小説「ともだち同盟」舞台探訪、第一章山陽電気鉄道「月見山駅」美術館・三宮近辺
小説「ともだち同盟」では神戸近辺の各所がその舞台として登場します。この美術館もその舞台のひとつ
という訳で、今回は美術館・三宮近辺を訪れて小説片手に登場人物らの足取りを追いたいと思います。
作中ではまずJR灘駅からスタート。新快速は停車しません
駅自体は割と新しく、ホームや改札口近辺も特に変わった感じもありませんね。
ちなみに駅南口から見た駅舎はこんな感じ。後ろの高層マンションが目立ちます
WEBで調べてみると、新駅舎の第一期工事完了が2009年秋と割と最近なんですね。
ちょっと気にしすぎじゃない?
って思いましたが、弥刀は高校生でしたね。そりゃ確かに大人と比べたら疑われやすい・・・かも?
改札を抜けて弥刀が朝日を待っていたのではないかと思われるアングル
案内板に目をやると、確かに北口方面に王子動物園(の案内)があります
美術館は南口より。
駅の階段を下りて美術館方面へ向かいます
駅から美術館までは「ミュージアムロード」と名付けられているようで
しばらく進むと駅っぽい建物が見えてきました・・・。
けど周囲に駅があるように見えないぞ?
阪神の岩屋駅。美術館の案内がある事もあり、こちらの方が美術館の方に近いです
作中には書かれていませんでしたが、運賃がJRに比べて高いのも理由かもしれません
弥刀の家の最寄りとなる「月見山駅」からは420円。山陽+神戸高速+阪神の三社分の運賃なので高いです
参考にこちらは先ほどのJR灘駅の運賃表
弥刀の家の最寄りとなる「須磨海浜公園」駅からは210円。高校生にはこの差額は大きいはず
さすがミュージアムロードと言った所か、歩道は整備されており
更に交通量が多い道路には歩行デッキが設けられていました
駅から歩いて十数分。奥に美術館らしき建物が見えてきました
これが弥刀と朝日が訪れた美術館かー
ちなみに「兵庫県立美術館」でした。
出口横にあったミュージアムショップに弥刀は目をやった。何も買うつもりなんてないが、さっさと出ていくことがマナー違反のような気がしたのだ。
ミュージアムショップを確認。
美術館の展示は時間の都合で立ち寄らず後にしました。すいません[;´Д`]
美術館海側の外観。大階段があったり変な屋根があったり・・・建築美というやつでしょうか。
美術館のあと、作中では弥刀と朝日が三宮へ移動するので同じく移動します
JR灘駅まで戻ると遠いので、ここは岩屋駅から阪神電車で移動しましょう。
駅の外からちっとも線路らしきものが見えませんでしたが、ホームへ降りてみて納得。
ホームが半地下にあり三宮方面はこの駅からトンネルに突入するみたいです。だから外から見えなかったのか
各駅停車しか止まらないので通過する列車を見送り・・・
やって来た阪神の車両に乗り込み三宮へ
三宮ついたー。なんかえらい工事中ですね
「シネ・リーブルって何?」っと思って調べてみたら映画館だったんですね
作中で弥刀と朝日はJRで三ノ宮駅へ移動したみたいですが、何で阪神で移動しなかったのかが分かりません。
阪神で岩屋→三宮は140円。JRは灘→三ノ宮で120円。
20円の差額なら、歩く手間を考えて近い阪神を使う・・・と思うのですが、高校生はその20円を取るのかな?
地名や駅名がそのまま出てくる「ともだち同盟」ですが、さすがに飲食店は・・・
って思ってWEBで検索したら実在するんですか。いや驚きました
店頭にランチメニューが出ていました。オシャレなパスタ屋といった所でしょうか。
「本日のパスタランチ」ありましたー!
「パンが食べ放題」と記載のとおり、ランチメニューではパンが食べ放題です
店内には小さくカットされたパンが並んでおり、それをセルフで皿に取るスタイル
本日のパスタランチは「鶏肉の入ったアマトリチャーナ バジリコの香り」でした
いただきます。おっと、その前にチーズをふりかけなきゃ・・・
食事も終わり食後のコーヒーでまったり。この後の予定を確認します
お店を出る時には外に結構な待ち行列が。なかなか人気のお店なのでしょうか
三宮を西に移動し、中華街へ向かいます
先ほどのパスタ屋とは異なる場面ですが、こちらも実在するお店でした
ランチメニューが表に表に出ていましたが、945円なので1000円でお釣りが出ますね
今度三宮で昼食の機会があったら来てみたいですね。
そんな感じで、小説「ともだち同盟」探訪でした。第一章はシーンが多くて骨が折れます
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□小説「ともだち同盟」舞台探訪、第一章山陽電気鉄道「月見山駅」須磨近辺
□小説「ともだち同盟」舞台探訪、第一章山陽電気鉄道「月見山駅」垂水駅近辺
□小説「ともだち同盟」舞台探訪、第二章山陽電気鉄道「滝の茶屋駅」
□小説「ともだち同盟」舞台探訪、第三章南海電気鉄道「紀伊神谷駅」
<関連リンク>
□ともだち同盟(Amazon)
□著者:森田季節さんのBlog「森田電鉄」