小説「ともだち同盟」舞台探訪、プロローグ関西本線「大河原駅」
今、死にたいですね
という訳で、年末にやって来ました関西本線大河原駅
ここは小説「ともだち同盟」のプロローグでの舞台として登場する駅なのです
ってもアニメでもラノベでもなく挿絵すら無い小説。完全テキストベースな同作ですが
駅に関しての部分は、かなり詳細に書かれているので、作品を読んだあと気になったので来てみました。
ハードカバーをめくった所にあるタイトル。とプロローグ先頭ページ
他にも色々な駅が登場します。なんだこの小説は・・・?
<Amazonリンク>
ともだち同盟 森田 季節 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-26 |
では、作中の文面を一部引用しながら探訪と参りましょう
登場するのは、主人公「大神弥刀」(男)と、その弥刀を連れて田舎のさびれた無人駅を訪れるのが趣味の「細川千里」(女)
プロローグでは、この二人が大河原駅へ訪問する所が書かれてみます。
彼らは神戸在住という事で、西側からこの大河原駅を訪れたようですが、
私は名古屋在住なので西の亀山からこの駅を訪れましたが、この駅で下車したのは自分だけでした・・・
ホームの端から撮影してみました。かなりホームが長いよ大河原駅
上下線のホームの間には、確かに線路が敷かれていたと思われる不自然なスペースが
ちょうど亀山行きの列車が来たので跨線橋から撮影。ホームがやたら長いので二両じゃスペース余りまくりですね
跨線橋から見た大河原駅。駅舎と出入口は加茂方面のホームにしかなく、
亀山方面のホームから駅を出るには、この跨線橋を渡るしかありません
駅舎の改札へ行ってみると、窓口のシャッターも閉まっており、文字通りの無人駅
案内によると、窓口に人が居るのは「平日7:00-15:00」だけだそうです。
作中では春休みの日曜日と書かれていたのが少し気になりますね
大河原駅の駅舎外観
駅前はすぐ道路で、乗用車やらトラックが頻繁に往来します
けれども道を歩く人の姿なんて、ちっとも見かけません。
上下線どちらのホームで千里が横になったのかは定かではありませんが、イメージとして加茂方面のホーム
春や夏ならさぞ気持ちよさそうな気もしないでもないですが、冬場なので風が冷たく寒いです・・・
「無人駅を訪れるのが趣味」とか、「列車を車両形式で呼ぶ」とか、千里はいわゆる鉄子なのでしょうか?
でも、その割にキハ120形か来ないこの路線で「電車」と口にしているのも気になりますね
鉄道に関しては全く知識の無い弥刀に分かりやすくする為に、列車ではなく電車と呼んだかもしれませんね
そんな感じで、ともだち同盟探訪の大河原駅でした
プロローグ以降も、濃いめの鉄道ネタが満載なので機会があればそちらも探訪してみたいですね。