ムーンライトゆかりん

□この記事は『京阪電鉄：石山ともか編』の続きの記事です

第1回の全国“鉄道むすめ”巡りから2年。再び参加となりました和歌山電鐵

という訳で、京阪に引き続き鉄道むすめスタンプラリーの話題。表題のとおり和歌山電鐵です
和歌山電鐵といえば「ねこの駅長」で有名な会社。そして運行する電車もちょっと変わったものが走っていますね

ねこの駅長の現状など、2年ぶりに訪れた和歌山のお話です。

 
京橋から大阪環状線に乗って天王寺へ。そこから和歌山へは紀州路快速に乗車

日中は15分毎に運行している、関西国際空港と和歌山行きの快速電車。(日根野で分割)
時間の関係か、紀州路快速の方の車両は特に混雑する事もなくまったりムードで約1時間

2年ぶりにやってきました。終点の和歌山駅に到着

 
「和歌山電鐵って何番線だっけ・・・？」
と、駅の案内版で確認しようと思ったら、そこにはねこ駅長「たま」のイラストが掲示されているじゃないですか。

別の案内版にも和歌山電鐵貴志川線の部分には「たま」のイラストが。

和歌山電鐵のホームに続く階段には、前回と変わらず「たま」のイラストが多数並んでました
これなら初めて来た人でも分かりやすいですね (※和歌山電鐵のホームと改札口は、JR和歌山駅の改札内にある)

和歌山電鐵のホームへ上がってきました

 
肝心の「たま駅長」は本日不在の模様。代わりにニタマ駅長が貴志駅に勤務しているとの事。
以前より両駅長の休暇が増えているような気がするのは、ねこの高齢化問題か

650円のフリーきっぷを購入。ねこ駅長が居る終点の貴志川駅へ往復するだけで元が取れます
スタンプのある伊太祁曽(いだきそ)駅にも寄るので、運賃負担が少なく済むのは有り難い

ホームに居たのは、和歌山電鐵のおもしろ電車のひとつである「おもちゃ電車」

車両のデザインはドーンデザイン研究所の「水戸岡鋭治」氏によるもの
この記事を書いている頃合いですと、九州の豪華列車「ななつ星in九州」のデザインをされた方

おもちゃ電車については前回紹介しているので今回は割愛

 
こちらは和歌山駅のホームに掲示されていたもの
これを見る限り利用者の目標には及ばないものの、和歌山電鐵誕生から少しずつですが増えているみたいですね。

 
途中駅でかつ、鉄道むすめのスタンプが置いてある伊太祁曽駅で下車

ワンマン運転による車内精算により、きっぷのやり取りは行わない改札口
無人駅ではなく、こちらは有人駅となり駅員が何人か常駐しています

そしてこの伊太祁曽駅が和歌山電鐵の本社だそうで。
地方ローカル線となると、本社は機能が駅舎に収まってしまうのか

前回と同じ場所に鉄道むすめスタンプを発見

それではぺたんと、和歌山電鐵「神前みーこ」のスタンプ回収です。

これで3個目のスタンプとなりましたが、残り8ヶ所。まだまだ長い

 
前回来た時は伊太祁曽駅にニタマ駅長が勤務していましたが、本日は不在
この駅は有人駅である事を利用して、多くのオリジナルグッズを販売。ショーケースがびっしりだ！

日中は30分間隔で運転しているため、スタンプを押した後は時間を持て余す
ふと駅の外に出てみたら、駅前に白いテントと、その下に居る男性と話をする駅員の姿

何をやっているんだろうと近付くと、どうやら外のテントでも物販をしている模様

という訳で、地元の和菓子店で作られたといういちご大福(170円)とわらび餅(150円)を購入
地方ローカル線の収益に結びつく営業努力の一部を垣間見た気がします
(実際にこれの収益がどうなってるかは不明だが、販売していたのは駅員と思われる)

記念撮影用のたま電車パネルなんかも置いてありました。

終点の貴志川駅には駐車場が無く、公式には伊太祁曽駅近くの駐車場を利用するように案内されています
私がスタンプを押して次の電車を待つまでの間に、車で訪れて切符を購入したのは3組
たま駅長が始まり何年か経過していますが、遠方から訪れる人はまだまだ居るみたいですね

次にやってきた電車も「おもちゃ電車」と並んで面白いデザインの「たま電車」

車両の中と外の両方に数多くの「たま」の姿が。
そして色々な種類の座席が並んでおり、どこに座ろうか考えてしまうような内装。何度見ても面白い

電車の方は前回紹介したのでさておき、終点の貴志川駅に到着

 
駅舎内の一角、専用のゲージ内で勤務するのは、和歌山電鐵スーパー駅長の「ニタマ」
ウルトラ駅長の「たま」が不在の時は、伊太祁曽駅から貴志川駅へとやって来ています。

しかしまぁ、写真のとおりゲージ内でお昼寝中。こんな駅長でも集客に繋がっているのがまた凄い

貴志川駅は2010年に現在の「たま駅舎」に改築され、観光の拠点となっています

ってか何かか居るし！

これはこれはウルトラ駅長。人間サイズに巨大化してしまって・・・という冗談はさておき
たま駅長が休みの代わりに、こうやって駅に現れているのでしょうか？

記念撮影用に和歌山電鐵の制服も貸し出しており、こっちの「たま」も観光客に人気の模様

駅舎内のカフェで売られてた、たま関連商品。以前より増えている？

駅舎に置いてあった、たま駅長に関する案内書き
「和歌山電鐵で猫の駅長ってのをやっている」という事は知っていましたが、商店の飼い猫だったとは

そんなこんなで、スタンプ押しがてら2年ぶりに訪れた和歌山電鐵でした。
おもしろ電車にねこ駅長など、話題は出し切った感もありますが、この鉄道会社の「次の一手」が気になりますね

<過去記事リンク>
□18きっぷ紀行2009春。紀勢線紀行！(その４：わかやま電鉄編)
□「全国“鉄道むすめ”巡り」で全国6事業者のスタンプラリー！行ってきました和歌山電鐵編