北海道は鉄道遺産がいっぱい。旧士幌線の廃線跡を見て千歳に帰る話。
はい、タイトルそのままです。
メインの見所は前回の「タウシュベツ川橋梁」なのですが、その後に千歳に帰るまでの話題を
ぱぱーっと紹介したいと思います。はい。
このページはこちらの記事の続きです。
タウシュベツ川橋梁見学ツアーを追えて、朝食を頂いた後に温泉で体を温めてからのチェックアウト。
外は相変わらず我々を歓迎してくれない大雨。
今回の旅のメインがタウシュベツ川橋梁だったので、あとはもう新千歳空港へ帰るのみ。
折角だし寄り道しながら帰る事にしましょう。という訳でまずは温泉街のはずれにある「上士幌町鉄道資料館」へ。
かつて士幌線の糠平駅のあった場所に建てられた資料館。士幌線に関する品々が展示されています。
全国によくある、廃線となった路線を紹介する系の施設ですね。
廃線前の全駅をパネル展示してあり、大小様々な駅があったのだなぁと。
タウシュベツ川橋梁があった場所は、ダム建設のために新線に付け替えられました。
その路線の位置関係もジオラマで表現されているので非常に分かりやすい。
保存されていた時刻表。列車が上下線合わせて9本しか運行されていなかったのか・・・。
表には車掌車が置いてありました。
観光用のトロッコ列車の線路と、踏切も置いてあります。
トロッコ線路はずいぶんと奥まで続いているようでしたが、雨降りでしたしそっちは行かずに撤収。
それでは帯広方面を目指して移動しましょうかね。
写真は線路付替の元となった糠平ダム。国道から見えますよ。
士幌線はほぼ国道と同じルートを辿っていたため、廃線遺構は比較的簡単に見る事ができます。
例えばこれは、タウシュベツ川橋梁と同じように、観光資源として紹介されている「第四音更川橋梁」
中央が無くなっているのは崩落したのではなく、撤去したとの事。
こちらも士幌線の「第三音更川橋梁」はとても大きく、橋長71mのアーチ橋だという。
WEB上の資料を見ると橋に転落防止柵は無かったのだが、近年工事で追加されたのだろうか?
他にもアーチ橋は多くあるらしいですが、全部は見てらんないので軽めの探訪でした。
引き続き天気の悪いなか国道を進む。
士幌町にある士幌鉄道記念公園。こちらは駅舎やホームがそのまま残っている系です。
駅舎も当時のまま残っていますが、内部は施錠されており入れず。
ポイント切替の装置。ワイヤーが切れてるし動かせないように固定されていました。
ホームに車両とか保存されているのが廃線跡施設あるあるなのですが、
何故かこの士幌駅に保存されているのは貨車と車掌車。もっとメジャーな車両は貰えなかったのか。
途切れる線路。うーん、ノスタルジー(適当な感想
昼飯の時間だったので、音更町にあるショッピングセンターに入居する「カレーショップインディアン」へ。
有名な観光メシ、というよりは地元に愛される系のローカルカレー店ですね。
ちょうどお昼だったので、店内は待ち行列が出来るほどの混雑。
特に尖った特徴はないが、老若男女で賑わう店内で美味しいカレーを頂きました。
あとはIC近くの柳月とか寄ったりして、千歳に向けて出発。
変わらず雨降り・・・。なんか今回の旅行はほぼ雨降りでしたね。
そして8月だというのにホットの缶コーヒーを買うことになるとは。
いや、マジで北海道寒かったんだよ。8月とは思えんわ!!
特に事故にも通行止めに遭うこともなく、無事に千歳へ。
いつもの時間調整スポットへ。実に鈴木愛奈である。
邪神ちゃんドロップキック!のパネルも健在。
と、そんな感じの帯広ドライブでした。余裕をもって早めにレンタカーを返却。
空港ターミナルも一時期よりは人の賑わいは増えたのかな・・・?
それでも夏の週末の北海道という状況下にしては人が少ないのは確かだ。
もはや定番となっているラーメン屋で晩メシ。美味い!!
ターミナルでお買い物ののち、保安検査場を通過して搭乗ゲートへ。
グッバイ北海道。きっとまた来るよ!!
そんな感じで、GOTOトラベルキャンペーンを利用した北海道鉄道遺構探訪でした。
世間ではGOTOトラベルの効果もあり、観光業界が賑わいを取り戻しつつありますが、
例のアレなウイルスはまだまだ油断の出来ない状況ではあります。
旅行が全てダメという事ではないので、この機会に様々なスポットを訪れるのも良いかと思います。
<士幌線の話題でした>