ゆるキャン△に感化されて、しらびそ高原で初めてのキャンプをした話。

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にわかというか、ミーハーというか、そんな話はさておき。
登山とキャンプって何だか(持ち物的な意味で)近い気がするので、温かくなった頃合いをみてキャンプに挑戦しました。

舞台探訪的な意味合いでは、作中に登場するキャンプ場へ行きたい所ですが、
今そこへ行くと同じ事を考えるキャンパーっとバッティングするのもなんだかアレだったので、別の場所を検討。

選んだ場所は長野県飯田市、標高1,900メートルにある「しらびそ高原山岳オートキャンプ場」
景色も良くて良い感じじゃないですか?そんな初キャンプも模様をさらっと紹介。

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行くぜ恵那山トンネル!!

お決まりの書き出しによりスタート。今回は中央道に乗って南信地方が目的地。
諏訪より手前なので、名古屋からもそんなに遠くないからロケーション的には有り難い。

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しらびそ高原へと向かう続く三遠南信自動車道はまだ建設中。
なので三遠南信道に接続する飯田山本ICではなく、買物も兼ねて飯田ICで車を降ります。

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ロードサイドにあったバローで夕食と明日の朝食の食材買いだし。
南信に来てまで岐阜のスーパーを使うのはまぁ偶然です。

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こちらはホームセンター綿半にて、キャンプ用の薪を購入。
後々に調べたらキャンプ場でも薪は販売していたようですが、情報が分からなかったので念のため購入しときました。

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買物も済んだところで、向かうは矢筈トンネルとしらびそ高原。

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途中、対向車とのすれ違いもままならないような険しい道をしばらく通り抜け・・・

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山奥に突如現われた高規格道路。これが三遠南信自動車道の矢筈トンネルである!!

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道路標識も高速道路などに使われる緑色表記。
矢筈トンネルは三遠南信自動車道の一部区間なのですが、トンネル部分だけ先行して開通したため
実質「自動車専用トンネル」みたいな状態になっています。中央道と繋がる日は、まだ先か・・・。

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矢筈トンネルへは飯田市上村へとワープトンネル。いざ、しらびそ高原へ!!

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・・・で、山岳地帯特有のカーブの連続でゲロゲロに乗り物酔いしたところでしらびそ峠へ。

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しらびそ峠から見える南アルプスの山々。今日は晴れて良かった!

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しらびそ峠から数分の「ハイランドしらびそ」に到着。
ここは宿泊施設なのですが、ここが管理している「しらびそ高原山岳オートキャンプ場」が今回の目的地。

事前に予約してあったので窓口での手続きはすんなり済み、キャンプサイトへ移動します。

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ハイランドしらびその建物からちょっと移動した所がキャンプサイト。

既に先客のキャンパーがいらっしゃいました。車のナンバーから察するに東京から来ているようだ。
結局のところ、この日のキャンプ利用者は我々を含んで2組だけでした。まだシーズンには早いからね。
(標高1,900メートルあるので5月中旬でも深夜は気温0℃になる)

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とりあえず、到着したのでテントを設営しましょう。
この日の為に購入したNaturehikeという中国メーカーのテントです。軽量テントなのに有名メーカーよりかなり安い。

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キャンプサイトは駐車スペースを含んで8メートル四方と案内されていました。
なので1-2人サイズの登山テントなら3つは設営出来るんじゃないでしょうか?

ちなみに、今回は2人で行って別々のテントを立てました。登山テントは狭いからね。

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中華テントの内部はこんな感じ。ソロキャンプで使うには十分広いかと。

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中華テントに中華キャンプチェア。これで合計2万円以内なのですが、はて耐久性はどんなもんじゃろ?
(※隣の人のテントとチェアは3-4倍するらしい)

<Amazonの商品リンク貼っておきます>

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夜は寒くなるので、家にあったブランケットを持参しました(ゲーセンの景品)
これひとつでオタク色が濃くなったぞ・・・。

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信州名物「おやき」ではなく、ゆるキャン△の作中で登場した肉まんをホットサンドメーカーで挟んだやつ
バターの風味が利いて、更にパリッとした表面が最高に美味しかった。自然のなかで食べるメシは最高だな!

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さて、テント設営したら夜までやること無いや・・・。

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あぁ、そうだ。薪割りやんなきゃ。
ホームセンターで一緒に手斧買ってきたし、これでバシバシと薪を作るよー!

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現実は想像ほど甘くは無かった。全然割れないでやんの!!

道具が悪いのか腕が悪いのか、薪が悪いのか全部悪いのか理由さえも分からないけど
とりあえず全然割れなくて難儀しましたわ・・・。

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諦めて風呂に入ろう。キャンプ場でも風呂に入れるのは有り難い。
(キャンプ利用者はハイランドしらびその風呂を200円で利用できる)

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窓からは南アルプスの山々が見える。露天風呂でないのが残念!

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風呂から上がって、キャンプサイトに戻って延々とKindleの漫画を読む。
キャンプに来てまで何やってんの、って話ですけど屋外で漫画読むのもまた非日常で楽しい。

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そろそろ陽が沈む時間帯かな?
キャンプ場より東に位置する南アルプスは若干赤く焼けている・・・?

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続いて西の空。
中央アルプスに沈む山々が見える予定だったのですが、曇っていて夕陽はイマイチでした。

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さて、辺りが暗くなる前に晩ごはんにしましょうか。
落ちてた木の枝、持参した木炭、薪割りを諦めてそのままの薪をキャンプサイト内の炉に並べます。

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持参した焼き網を置いて、さぁ焼き肉にするかー!!

なお、ここまで火をおこすのに既に真っ暗になってる辺りはお察しください。
火起こしも慣れてないと手こずって異様に時間を食ってしまった。

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BBQというか、殆ど肉でした。キャンプ焼き肉。
世の中のキャンパーはちゃんと食材を串に刺してBBQしているのだろうか?(調理するまで余裕はなかった)

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世間のキャンプ場がどうなっているのか分かりませんが、このキャンプ場には「灯り」なんてのは一切無く
持参したLEDライトと登山用のヘッドライトだけが頼り。灯りを消すと真っ暗闇の世界です。

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飯も食い終わり、薪割り出来なかった太い薪を持って帰るのも面倒なので、何とか燃やしきれないかと格闘。

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そして流れるゆるキャン△の映像。

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ぼーっと炎の揺らぎを見つつ、食後の珈琲を飲んで体を温めるなど。

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何だかんだで食後から2時間くらい焚き火をしていた。おかげで薪を殆ど燃やしきる。
ここにサツマイモを投入して焼き芋を作ると良い感じになりそうですが、不用心だし腹一杯だし水で消火する。

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温度計の数字はゼロを指す。うひゃー、寒いはずだ!!

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体が冷える前にテントと寝袋に入りましょう。

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この中華テント、どう見ても冬山には対応していない構造で、ちゃんと夜を過ごせるのか心配でしたが
登山用のマット、シュラフ(寝袋)、念のための毛布で寒さは感じませんでした。

それにしてもテント泊は今回で2度目ですけど、夜中に強風でテントが揺れてる時とかすげー不安ですよね。
(音が響くので目が覚める)

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翌朝。キャンプおじさんの朝は早く、日の出前に目が覚めて行動を始める。

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南アルプスと日の出・・・を見ようと思ったら曇ってて見えませんでした。

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昨夜の残り物の肉まんを再びプレスして食べたり

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ホットサンドウィッチを作ってみたり。

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うん、初めての割にはそこそこの仕上がりかなと。
野菜の代わりに焼き肉用のサンチュ(残り物)を入れたけど、これは合わなかったわ。

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ぎゃー!小粒の雹が降ってきたー!!

昼までは雨降らない予報だったのに、もうその兆候じゃないですか!
こりゃさっさと撤収した方が良さそうだ。

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朝食後はテントを撤収して手際よく後片付け。
午前8時前には既に車を出していました。もうちょっとお寝坊したかったけど、雨降りは最悪なのでねー

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帰る頃にはすっかりどしゃ降りとなってしまいました。

総評としては、なかなか楽しい体験ではありましたが、技術面としては全然ダメでしたね。
けれども、しらびそ高原は良いキャンプ場だったし、今回を経験して次はもっと手際よく出来ると思うし
またキャンプに行ってみたいなーっと思いました。テントも買っちゃいましたしね。

また良いキャンプが出来ますように。

キャンプでした

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