「全国“鉄道むすめ”巡り」で全国6事業者のスタンプラリー!日本三景「天橋立」の北近畿タンゴ鉄道編

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鉄道むすめ巡りスタンプラリー、和歌山電鐵の翌週に青春18きっぷを使って行ってきました北近畿タンゴ鉄道
北近畿タンゴ鉄道といえば、日本三景でもある「天橋立」のあたりを走ってると言えば分かりやすいでしょうか?

タンゴ鉄道のタンゴとは旧国名の「丹後」に由来。
所在としては京都府ですが、丹後ともなると同じ京都府とはいえ日本海側なので結構遠いんです

・・・そんなこんなで、いつものように名古屋からスターとして天橋立までスタンプを押しに行きますよー!

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「名古屋から」と言っておきながら、米原で新快速に乗換えるまではいつものパターンなのでばっさりカット

いきなり京都に到着したように見えますが、18きっぷだとだいたい名古屋から2時間半くらいです
4月になり徐々に暖かくなるこのシーズン。京都は観光客でたいへんな混雑でございます

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北近畿タンゴ鉄道へのアクセス方法は何通りかありますが、今回は山陰本線経由を選択

京都から園部行きの電車に乗り込み、園部から福知山行きに乗換えて福知山で北近畿タンゴ鉄道線・・・という流れ
8両編成の電車は結構な混雑でしたが、嵯峨嵐山を過ぎたらガラガラでした。さすが観光地だよ嵐山。

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園部で予定通り福知山行きの電車に乗換え。電車もぐっと短くなり2両ワンマン運転でした

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園部から福知山までは1時間ちょっとののんびり旅。
窓からの景色を見ながらぼけーっと過ごすのも、鉄道の楽しみ方のひとつですね

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京都駅から約2時間。福知山へと到着しました

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福知山では6分接続で北近畿タンゴ鉄道線のホームに居るあの列車に乗換えるんですが・・・
実はアレに乗っても、乗換えの宮津駅で接続が悪いらしく時間を持て余す事になるっぽい

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さっきの電車のなかでダイヤを調べてたところ、後続の特急列車に乗った方が到着時間が早い事が判明
なのでのんびりJR改札を出てお隣にある北近畿タンゴ鉄道の窓口へと向かいます

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おっと、早速とばかりに鉄道むすめのポスターが貼ってありました

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駅名標ストラップの案内にも鉄道むすめ「但馬みえ」の姿が
鉄道むすめは地方鉄道の活性化に繋がるのか・・・な?

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窓口へ行って北近畿タンゴ鉄道線のフリーきっぷを購入
その名も「ローカルフリー1回だけ特急きっぷ

なんて分かりやすいきっぷでしょう。これ1枚で普通列車が1日フリーかつ、1回だけ特急が乗れてしまうのです。
このネーミングは何なんだろう。個人的には面白いなぁと思いました

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で、宮津での接続待ちを回避するために特急へ乗るわけですが
結局その特急列車まで50分くらい時間がある罠。あまり意味なかった・・・?

でもまぁ、その時間を利用して駅前のつけ麺屋でちょっと早めのお昼ご飯にしました。

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駅へ戻って列車の確認。乗車するのは11時52分発の特急「はしだて」3号
北近畿地区の特急列車といえば、国鉄の香りのするアイツが現役で走ってるという印象があったのですが・・・

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やったー!新型車両じゃないですかー!

てっきり183系が来ると思ってたら新型の287系がやってきた!
おお、思いもしなかった車両が来たので嬉しい。

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何はともあれ嬉しい新型車両。1回だけ特急の効力を使って自由席へ乗りましょう

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外見もそうでしたが、北陸方面で走ってる「サンダーバード」「しらさぎ」の681/683系と似たような内装
共通化する事でコストの削減を図っているとかなんとか。しばらくの間、これがJR西の特急車両の標準になるのかな?

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適当に空いてる席に座って北近畿タンゴ鉄道線へとしゅっぱーつ!
うーん、さすが新型だし特急車両だし。さっきまで乗ってた普通列車と違って乗り心地は良いですね!

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おっと、大江か。築港線に乗換えて東名古屋港へ・・・、それは名鉄の大江ですね
こんな所に同名の駅があったとは。ちなみに「はしだて」が停車する駅でした

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宮津着。ここで普通列車を乗り継いで乗車する予定だった列車より先に特急は出発します

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宮津→天橋立のひと駅間だけは列車の進行方向が変わるので、座席の向きとは逆向きに走行します
つまり逆走状態な訳ですが、集団で逆を向いてると何だか変な感じ・・・

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あ、海が見えてきました。日本海だー!

太平洋側の愛知県に住んでいる身としては、反対側の日本海は非常に珍しいのです
とは言っても海は海なので、たぶん気分の問題かなぁと

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快適な時間もあっという間。間もなく終点の天橋立駅に到着します。

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ついたー!天橋立駅だー!

名古屋から乗り換え時間も含めて約6時間。結構かかりましたねぇ・・・

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最後に乗ったこの287系の「はしだて」。フリーきっぷの差額300円でこれは快適でした
ただ、休日の良い時間帯だというのに空席が目立ったのが非常にアレですが・・・。頑張れKTR!

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かくして名古屋からやって来ました天橋立。
そこは観光地でありすっかり気分は浮かれ気味ですが、まずは忘れないうちにスタンプを押しましょう!

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フリーきっぷを見せて改札口を抜ける
さて・・・。北近畿タンゴ鉄道の鉄道むすめスタンプはどこだろう・・・?

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ありました。窓口のところに設置されてました

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前の週にひとつ目を押したばかりのスタンプ台紙

18きっぷ期間中だし「行けるときに行っとけ」と思ったら、2週連続になっちゃいました

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スタンプぺったん!

北近畿タンゴ鉄道は右下のスペース。無事に2つ目のスタンプを手に入れましたー
こちらのスタンプでもデフォルメされた但馬みえさんが可愛いです

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さて、天橋立までスタンプを求めて訪れたわけですが
せっかく日本三景の天橋立へ来たのだし、このまま帰ってしまっては勿体ないので、しばし観光モードへ

天橋立といえば「股のぞき」が有名ですね
駅舎を出て裏手にまわり、股のぞきができる天橋立ビューランドへと向かいましょう

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山の麓のリフトのりばへ。ちょうど観光の団体さんと一緒になって賑わってます

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リフトの乗車券を購入。大人往復850円ですが、公式サイトの割引券を持ってくと700円になります

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リフトはスキー場とかにあるような一人乗りタイプのもの
ぐるぐるとリフトは常時稼働しているので、団体さんと一緒でもそれほど待つことなくすんなり乗車できました

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数分で展望台でもある天橋立ビューランドに到着。

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ながーく伸びた特徴的な地形
細長い橋のように見えなくもないですが、向こう側まで渡ることの出来る陸地

こちらが日本三景の「天橋立」でございます

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展望台には「股のぞき」専用のお立ち台も用意されており、
観光客は皆それぞれ頭に血を上らせながらその景色を楽しんでいました

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写真をひっくり返したらだけの簡単なイメージ写真がこちら。

股のぞきをする事で、松の並木が天に伸びているように見えるとかなんとか
これはあくまでイメージなので、実際どう見えるかは現地で「股のぞき」すると分かるかもしれません・・・?

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股のぞきスポットですが、駅に近いこの天橋立ビューランドのほか、対岸側にもスポットがあったりします。

あちら側は観光船に乗ってから更にリフトで移動となるので少し遠いですが
こちら側から見るのとはまた違った「天橋立」が見られるので、時間に余裕があれば両方から見てみると良いかもです

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ちなみに、当サイトでは4年前にあっち側へ行ったことがありますので今回は省略しました
2008年当時のレポート記事へリンク

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京都府とはいえここは日本海に面した場所
冬はさぞかし雪で大変そうですが、雪の日はまた素敵な眺望が楽しめるんだなぁと、展示された写真を見て思いました

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さ、園内をぷらっと散策したし。そろそろ下山しましょうか
グッバイ天橋立。また何年かしたら来られるといいな?

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帰りのリフトは天橋立を見ながらの移動となります

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駅前の温泉施設でまったり休憩して再び天橋立駅へ
帰りの時刻を確認していたら、特急型車両を使った普通列車「タンゴ浪漫2号」にちょうど乗れるじゃないですか

列車は西舞鶴行き。普通列車なので「ローカルフリーきっぷ」でも乗車する事ができます
よし、これ乗って名古屋へ帰ろうっと

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タンゴ浪漫号は「タンゴ・エクスプローラー」の愛称を持つKTR001形気動車
座席の位置が異様に高いので、外から見ると何だか変な感じ

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車内はこんな感じ。ちょっと天井が低く感じますが、窓が大きくて開放的です

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普通列車というか観光列車として運行するため、車掌によるガイド放送を聞きながらの乗車となります
途中、景色を楽しめる場所では停車などがあったりと、なかなか良いサービスです。

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有名な鉄道撮影地(らしい)由良川鉄橋では停車・・・はさすがに難しかったのか、最徐行で運転をします
ここで突風が吹いたら大変な事になりそうだなぁとビクビクしつつ、窓から見える由良川の景色を堪能

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西舞鶴駅に到着。ここで北近畿タンゴ鉄道とはお別れ。

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西舞鶴からですが、このまま山陰本線の方へ戻ることもなく東舞鶴行きに乗車し

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東舞鶴から接続する小浜線の列車に乗換えて西へ

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一部区間で日本海を見つつ、小浜線に乗車すること約2時間・・・

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あたりが暗くなる頃に終点の敦賀へ

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ここから北陸線の姫路行きで米原へ行き、米原と大垣で乗換えて名古屋へと帰還
帰りもしっかり6時間かかりました・・・。

交通の便の問題なのか、それとも単純に距離の問題なのか思った以上に遠い丹後でしたが
スタンプラリーという目的で足を運んだ天橋立。なかなか良い眺望でございました!

スタンプは残り4事業者。期間中に集めることが出来るのか?
(次回に続く・・・・?)

<関連リンク>
トミーテック「全国“鉄道むすめ”巡り」公式ページ
KTR北近畿タンゴ鉄道株式会社公式ページ

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