「全国“鉄道むすめ”巡り」で全国6事業者のスタンプラリー!行ってきました和歌山電鐵編
新しいスタンプラリーが始まりおった!
と、いう訳で2012年2月より「鉄道むすめ」と全国6事業者によるスタンプラリー企画が始まりました
過去に「三陸鉄道」「銚子電鉄」「広島電鉄」の3事業者で似たような企画があったのを覚えている方も多いかと
今回はそれと同じような感じ。でも今回は全国6事業者ですよ6事業者!倍ですよ倍!
倍!とはいえ前回より範囲は狭めだし、スタンプの設置期間も半年間あるので何とか行けそう?
そう思ったので、まずは18きっぷ片手に和歌山電鐵のスタンプを押しに行ってきました
名古屋から大垣と米原で乗換えて新快速で大阪へひとっ飛び!
・・・という一連の流れはすっ飛ばして、大阪環状線で新今宮へとやって来ました
和歌山電鐵へは阪和線で和歌山駅まで行けばいいのですが、折角だし遠回りして和歌山線経由で向かおうかなと
なので、大阪環状線の新今宮から、和歌山線の高田行きに乗換えます。
王寺駅の先から和歌山線に入るのですが、この日の関西はもの凄い強風の日でした
遅れ気味だったダイヤで王寺駅を出発したと思えば、発車直後に停車。そして後退を始めて王寺駅のホームへ逆戻り
強風につき和歌山線が運転見合わせだそうな。ツイテナイ・・・
で、結局は天王寺まで逆戻りして阪和線の紀州路快速に乗車
和歌山線を経由するより和歌山駅に到着するのが早くなったのですが。まぁ仕方が無い
名古屋を出発するのも早かったので、車内で意識が飛んでいるうちに終点の和歌山駅に到着しました
ここで和歌山電鐵へと乗換えるのですが、和歌山電鐵はJRの和歌山駅の9番線を間借りしている形式
なので改札を抜けること無く地下の連絡通路だけで貴志川線のホームへ行けてしまう。近くて助かります
9番線へと続く階段には・・・、おっと「たま駅長」のイラストじゃないですか
しかもいっぱい並んどる!
和歌山電鐵は過去に一度訪れた事がありますが、その時にはこんなの無かったような
そのイラストの元にもなっている和歌山電鐵の猫のスーパー駅長「たま」ですが
さすがに毎日勤務している訳ではないそうで、このように勤務予定が掲示されていました。なるほど
階段を上がって和歌山電鐵の改札窓口へ
主目的の「鉄道むすめスタンプ」が置いてあるのは、途中の伊太祁曽(いだきそ)駅で
スーパー駅長「たま」が居るのは、終点の貴志駅。
1日乗車券が650円で単純往復するだけでも元が取れるらしいので、これを買っておきましょう
一日乗車券買いました!使う日付を削るタイプですね
ちょうどホームに来ていたのは、貴志川線の目玉として改造された「いちご電車」
今はスーパー駅長「たま」の方が有名になりましたが、こっちの車両もなかなかユニークなのです
リニューアルを手掛けたのは、このサイトでもよく名前が出てくるドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏
木目を意識した内装と、デザインされたモケットの柄が特徴ですね。
ドーンデザインな車両は九州に多く存在しますが、こちらは割とごちゃごちゃしてないシンプルな内装?
木目調のテーブルも、ドーンデザインの特徴ですね。シンプルなのも落ち着いた感じで良いですね
伊太祁曽駅に到着。終点のたま駅長も気になりますが、先にこの駅でスタンプを押しましょう
貴志川線は単線につき、いくつかの駅で列車の行き違いを行いますが、伊太祁曽駅はそのひとつ
貴志駅方面からやって来た電車は、リニューアル車両の第2弾「おもちゃ電車」じゃないですか!
後でこの電車にも乗れるといいな・・・。とりあえず先にスタンプへ
そういえば、この伊太祁曽駅にも「たま駅長」の部下が就任しているとかなんとかを和歌山駅で見たような
その猫は居るのかな・・・?
ん・・・あれは?
あ居た。猫が居るぞ!
伊太祈曽駅駅長兼貴志駅駅長代行の肩書きを持つこの猫の名前は「ニタマ」
手作りっぽいゲージの中で、駅長の業務を遂行中・・・?
ただ、猫は基本的に夜行性。すぐにゲージの中で眠ってしまってました・・・
さて、ニタマの観察はほどほどにしといて本題の方へ参りましょう
駅舎内をぐるり見回すと、置いてありましたスタンプ台!
スタンプの台紙は公式サイト上で公開されていますが、数量限定で各事業者にて配布しているとの事
まだ残っていたので、こちらにスタンプを押しておきましょう
スタンプぺったん!
計6事業者のうち左下のスペースが埋りました。残りは5事業者!
ちなみにスタンプの柄は、前回のスタンプラリーと同様にMATSUDA98さんによるもの
スタンプ用にデフォルメされたキャラクターが可愛らしいです
こちらもは数量限定で販売されている限定鉄道むすめフィギュア+ミニスタンプ
スタンプは先ほど押したスタンプの縮小バージョンなようです。
さて、スタンプも押したしニタマは寝ちゃってるし。
この時間帯の電車は30分毎運転なので、適当に時間を潰しとこう
とりあえず駅舎を外から見てみる・・・・。思いのほか駅長目当てのお客さんが多くて驚きだ
この駅が和歌山電鐵の本社だったのか・・・
30分後にやってきた電車はリニューアル第3弾の「たま電車」じゃないですか!
この電車はその名前のとおり、貴志駅のスーパー駅長「たま」をモデルにした電車
車外にも多くのたま駅長のイラストが描かれており、たまオンリーでデザインされたそんな電車です
それじゃあこの電車に乗って、終点の貴志駅に居るたま駅長へ会いに行きましょう
「たま電車」は第3弾という事もあって、初代のいちご電車以上に面白い内装・・・
面白い内装なんですが、お客さんが多いのでよく分かりませんね。皆さん降りてから写真を撮りましょう
貴志駅に到着。乗客が入れ替る隙を狙って車内を見てみましょう
「たま電車」の特徴といえば、いろいろな種類の座席
ソファーだったり座椅子楓だったりベンチだったり多種多彩。どれに座ろうか悩んじゃうくらいですね
ベビーサークルがあったり、たま駅長(イラスト)がゲージに居たり・・・
つり革の輪っか部分が木製。これはいちご電車をはじめドーンデザインな車両では標準ですね
いちご電車同様に中吊り広告は無く、ここにもたま駅長が居ます
連結部分にはのれんが
ドア横にもでっかいたま駅長。
そんな訳で貴志駅に到着しました
たま駅長効果もあり、この駅は2010年に現在の新しい駅舎へと建て替えられたそうで
肝心のスーパー駅長「たま」ですが、ゲージ状の「駅長室」にてお昼寝中でした
駅長とはいえ、やはり猫でしたか。寝ているのでは仕方が無いですね
こちらの写真とパネルで満足する事にしましょう。
駅舎内にはセルフ式のカフェを兼ねた待合所がありました。
こちらの椅子はドーンデザインのやつかな?
駅舎の外観。こちらも水戸岡鋭治氏のドーンデザインによるもの
正面から見ると、猫の姿に見えるらしい・・・?
駅の近くには「たまぷらざ」なる地域情報ステーションがありました
なんだか「たまプラーザ」を連想してしまう名称。ちょうど地元メディアが取材に来ていました
たま電車の次の電車を待っていたら、おっとさっき伊太祁曽駅ですれ違った「おもちゃ電車」じゃないですか!
これで和歌山電鐵のリニューアル電車が全部乗れるぞ!
「おもちゃ電車」はおもちゃのような内装。
モケットのデザインはやや派手で鮮やか。座席も色々な種類があり遊び心が感じられますね
こっちには「たま電車」より大きいベビーサークルがあったり
車内にこんな大きなベビーサークルがあるなんて、一体どんな電車なんだ!?
車内にはガチャガチャもありました
連結部分にはショーケースに入った各種おもちゃが
隣の車両にもショーケースが並んでます
中をのぞくと鉄道むすめが居るじゃないですか。
和歌山電鐵の神前みーこ。さっきのスタンプのデザインにもなったキャラですね
おもちゃ電車に揺られて和歌山駅へ。
面白い3種の電車にたま駅長、これからの和歌山電鐵がどうなるのか楽しみですね。
そんなこんなで、鉄道むすめスタンプラリー「和歌山電鐵編」でした
残るスタンプはあと5つ。設置期限内にめぐる事が出来るのか!?