バスで行くにはちょっと辛い。最南端のテーマパークを名乗る「石垣やいま村」を観光して帰る
はい、という感じで石垣および八重山諸島観光の3日目です。
3日目の日中便で名古屋へと帰るので、今日はあまり深々とした観光は出来ません。
天気も悪いし、レンタカーも無いし、どこかバスで行ける場所はないか・・・?
色々調べていたところ「石垣やいま村」というところがバスで行けそうなので、そこへ行く事にしました。
このページはこちらの記事の続きです。
2023年2月5日(日)。おはようございます。
ホテルを遅めに出発して、東運輸のバスターミナルへ向かう。
冒頭にも書きましたが、本日向かうのは日本最南端のテーマパーク「石垣やいま村」
いちおうバスでも行ける場所なのですが、停車するのが1日数本というレベルなのでバス時刻表との睨めっこは必須。
運行本数の多い石垣空港の路線を除くと、全便がこの紙1枚にまとまってしまうほど本数が少ない。
しかしまぁ、5日間で2,000円という格安フリーきっぷがあるので、こりゃ使うしかありませんな。
バスターミナルを8:55発の川平線に乗車。途中に海が見えたりしますが、天気が悪くて映えません。
30分ちょっとで石垣やいま村の入口に近いバス停に到着します。
やいま村へ行く前にバス停近くにある「名蔵アンパル」という観光スポットへ行きましょう。
アンパルとは、干潟およびマングローブ林を含む地域の事を指すらしい。
ここ名蔵アンパルも風光明媚なスポットとして観光案内に出ていますが・・・。晴れの日に向かうべきですね。
到着したら帰りのバスの時刻を確認しときましょう。
10時52分のバスターミナル行きを逃したら、後は大変な事になりそうなので、この時間は厳守しなければ。
滞在時間は1時間ちょっとですが、そんな広くないテーマパークなので、見て回れるだろうと踏んだ。
入園料は大人1,000円。
旅行支援クーポンが使える店舗だったので、昨日宿泊で出たのをそのまま使ってしまおう。
「石垣やいま村」ですが、沖縄の伝統的家屋を移築保存しているほか、リスザル園で有名。
沖縄とリスザル・・・?どういう組み合わせだ?
で、園内へ行くとNHKの朝ドラで見たような家屋がいくつか並ぶ。
あー、なんかドラマで見たぞ。ちむどんどんするー(適当)
農民の家にあった農具。サトウキビを絞るためのものだ。
さっき橋の上から見ていた「名蔵アンパル」も、やいま村の園内から見られるようになっている。
こちらは歩行デッキがあり、かなり奥まった所まで見て回れるのが良い。
ちょうど干潮だったのか、マングローブ林の根がよく見える。
そんな園内を見ていたら、どこやらか弦楽器の音がする。
沖縄の楽器「三線」の音色のもと、沖縄の伝統舞踊を披露しているので見ていこう。
頭に泡盛の瓶を立てて踊ってる・・・?
もちろんこれはいくつかの演目のうちのひとつだが、曲芸みたいなのもあるんだなぁ。
そのほか、石垣やいま村の見所として紹介されているのが、動物の展示。
こちらは水牛ですね。水牛だけに水辺で展示されてます。
またリスザル園は人気で観光客が多く集まっているエリアでした。
石垣・・・リスザル・・・関係性がよく分からん。
はい、という訳で園内を高速進行で見て回れば、1時間半で見て回る事も(おそらく)可能です。
車で来た人はじっくり2時間くらいは考えていたほうが良いかもしれません。
こっちはバス移動してるのでバスの時間に左右されるのさ。
バスターミナル行きの帰りのバスに乗車して、いざ空港方面へと向かいましょう。
石垣空港まではバスターミナルで空港線に乗り換えて向かうルート。
うーん、このまま空港に直行しても勿体ないし、どこか寄り道する観光スポットは無いものか。
という訳で、空港線の大浜バス停で下車する。
ど見ても住宅街を抜けて・・・
おそらく農道と思われる道を抜けると・・・
はい、フルスト原遺跡に到着しました。
フルスト原遺跡。13~15世紀頃の集落を中心とした遺跡と紹介されています。
2022年に放送されたNHKの「ブラタモリ」でこの場所の事を知ったので、今回寄り道してみました。
見所としては、屋敷跡とみられる石塁ですが、正直なところ現地に解説が少なくてよく分からん。
フルスト原遺跡はサンゴ礁段丘のヘリに形成されているため、外観はこんな感じ。(全然分からん)
一応、歴史的建造物として立派な駐車場やトイレが設置されていましたが
観光スポットとしてマイナーなのか、私の他に誰も人の姿を見なかったです。
フルスト原遺跡のほか、駐車場の近くにあるのは、旧海軍平得飛行場弾薬庫跡。
この素掘りの横穴で弾薬を保管していたらしい。
この手の保存施設としては珍しく入口が封鎖されておらず入る事が出来ますが、
薄暗くてなんか怖かったので、外から覗くのみに止めて起きました。
はい、まぁそんな感じでマイナーなフルスト原遺跡でした。
沖縄の歴史としては重要な施設ですが、普通の観光客はリゾートとか絶景とか、そっちしか見てないですよね。
牛糞の匂いのする農道を抜けて、幹線道路へと向かいます。
バスに乗って石垣空港へ。寄り道観光もこれにて終了。
あとは搭乗時間まで待機っすね。
最後に売店で購入したルートビアで沖縄っぽさを堪能する・・・。
中部便であるANA580便は14:40出発と観光で復路便に使うにはちょっと早い。
往路の時にも書きましたが、乗継ぎなしで直行出来る利便性を考えたらこの時間帯でも仕方なしですね。
グッバイ石垣島。今度はハイシーズンに訪れたいですね。
機内でのひととき。
セントレアに到着する頃には夕陽が眩しい。
まだ明るい時間帯にセントレアに帰ってきた。
明日は仕事だし、この時間に帰れると余裕があって良いですね。
カードラウンジで一杯キメる。
はい、そういう訳でANA7,000円セールを利用した中部石垣、日本最南端波照間島観光でした。
滞在の殆どが曇天だった冬場の沖縄ですが、波照間島へ行けたし少しだけ晴れたし、行った甲斐ありました。
それに7,000円セール運賃なので文句はありません。
この記事を書いている3月時点でマスク着用も任意となり、確実にコロナ前へと状況が戻りつつあります。
今後も賑やかな観光地へと訪れたいものですね。