祝!世界遺産登録。三井三池炭鉱「宮原坑跡」の保存施設を見てきました
□この記事は『「万田坑ステーション」の保存施設を見てきました』の続きの記事です
引き続き三井三池炭鉱関連遺産めぐり。続いては宮原坑跡へ
巻揚機室と竪坑櫓が残るこの場所も、万田坑ステーションと同様に2015年、世界遺産に登録されました。
規模は小さいものの、街中にぽつんと残るそれは見応えのあるものでした。
万田坑ステーションから車で移動。
幹線道路沿いとかではなく、住宅地のなかにあるのでナビ無しではちょっと分かりにくい。駐車場は完備
普段は柵で囲まれており、正月に訪れた時もその柵の外からしか見られませんでしたが
世界遺産登録を受けて、ボランティアスタッフの管理のもと本日は公開されていました。
まず、こっちの赤レンガの建物が竪坑巻揚機室
巻揚機が置いてあるビジュアルは・・・万田坑のそれとあまり変わりませんね
あ、近代化産業遺産の認定証だ。あんまり大切に保管されてない感・・・
続いてこちらが宮原坑第二竪坑櫓。
白い鉄骨櫓は遠くからでも目立ちますし、シンボルと言っても過言ではないだろう
三川坑にあった斜坑に比べると、やっぱり坑口は広くない
ここから炭車などを出し入れしていたと思うと、効率が悪かったんだろうなと
三川坑、万田坑と同様に坑口は塞がれていました。残念
ともあれ、今日は近くで見られて良かった・・・!
他の産業遺産に比べてちょっとマイナーですけど、見応えのある重要な遺産です。
そんなこんなで、さらっと宮原坑跡の紹介でした。