名古屋発!道東根室中標津1泊2日の旅。返せ北方領土、納沙布岬編。

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日本条件付き最東端の納沙布岬でございます。

本サイトでの訪問は2回目となりますが、その際は「日本本土四極」の踏破証明書を貰っていなかったので
それを受け取る為の再訪問だったりします。

道東に訪れたら必ず足を運んでほしいと思う納沙布岬。そして北方領土の話題をさらっと紹介。

このページはこちらの記事の続きです

羽田空港へ向かうタクシーの車内。まさか京急が運休するとは思わないじゃないですか・・・。 という訳で今回は表題のとおり、名古屋から北海道の「道東」と呼ばれるエリアへ向かいます。 道東へ行く方法は様々ありますが、今回は羽田経由で根室中標津便を利用する事にしました。 しかし旅にトラブルは付きもの。北

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さて前回は京急の運行障害に慌てつつ、無事に根室中標津空港に到着しました。

もっと公共交通機関を使うべきですが、滞在24時間制限となるとレンタカーは必須な訳で。
写真にも写ってるトヨタレンタカーの送迎車に乗ってレンタカー基地へ。

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てな訳でトヨタレンタカー。愛知県民なのでトヨタを選ぶのは地元愛(じもあい)だね!

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道東だから、なのかは分かりませんが営業所にはクマ注意の案内が各所に並ぶ
そういえば根室中標津空港は知床へもアクセス圏内の空港でしたね。

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それにエゾシカなどが多く出没するエリア、時間帯が警告されている。
これから向かう納沙布岬へ続く国道が要注意区間になってる。気をつけないと・・・

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さて、10月ともなると日が沈むのも早いわけで。さっさと納沙布岬を目指しましょう!

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道東ならでは、な光景かもしれないのが北方領土に関する啓発看板
このサイトで領土問題について深く言及するつもりはありませんが、知っておいて欲しいものではありますね。

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時間制限のある観光で真っ先に犠牲となるのが、食事の時間なのですが
そのなかでセイコーマートの存在は神。道外の人間にとってはある種の観光メシである。

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この時期の根室の日没は16時半くらい。周囲は次第に暗くなります。

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納沙布岬まであと53kmの看板がある。まだまだ先は長いぜ。
根室中標津空港から納沙布岬はおおむね2時間くらいなので、ほぼ日没間近です。

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レンタカーの事務所でも案内されていた野生動物の多発エリア
道路案内でも注意喚起が行われていましたが・・・

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普通に出てくるなオマエ・・・。そして結構デカい図体。
さぞ当たり前のように道路を横断するため、マジで衝突に注意ですよ

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道東を走っていると海の向こうに見える山々がありますが、それが国後島となります。
日本は島国なので国境をあまり意識する事はありませんが、あれが実効支配されている島だと思うと感慨深いですね。

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思いがけない場所で登場した「ハト標識」根室にあったのか!

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納沙布岬は根室駅がある市街地から更に先。まだ23kmもあります。

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市街地を抜け納沙布岬へ続く道。
国後島がこんなにはっきり・・・。

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そして当然設置されている啓発看板。

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タワーが見えたあたりが納沙布岬の観光エリアです。

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駐車場に車を置いて、やって来たのは北方領土返還祈念シンボル像「四島のかけ橋」と「祈りの火」
これらは北方領土が返還されるまでねばり強く、返還運動を続ける決意を象徴するために作られたもの。

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もう結構暗くなってしまいましたが、海の向こうに見える島々。それが北方領土

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ここ納沙布岬はただの北海道の観光地ではなく、北方領土問題の啓発基地でもあります。
納沙布岬と書かれた柱にも「返せ北方領土」の文字があります。

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足元には縮尺地図が描かれていますが、北海道と比較すると、とても大きな島である事が分かります。

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北方領土は日本固有の領土です。(強いメッセージ)

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北方領土問題の啓発施設として、根室には「北方館」という資料館があります。
こちらは独立行政法人北方領土問題対策協会によって運営されており、この時期は17時閉館。

空港からレンタカーを14時半に借りて、ここまで約2時間。閉館前に何とか到達出来たぞ。

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さて、「日本本土四極」の踏破証明書をもらいましょう。すいませーん!

事務室の人『それは別の施設になりまして・・・。』

あれ?

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よく見たら入口に書いてあった。「日本本土四極」の踏破証明書は根室市がやってる事業なので
政府系のこっちではなく、すぐ近くに根室市の施設があり、そっちで交付しているとの事。

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というか、ここに根室市の「北方領土資料館」があったのか。前回来た時気付かなかったわ・・・。

<過去記事はこちらを参照>

日本最東端をご存じでしょうか? 日本国の最東端は小笠原諸島の「南鳥島」が最東端なので、北海道ではありません。 では、北海道の最東端をご存じでしょうか? 北海道の最東端は北方四島の択捉島ですが、長年続く領土問題のため民間人が容易に訪れる事が出来ません。 それでは「民間人が訪れる事の出来る日本最東

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無事に日本本土四極証明書(最東端)を貰いました。
実は到達したけど受け取れなかった人には郵送でも交付しているそうですが、やはり現地で貰わないとね。

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こちらも北方館と同様に北方領土問題についての啓発施設となります。

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もう真っ暗で外は見えませんが、メッセージが強い・・・。

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訪問者が自由に感想を書くコーナーのえりかちゃん。メッセージが強い

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急ぎ足で根室市の方の「北方領土資料館」を見て回ったら、閉館10分前の北方館に戻ってきました。

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政府系の施設なので、歴代の大臣が訪問した際の写真が掲載されていました。

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岸田総理の大臣時代の写真も

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さて、あっという間に日が沈んで周囲は真っ暗。
閉館した北方館を離れて、納沙布の灯台の方へ行ったが何も見えないな。

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カメラの力を借りるとこんな感じに。

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ふと地図現在地を確認する。前回、新千歳から来た時ほど「最果て」感は少ないけども
またここに来る機会があって良かった。

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納沙布岬を離れてからは、宿へ向かう前に東根室駅へ向かいました。

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ここは無人駅ですが、日本最東端の駅として知られています。
根室本線のこの辺は未乗車なので、今度は鉄路で訪れたいですね。

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時間が時間なので列車も来ないし人も居ない。

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さて、今夜はこれ以上移動すると野生動物との衝突が怖いので早々に宿へ入ります
今回はコスト重視でゲストハウスとか選んでみました。

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ゲストハウスってか、完全に「人んち」感ありますが、そういうもんですよね。
キッチンも使えるのでスーパーで購入した食材の簡単な調理も可能だし長期滞在も出来そうだ

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部屋は2名予約だったので2名1室になりました。これでひとり3,200円なので十分でしょう。

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共用部分には北方四島の地図が。地域柄っすね。

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晩メシは近くにあった地元ローカルコンビニの「タイエー」へ

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タイエー名物といえば、やきとり弁当ですね!
やきとり弁当って言うと、函館のハセガワストアが有名ですが、根室でもやきとり弁当が売ってます。

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パッケージのデザインも同じ。どういう経緯なのか調べたら「のれん分け」だったのですね。

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私は「うま辛」が好きなので毎回コレ。

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あと納沙布岬からの帰り際にスーパーで買った半額パック寿司を食べるなど。
豪華にはほど遠いけど、限られた時間で楽しむこういう食事や旅行も好きですよ。

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食後、家から持って来た他の本土四極証明書を並べる。東西南北制覇だ!

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裏返すと合体してクソデカ証明書になるのが面白い。離れた土地同士で共同でやってるのが良いですよね。

そんな感じで根室と納沙布岬の話題でした。

<次回に続きます>

北海道の観光資源といえば、北海道ならではの大自然とグルメなどがありますが、 鉄道マニアにとっては、今は亡き長大な路線網の廃線跡を見るのも、楽しみのひとつ。 24時間しかない滞在時間、2日目は標津線の廃線跡と野付半島を訪問します。
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