。まだまだ和式がメインな時代。
そして現代のトイレ。
便器は様式になり水タンクも無くなり、一時代と比べるとかなり綺麗で落ち着いた空間になりました。
さっきは家庭の便所でしたが、こっちは便器のみを時代順に並べたコーナー
こっちは様式トイレ。水のタンクが無くなり1回あたりの水量も減り環境に優しくなりました。
音姫(擬音装置)もこんなに種類が・・・。
便器だけでなく水栓金具もあるよ。
これも歴代の製品がずらり並ぶし、まるでホームセンターの売り場みたいだ。
ちょっと変わった面白い便器コーナー
世界の便器および浴室コーナー。
海外展開もしているTOTO、世界が違えばトイレも違う。地域性があるのですね。
・・・そんな感じで、駆け足気味で展示物をチェックしても、あっという間に1時間が経過しました。
「便器」という生活に欠かせない製品であるため、それは誰でも馴染みのあるもの
ふらっと見るつもりが、思わぬ展示量に圧倒でした!!
便器に見せかけて椅子。
いやー、TOTOミュージアムは結構面白かった。これは是非とも立ち寄って貰いたいですね。
そんなこんなでTOTOミュージアムでした。
帰りは目の前のバス停に小倉駅方面のバスが来てたので飛び乗りました。
「せっかく小倉に来たので」という事で資さんうどんに寄り道。
定番商品の「肉&ゴボ天うどん」をいただく。観光地メシもいいけど、地元のメシもいいよね。
おい、資さんうどん!!
という訳で、TOTOミュージアムの話でした。連休の話題は続きます。