けっこう満席。全線開通した豊肥本線と「あそぼーい!」とレンタカーでぶんぶんGO!!

IMG_9143
タイトルは適当です。

さて、この9月の連休は「九州行こうぜ」「豊肥本線乗ろうぜ」とかで話が始まりまして、
2日目は豊肥本線を乗り通して大分へ向かう途中に、寄り道観光をする感じの行程となりました。

色々見て回りましたが、ざっくりと紹介。

このページはこちらの記事の続きです。

ただし特急が特急に抜かれます・・・。 JR九州では数多くの観光列車が運行されていますが、割と古参なのがこの「いさぶろう・しんぺい」号 本来は南九州の肥薩線で運行している列車ですが、今年の豪雨の影響により運行を休止中。 そこで、鹿児島本線(博多-門司港)を期間限定の臨時列車として運行していたので

IMG_8955
2020年9月20日()。おはようございます。
GOTOトラベルキャンペーンでお安く泊まった駅前のビジネスホテルで朝を迎える。

今日も新型のアレに気をつけつつ、旅行をしましょう。

IMG_8959 IMG_8958
全国に店舗がある「東横INN」は朝食が無料なのですが、博多は外部から進入して無銭飲食する輩がいるんですか?
こんな注意書き初めて見たぞ・・・。

IMG_8963
さて、駅前のホテルだったので、あっという間に朝の博多駅。アクセスが良いのは楽ですね。
大都市の駅舎や駅ビルも各地域や企業の特色が出てくるので、駅を見るのも旅の楽しみのひとつ。

IMG_8957
昨日引き換えておいた商品券で昼飯用の弁当を購入。(写真撮ってなかった)

IMG_8980

「みんなの九州きっぷ」
は差額なしで九州新幹線にも乗れてしまうステキきっぷ。
豊肥本線へ乗るために、まずは博多から新幹線で熊本駅へ。

IMG_8986 IMG_8988
博多始発なので自由席でも十分なのですが、指定席券の枠が空いてるので広々な指定席で移動。

IMG_8999
筑後平野や朝陽を眺めつつ、熊本へ。

IMG_9011
つつがなく熊本駅に到着。時刻はまだ朝の8時なので早いっすね。

IMG_9015
2016年の熊本地震より長らく一部区間が不通になっていた豊肥本線でしたが、
大がかりな災害復旧工事により本年8月に全線開通という運びとなりました。今日はこれに乗りますよ。

IMG_9013
駅ビルの売店に「おべんとうのヒライ」があったので「ちくわサラダ」買おうと思ったのですが
朝8時の開店直後すぎてまだ店頭に並んでおらず購入出来なかった。残念。

IMG_9020
豊肥本線といえば「特急あそぼーい!」や「九州横断特急」が運行されておりますが、
運行本数も少なく、また「あそぼーい!」の指定席が取れずに途中までは普通列車で移動です。

車内は学生やら旅行者などで結構な混雑でした。

IMG_9024
肥後大津から先の区間はディーゼルの単行列車

IMG_9026
考える事は皆同じなのか、ディーゼルの単行列車はクソ混雑。
この連休は全国でクソ混雑な光景が見られたようで、観光業界としては有り難い事ではありますが。こんなに混むとは。

IMG_9056
列車の中央辺りで立ってたお陰で、列車の左右どちらの景色も見られたのは良かったかも。
写真は立野のスイッチバックで横から姿を現した線路。バラストが真新しく復旧工事で手を入れたのがよく分かります。

IMG_9062
立野を越えると、阿蘇の外輪山の内部に入り、車窓からは美しい阿蘇山の姿が見えてきます。

IMG_9079
新しく架けられる「新阿蘇大橋」の工事風景を見つつ

IMG_9083
地震によって崩落した阿蘇大橋の橋桁は、まるで時が止まっていたかのように崩落したそのままの状態である。

IMG_9089
地震により大規模崩落した斜面。
落石や更なる崩落が起こらないように対策工事が行われた。

IMG_9093
線路に並行している国道57号線も不通状態が続いており、訪問時は開通を控えている状態。
この道路も10月3日に開通となりました。

IMG_9100
他にも「北側復旧ルート」という立野エリアをバイパスするトンネルも同日10月3日に開通しており、
阿蘇エリアへの交通の便は大幅に良くなったと言えよう。

IMG_9104
そんな全線開通の豊肥本線。
フリーきっぷの効果か、コロナ自粛の反動なのか、車内が賑わっているのは良いことです。

IMG_9120
阿蘇駅で下車しました。

IMG_9121
阿蘇駅から見えるのは雄大な阿蘇山の姿。今日は晴れてて良かった!
ここから阿蘇山へのシャトルバスも出ているようで、そちらへ乗り換える乗客も多かった。

IMG_9143

阿蘇で大勢の乗客が降りるらしく、「あそぼーい!」の指定席券は「阿蘇→豊後竹田」で取れました。
ここからは特急列車で先へ向かいますよ。

IMG_9157
「あそぼーい!」も皆さんご存じ、水戸岡鋭治氏による「ドーンデザイン」な車両です。
車内は旅行者で満席、というか鉄っぽいオッサンや兄ちゃんが多数を占めているような・・・。

IMG_9171
車内の様々な装飾もドーンデザイン。水戸岡イズムを感じますね。

IMG_9169
しかし「あそぼーい!」に使われるキハ183系は様々なコンセプトの特急列車として運行されている経緯があり
所々でそのボロさを見る事もあるが、まだまだ豊肥本線の顔として頑張る感じなのかな?

IMG_9177
博多駅で買ったチキン南蛮弁当。
490円+袋5円+袋5円で500円の商品券を使って実質ゼロ円。全然お金落として無くてすまない・・・。

IMG_9194
県境を越えて豊後竹田駅で下車。ホームでは「荒城の月」が流れるのだが、ちょっと不気味。

IMG_9202
レトロ調な豊後竹田駅の駅舎。
なんか地元の学生がタクシーの横で集まってるので、何かあるのか見に行ってみると。

IMG_9201
駅長ネコの「ニャーちゃん」が昼寝してました。
もう老猫で日々をほぼ寝て過ごしているそうだ。邪魔しちゃ悪いね。

IMG_9206 IMG_9207
ここからレンタカー観光。駅前に大手のレンタカー屋は無かったのでGSでニコニコレンタカーを借りる。

IMG_9208
そして向かった先は、お隣にある豊後大野市の原尻の滝。

IMG_9213
あれ、ここ3ヶ月前に来たばかりじゃねーか!!

まさかこんな短期間で再訪問する事になるとは。いや、通り道だったし寄っただけです。

タイトルそのままです。大分県には過去にも訪れた事があるのですが、出来れば未訪問の地へ行きたいですよね。 という訳で、1泊2日の大分県観光の後半はレンタカーでドライブする事にしました。 目指すは大分県の県南部と県西部。事前に調べたメジャーなスポットを訪れます。

IMG_9221
メンバーを乗せて更に移動。

IMG_9229
同じく豊後大野市にあるのは「沈堕の滝」および「沈堕発電所跡」という観光スポット。

IMG_9239
石造の沈堕発電所跡。
明治42年に別府と大分を結ぶ「豊後電気鉄道」へ電気を送るため、この地に発電所が建設されたという。

IMG_9249
役目を終えた水力発電所ですが、現代でもその外壁が残っている。
内部から見るその姿はまるで神殿のよう・・・?

なんか、スマホゲーの新聞全面広告の大分版に使われたらしいですよ。(雑な説明)

IMG_9271
このあたりはジオスポが多いんですね。
滝はあまり近付いて見られないので、さっきの「原尻の滝」よりは見劣りしてしまう。

20200920_055350797_iOS
「のんびり観光する」なんていう選択肢はどうやらこのメンバーには無いらしく、
沈堕の滝を早々に後にして再び竹田市へ戻り、長湯温泉の「ラムネ温泉館」を訪れた。

なか途中で県道ならぬ「険道」にハマって死ぬかと思った。(自分が運転してたので写真はない)

20200920_055429651_iOS
ここ長湯温泉が全国屈指の炭酸泉で有名な温泉街。
いくつかの温泉宿と地元民向けの共同浴場がありますが、それほど広い温泉街ではない。

ここでシュワシュワでぬるい温泉でしばしの休憩。珍しくて「いかにもな温泉」で最高でした。

20200920_060224965_iOS
後半は運転を交代してもらい、長湯温泉を後にする。

IMG_9289 IMG_9291

「なんか『B29墜落の地』って書いてありましたよ!」
という事で急遽寄り道。
幹線道路をはずれ、地元民しか通らないような道を抜けると、何やら看板が出ている。

IMG_9298 IMG_9299
車を降りて整備された歩道をしばし歩くと・・・。

IMG_9302
そこには慰霊碑がありました。

IMG_9305
昭和20年、太平洋戦争の際に米軍のB29機がここに墜落したと記されている。
搭乗員は途中で脱出したと書いてあるが、地元民に拘束されフルボッコになったという。

IMG_9312
一部分だけ凹んでいるこの場所にB29機が墜落したのだ。

IMG_9317
旅行先で知った、戦時中のひとつの出来事。慰霊碑に手を合わせその場を後にした。

IMG_9325
豊後竹田駅前の市街地まで戻ってきました。
最後の立ち寄りスポットは広瀬神社。竹田市出身の海軍中佐、広瀬武夫を主祭神とする神社。

IMG_9328
海軍払い下げの品々が展示されている。(適当な解説)

IMG_9346
あまり旧日本軍に関する事柄に関心が無かったので、熱心に撮影する同行者を尻目に竹田の街並みを見ていた。

ひとり旅だと、どうしても自分が感心あるかどうかでルートが決まってしまうが
今回は同行者それぞれの案を練り込んで決まり、自分では行かないような所に足を運べた事は良い点でした。

IMG_9347
帰りに乗る列車の30分前に車を返却。色々詰め込みましたが、時間の余裕はありましたね。

IMG_9355
そんな感じで豊後でぶんぶんGO!!でした。これから列車に乗って大分駅へ抜けます。

<フェリーの話題に続きます>

最上位グレードの「デラックス」(通常2名利用)を4人で使うの図。 という訳で、今回の旅の目的のひとつ、さんふらわあ乗船となります。 九州(福岡)へ行き、豊肥本線を乗り通し、大分から関西へ帰るという周遊プランでございました。 タイトルに書いたように、フェリーの利用もGOTOトラベル対象という事で
コピペ用
関連する記事