名古屋から日帰り!紀伊半島一周ドライブツアー。三県境もあるよ、素晴らしき瀞峡。

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三重県と和歌山県と奈良県の三県境に存在する景勝地「瀞峡」

太古の自然の姿がそのまま残る、国特別名勝大渓谷。
県境は陸地ではなく河川内ですが、その美しさと三県境という特別感も相まって、これは行くしかない。

このページはこちらの記事の続きです。

連休だし、混雑してるの覚悟でどっか行くかー!なんて思ってたけど、宿泊施設は直前だとどこも満室。デスヨネー! だったら日帰りで行けばいいじゃん、というアホなノリで名古屋から紀伊半島を一周しました。

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前回の続きとなります。串本岬を訪れて、後は名古屋方面に帰るだけだったのですが、
せっかく時間も少しだけあるため、国道42号線を離れて景勝地「瀞峡」へ向かう事にしました。

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熊野川の上流部、山々に囲まれてアクセスが大変な場所でしたが、
近年は国道にトンネルが多く整備されており、瀞峡へのアクセスはそれほど大変ではありません。

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瀞峡の案内板がありました。

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連休で景勝地なのでクソ混雑を覚悟してたんですけど、駐車場は全然余裕があって拍子抜け。
瀞峡はマイナースポットだったのかしら・・・。

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ちなみに、瀞峡というのはそこそこ広いエリアを指しているのですが、
今回訪れた三県境のある瀞峡は、奈良県十津川村の瀞郵便局があるエリアです。

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観光駐車場の先にはバス転回場。十津川村の村営バスがここまで来ているのか・・・
(1日2本)

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はい、やってまいりました。瀞峡でございます。
古くから置いてあるであろう案内板と、比較的新しい「三県境」の案内板がありますね。

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ここから三県境の瀞峡を見るとこんな感じ。
なるほど。新緑と深いグリーンの水面が映えますね・・・・。

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文字を入れるとこんな感じ。
今居るのが奈良県、左奥が三重県で、右奥が和歌山県となります。

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地図アプリで見るとこんな感じ。上瀞と支流の葛川が合流する場所あたりに県境があります。
陸地じゃないので面白味は薄いですが、三県境ってあまり無いですからね。

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河川敷へ行ってみましょう。水遊びしている人がちらほら。

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河川敷から見た三県境。

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河川敷の先には吊り橋がありました。地元住民の生活道路かな?
これを渡ると奈良県から三重県へ行くことが出来ます。

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訪問が遅かったので瀞峡はすっかり日陰に入ってしまいましたが、
寄り道してでも来て良かったな瀞峡。今回は時間が無かったので観光船に乗れなかったが、次は乗りたい。

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三重県側に渡ると、いきなり「熊目撃」との警告版。
さすが熊野市やで・・・。

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この先は生活道路というか「道なき道」っぽいかったので、回れ右。
ここ人が住んでたりするのかな・・・。

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さっきから写真に写り込んでいたのは、「瀞ホテル」
かつては宿泊営業もしていたそうですが、現在は瀞峡を見ながらの軽食を提供する喫茶店営業をしているらしい。

なおこちらも訪問が遅かったので、本日は営業終了との事。

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駐車場へ戻る前に、もうひとつ店舗の案内っぽい看板があったので行ってみました。
きっと「おしゃカフェ」があるのかなー、っと思ったら民家?

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あー、この簡易テラス席っぽい所で食事するのかな?

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 まさかのフルセルフサービスという名の無人販売店舗だった!!

おしゃカフェなんてものは無かった。こりゃ人件費がかかりませんな。
でもいいっすよ、自然を満喫しながら無人店舗のアイス食うのも悪くない。

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300円で大内山アイスを購入。

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シンカンセンスゴイカタイアイスみたいになってますが、
暑くなり始めた5月の晴天日。景勝地で食うアイスは美味いな。

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とまぁ、1時間半くらい滞在した瀞峡でした。
いかにもな自然たっぷりで、だいぶ満足しました。和歌山、奈良、三重の奧地にこんな良いところがあったとは。

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このあたり、和歌山県の飛地がある関係で県境が入り乱れてるのな。

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国道を走っていると何度も県境の案内を見かける。そんな所も面白い瀞峡界隈でした。

<次回へ続きます>

三重県熊野市紀和町丸山地区の斜面に存在する、丸山千枚田。 日本の棚田百選にも選ばれるこの棚田は、千枚田の名に相応しく1,340枚の規模を誇る水田。 棚田の保全には多額の費用がかかる事から、現在はオーナー制度により守られているこの景観。 行って良かったと思えた、この景色をさらっと紹介。
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