自然の歴史のまち。長崎県島原市をふらり歩いてみたお話(前編)
島原へ行きたかったんだ・・・!
日本全国、行ってみたい所は数多くあり、島原もそのひとつでした。
っという訳で2018年の大型連休を使って長崎行きの飛行機を手配。初めての島原へ訪れる事となりました。
2018年5月4日(金)。おはようございます。
旅の始まりはセントレア。朝の保安検査場渋滞も見慣れた光景になりましいたね。
更には連休の中日という事も在り、普段の週末より一層の混雑っぷりを見せてくれます。
保安検査場を抜けて搭乗ゲートまで行ったら、ちょうどドリームリフターが着陸した所だった模様。
駐機場の隅っこでは見たことありましたが、それ以外の場所で見るのは初めてだ。ちょっと嬉しい気分。
今回向かう先は長崎県の島原半島。利用する空港はもちろん長崎空港ですね。
他にもルートはあったりするのですが、無難な方法でのアクセスとなります。
つつがなく飛行機はセントレアを出発。
空から見えた関門海峡。
今回初めて機内Wi-Fiサービスが使える機材に乗ったので、ずっとiPhone凝視してたら気持ち悪くなった。うえっ
ゲロゲロ気分で長崎空港に到着。ここ利用するの2年前の訪問に引き続き2回目ですね
長崎空港到着後は列車で島原へ移動。
しかし長崎空港に鉄道は来ていないので、まずは空港から路線バスに乗ります。
最寄りのJR大村線、大村駅にて列車に乗り換えます。大村愛知県知事(2018年現在)
数駅先の諫早で島原鉄道へと乗り換えます。
ちょうど駅舎の工事とかやってましたが、九州新幹線長崎ルートの工事なのかな?
事前に調べておいた島原鉄道の列車へと乗り換え。
ここまで割とスムーズに移動出来て効率が良い反面、初めて来る駅を乗換だけで素通りしてしまうのも少し寂しい。
諫早ではそれなりに乗客が居た島原鉄道も、先に進むにつれ地元民らしき人は順々に下車する。
ボックスシートにひとり座り、のんびりローカル線で旅行気分。
島原まで一直線でもよかったのですが、それでは面白くないので訪問前に途中駅を色々調べてました。
そうしたら島原市にある大三東(おおみさき)駅というのが見所らしい。ちょっと降りてみました。
冒頭の写真にも使いましたが、この駅はフォトジェニック的なスポット
早い話が「インスタ映え」する駅ですね。このホーム自体がほぼ岸壁となっており、隣はもう有明海なのです。
海に近い駅といえば、愛媛県のJR下灘駅が有名ですが、あちらより海が近いのは間違いないでしょう。
ホームに並ぶのは「幸せの黄色いハンカチ」という、町おこしのために設けられたものらしい。
この駅に降りたついでに、駅近くにある地元の飲食店で昼ごはんを食べようと思ったのですが
足を運んだら貸切営業の貼り紙があってとんぼ返り・・・。運が悪いなぁ。
まぁ・・・。のんびり列車を待ちましょうか。
結局のところ約30分後にやって来た列車に乗り、島原駅へと向かいました。
はい、という訳で今回の目的地。島原駅へと到着しました。
なんかどっかで見たような妖怪的なキャラクターが居るんですけど!
よく見ると漫画「妖怪ウォッチ」の作者、小西紀行さんによる島原市公式キャラクター「島原守護神しまばらん」だそうだ。
小西紀行さんは島原市出身という縁で実現したという。てっきりパチモンかと
島原の観光スポットは色々あるようですが、まず手近な所で島原城へ行きましょう。
島原駅から徒歩圏内で、駅からすぐ見える場所に立地してます。
今日は風が強いが良い天気だ。奥に見えるのが普賢岳かな?
青空によく映える島原城。その築城主は松倉重政
天守は5階建てであり、内部はどこの復元天守によくある博物館方式。
博物館の紹介はすっ飛ばして最上階の天守へ。
天守からの景色は良く、有明海の水平線がよく見えますね。
対岸の熊本県もよく見えるぞい!
こっちは西の普賢岳側。
島原城も程々に次のスポットへ徒歩移動。やって来たのは旧武家屋敷通り。
今や普通の住宅街になっていますが、この通りは武家屋敷だった頃の名残があるとか。
例えば、ずらっと続くこの石垣は武家屋敷時代から引き継いでいるもの。
また、3件の武家屋敷が当時に近い形で残されており、無料で内部の見学が出来るようになっています。
そして島原の要素といえば、湧水。
市内のあちこちで水が湧いており、銀行の敷地内からも水がざぶざぶ湧いているほど(十八銀行島原支店、十八の泉)
しまばら湧水館にあった湧水マップ。赤い点が湧水地のようだ。
そんな島原の湧水を使ったフォトジェニックなスポットが、こちら「四明荘」
日本家屋と立派な庭園なのですが、見所はやはり池に突き出したこの座敷。
池に突き出した縁側がやはり人気で、人がひっきりなしに入れ替る。
人が居ない所を撮影するのは難しそうだ・・・。
なお施設は有料で300円。お茶を出して頂けます。
しばらく歩き疲れたし、ここで休憩しつつ今後の行動予定とバスの時刻表を睨めっこ・・・。
方向性も決まったし、時間調整も兼ねて街なかを歩いてみましょう。
水路に流れるのは豊富な島原の湧水。
そして水路を泳ぐ鯉の姿。
出たー!!妖怪島原守護神しまばらんだ!!
歩いてたら遭遇した島原市公認キャラクターの姿。
そんなこんなの島原ですが、長くなったので続きは後編へ。