秋の九州、ぶらり半周ひとり旅。その2:宮崎観光後編
□このレポートは『その1:宮崎観光前編』の続きです。
九州上陸初日は宮崎でドライブ。天気が悪いけどせっかくの宮崎を堪能しましょう
青島から国道220号線を南下。続いて訪れたのは旧道沿いにある堀切峠と呼ばれる場所
いまいち何があるか分かってなかったのですが、観光ガイドに載っていたので立ち寄った程度
カメラマークの表示があるという事は、ここが撮影スポットで良い景色が楽しめるという事か
親切で分かりやすいですね>カメラマーク
晴の日には良い景色が堪能出来そうなスポット。しつこいようですが天気が悪すぎる[;´Д`]
あ、青島の鬼の洗濯板と同じような地形が見える!
青島だけではなく、この周辺広範囲で鬼の洗濯板のような地形が見られるのか・・・
新ルートのトンネルを避ける旧道。車の通りも少なくて何だか寂しい。
・・・次へと行きますか
国道220号線を更に南下。宮崎市を抜け日南市へ入って到着したのは「鵜戸神宮」なる所
またしても観光スポット情報を頼りに足を運んでみました
この神宮、単なる神宮ではなく崖に沿って作られているのが特徴
あと本殿が岩窟の中にあるという点が大変珍しい神宮だそうです。
崖に沿って本殿のある道を進む。海があんな近くに見える
よく鵜戸神宮が紹介される時に使われていると思われるアングル
断崖絶壁とまでは言いませんが、崖に打ち付ける波はかなり荒ぶってます
本殿へ行くために階段を下るというスタイルも珍しいそうです。
確かに入口よりは高い位置にあるのが一般的ですもんね
崖っぷりをお楽しみください
適度に崖っぷりを堪能した後に、本殿へと足を進めます
天井もそんなに高くないここが岩窟内。何だか変な感じだ
狭い岩窟内に押し込められるように作られた本殿。こんな狭っくるしいのは初めてだ
おちち岩だと?
本殿の裏手へ行こうと思ったら「おちち岩」との案内が
なんだそれは!それは見るしかないじゃないか!
「ご自分の両乳房を洞窟内にくっつけていかれたといわれています。」
説明書きにはそう書かれていました。どんな言い伝えやねん・・・
で、その「おちち岩」がこちら。巨乳かと思ったらそうでもないんですね
(ひどい感想だ)
そのおちち岩にちなんておちち飴というのがありました。300円也
つまり「おっぱいみるくキャンディー」という事か(最低)
おちち飴の隣にはお乳水。
売店では「冷たいおちち水」なんてのも売られてました
なんだこのおちちフィーバーっぷりは!
安産授乳無病息災の御利益があるとかないとか。
で、私はおちち飴を買おうと思いつつも、宮崎限定のマンゴースコールに手が伸びたのであった
ドライブで疲れた体に甘いジュースは良いですね。
さて、逆算をするとそろそろレンタカーを返しに南宮崎へと帰らねば
結局のところ立ち寄ったスポットは少なかったけど、見知らぬ土地のドライブが出来たし堪能出来ました。
鵜戸神宮は絶壁の印象から「おちち」の印象で上書きされてしまったのが気がかりですが。
で、何故か日南線の内海駅へ到着していた。
いや・・・名鉄の内海駅と同じ字だったので気になってしまいました。
駅舎は簡素なもので、ホームも2面あったっぽいですが線路が剥がされて1面1線
でも名鉄は「うつみ」駅で、日南線のこっちは「うちうみ」駅なんですよね
完全一致では無かった・・・。という感じの寄り道。国道220号線沿いだったので道外れてすぐでした
国道220号を北上して給油してレンタカーを借りた南宮崎のイエローハットへ
6時間という時間はあっという間で、スケジュール調整してでもあと少し借りておきたかった。
今回見たのは宮崎県のほんの一部。地図なんか見てると宮崎県はデカいんです
また次の機会があれば、宮崎の他の場所もじっくりとドライブしてみたいですね・・・。
すみません回送中です(2回目)
で、宮崎での観光はこれにて殆ど終了。宮崎にも居たんだ817系
指定を取ってある特急列車まで時間があるので、南宮崎駅から宮崎駅へ移動します
宮崎駅ではレンタカーの返却時間と列車の出発時間が中途だった関係で遠くには行けず仕舞い
駅前のみやげ屋等々をぶらぶら見て時間を潰してましたという感じで割愛。
という訳で宮崎から次の目的地、鹿児島へと向かいます
鹿児島まではこいつ、朝も空港で見かけたこの車両・・・。
特急きりしま号。鹿児島中央行き
「にちりん」だけに限らずきりしまでも運用していたのか787系
あ、朝見たのと違う。旧有明編成ではないですか!
てっきり車両編成が短いだけだと思ってたけど、細かい所が違ったんですね・・・知りませんでした
内装もちょっと違うっぽい。
4両編成のうち鹿児島方面先頭車両のみがグリーン/普通車指定席で残り3両が全て自由席でした
自由席メインという事は、つまりそういう事。指定席を利用している人は少なめでした・・・
JR九州といえば「2枚きっぷ」や「4枚きっぷ」を利用すると安く特急に乗車出来るので有名ですがー
今回は一人ぼっちだし往復せず片道乗車。これでは安く乗れないじゃん!
という事で「九州ネットきっぷ」を利用しました
これがあれば、通常より安く。また特定の駅の利用の場合は更に安く特急列車に乗れるという仕組み
ちなみに、宮崎から鹿児島中央まで2,500円でした。これは有り難い。
電車が宮崎駅を出発したら周囲真っ暗で景色も夜景も何も楽しめなかったので駅弁タイム
夕方になると、駅弁の入手が困難になるのが悩みの種・・・
僅かに残っていた駅弁のなかから選択したのは「椎茸めし」なる駅弁。しいたけだと?
どうやら宮崎駅でも売れ筋のメジャー駅弁らしい。宮崎に椎茸のイメージが無かったので意外でした
ごはんの上に乗っているのは、よく味の染みた椎茸。
「椎茸なんて」と思ってましたが、予想外の美味しさでなかなか良い収穫でした。ごちそうさまです
特急きりしまに揺られること約2時間。終点かつ目的地である鹿児島中央駅に到着
今夜は駅前に予約したビジネスホテルへの宿泊となります。
あ、ドーンデザインの椅子じゃないですか!
さすが新幹線駅といった所か、コンコースは結構な賑わいです。それに金曜日の夜ですもんね
ちなみに私が鹿児島中央駅に来るのは、およそ2年ぶり。あの時は15分で折り返しましたが(笑
□サイト内関連リンク:あの時の鹿児島中央駅
柱に設置されたこれもドーンデザインの椅子っぽいですね
待合所の椅子、床、壁のつくりもドーンデザインっぽいぞ?
観光案内のカウンターもドーンデザインかな?
駅構内の各所がドーンデザインで溢れている。さすが鹿児島。さすが九州。
九州新幹線鹿児島ルート全通に伴い、駅舎が赤茶色から黒色に変わった駅舎
ちなみに、この駅舎もドーンデザイン。駅舎の色までどどーんと変えてしまう大胆さに驚きですね
さて、翌日もドーンデザインを堪能する日になりそうだし。今日の所はホテルで休みましょう