逢田梨香子3rd EP「ノスタルジー」を片手に、千葉県の小湊鐵道でノスタルジーを感じてきた。

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あ、これ小湊鐵道だ。

ある程度の鉄道好きなら、この手の撮影に使われたのがどの鉄道会社なのか分かりますよね。
という訳で声優の逢田梨香子さんが2022年8月に発売したCD「ノスタルジー」を片手に、小湊鐵道を訪問しました。

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2022年10月1日()。おはようございます。
有休を使って金曜日のうちに東京へ。写真は宿泊料金が安かった両国のアパホテルからの景色でございます。

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さて、今回向かうのは千葉県にある小湊鐵道です。
首都圏からもそれほど遠くない位置にあるのですが、今回は期間限定の「サンキューちばフリーパス」を利用する事に。

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よりお得度合いが高い「サンキューちばフリーパス」は千葉県内のJR駅での販売となるため
総武線の市川駅で一旦下車して購入。再度乗車して小湊鐵道へ向かう事にしました。

千葉県内のJR路線のほか、流鉄・小湊鐵道・いすみ鉄道・銚子電鉄、更には東京湾フェリーも乗り放題。
何社を上手く利用すれば簡単に元が取れるお得な切符だよ。しかも2日間有効だ

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フリーきっぷを購入してから再び改札に入り、市川から総武快速線の君津行きに乗車。

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40分くらいで千葉県の五井駅に到着。小湊鐵道はここから発着しているので乗り換えです。

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改札内をJRと共有しているため、改札を出ることなく小湊鐵道のホームに向かう事に。

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「ノスタルジー」というCDのタイトルのとおり、小湊鐵道はノスタルジーに相応しい風格。
小湊鐵道は首都圏であるにも関わらず車両や駅舎が古い事で有名であり、各種撮影でもよく使われる存在。

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で、ローカル線なので車内はガラガラなのかと思ったら、座席が殆ど埋まる程度の混雑。
勝手にガラガラとか思っててすいません・・・。そこはさすが人口の多い首都圏ですね。

その代わり列車の本数が少ないので、訪問の際は綿密な行程管理が必要だ。

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車窓から見える途中駅もまた風格ありますね。こりゃロケ等に使われるのも理解出来る。

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古い車両なので平気で窓も開きます。走行中の風を浴びながらノスタルジーを感じよう。

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本来の予定では上総鶴舞駅へ向かうために、上総中野行きの列車に乗るつもりでしたが、
五井駅で1本前の上総牛久行きの列車に乗れたので、終点の上総牛久で一旦下車。

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列車は上総牛久駅の車庫とかに入ることはなく、ホーム上で折り返しのため30分くらい停車だったので
他の乗客の居ないこのタイミングで車内の撮影をしてしまおう。

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「ノスタルジー」のジャケットのほか、CDに付属のブックレットは小湊鐵道で撮影されたものなので、同じ場所を探します。

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車両については小湊鐵道に2種類しかないので、行けば大体同じ車両に乗れるかと思います。

キービジュアル的に使われるこの画像も、もちろん小湊鐵道ですね。

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フリーきっぷなので気兼ねなく折り返しの列車に乗車。
次にやって来る上総中野駅へ向かう列車を待ち構えるため、隣の馬立駅で下車。

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うーん、今日は天気も良いし、実にノスタルジーだなぁ。

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主目的は逢田梨香子探訪だったが、これはこれで来て良かった。

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すぐに上総中野行きの列車が来た。これで上総鶴舞駅へ向かいましょう

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あれ、2両編成のうち後には違う形式の車両が連結されてるぞ・・・?

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実はこれ、JR東日本から譲渡され2021年から小湊鐵道で運行を始めたキハ40形気動車なのです。
国鉄時代から継承され古い車両として譲渡されましたが、小湊鐵道にとっては新しい車両。

2両編成のこの列車は鉄道マニアではない、一般のお客さんで混雑してました。
皆、養老渓谷とか観光へ行くのかしら?それともいすみ鉄道へ乗り通しかな?

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同じようにJR東日本から車両を譲渡された繋がりなのか、北条鉄道のポスターも貼ってありました。
ここもいつか乗りに行くかー。

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てな訳で、目的地である上総鶴舞駅で列車を降りる。
ここで下車したのは私を含めて3名のみ。やはりローカル線だなぁ。

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で、駅を降りて色々見て回ろうかと思いきや、ローカル線には似つかわしき人の数と飛び交う声。

何事かと思ったら、なんかCMの撮影をしているらしく、駅では大勢のロケ隊がお仕事状態でした。
無人駅のノスタルジーとは一体・・・。とか思いつつ、30分くらいで撤収するらしいので、とりあえず駅を離れよう。

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ブックレットに登場するこの水田の景色は上総鶴舞駅のすぐ東にある道路です。
ノーヒントだとさすがに探すのは難しい場所ですが、上総鶴舞駅である事はメイキングでも出ていたので容易ですね。

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こちらの写真も背景の山が一致するので、たぶんこのへん。
撮影時期が違うので、水田の水量が違うのはさすがにどうにもなりませんね。

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あ、観光列車だ。小湊鐵道もこういうのやってたんだなぁ。

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しばらくするとロケ隊もほぼ撤収が終わっていたようなので、これでのんびり駅舎が見られます。

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鉄道は大量輸送してナンボなので、人が居ないのは本来よくない事ですが・・・。
人々が求めるローカル線の情景ってこういうのですよね。この景色を独り占めだ!

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ブックレットには他にも何カットか登場しますが、引用の範疇を超えてしまうのでこのへんで。

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かつては駅員が居たであろう古いタイプの改札口

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駅舎内の横長のベンチ。既製品とかではなく備え付けなのが古いですよね。

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駅舎内にあった案内。この上総鶴舞駅はその雰囲気から多くのロケで使われているとの事。
利用者が少なくて寂しい感じもしますが、逆にそれを撮影に利用する事も小湊鐵道のビジネスになっているのでしょう。

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そんなこんなで小湊鐵道の上総鶴舞駅でした。
ダイヤの都合もあり帰りの列車が1時間半来ないスケジュールでしたが、今回は逆に長くて助かった。

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五井行きの列車がやって来ました。さっき乗ったのが帰ってきたのかな?

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時間帯の関係なのか、車内は結構空いていてボックスシートと独占出来る。
これぞローカル線。これぞノスタルジーだ!!

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五井駅まで帰ってきました。
この先、木更津方面へ行く予定ですが、列車を1本遅らせて寄り道。

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小湊鐵道の敷地内に2021年にオープンした「こみなと待合室」
調べてみると小湊鐵道の直営で、内部は映えそうなカフェになっているという。

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こちらが逢田席。

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おたく君、同じメニューを注文しがち。

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これが令和の時代のカレーなのか・・・?

カレー皿なんてもう古いのか。新体験をしたかったのもあって列車1本遅らせて注文しました。
持ち運びしやすいメリットはありますが、ライスとカレーの比率が視覚的に分かりにくくライスが余ってしまった。

けどこれはこれで面白ウマいカレーだったかなと。

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そんな感じで、ノスタルジーな小湊鐵道の話題でした。

車窓からの景色を見つつ、様々な雰囲気の楽曲たちを聴くことで
製作サイドの意図をまるっと感じる事が出来るのは最高の贅沢だ。

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