ああ風光明媚。四国の最南端の「足摺岬」およびその周辺を観光した話。

IMG_6331
最南端とか最西端とか、ナンバーワンな場所って観光スポットになりやすいですよね。

という事で、四国最南端の高知県足摺岬を訪れました。
台風一過の良い天気に夏っぽい光景。実に風光明媚で素晴らしい場所でした。

このページはこちらの記事の続きです。

高知県といえば四万十川。四万十川といえば沈下橋と相場は決まっております。(根拠なし) という訳で、沈下橋って一度見たかったのもあるし「高知県へ行くならやっぱり夏だよね」という謎理論のもと、9月の連休に高知県を訪れて色々訪問してみました。まずは沈下橋の話題へ。

IMG_6289
前回に引き続き、高知県の南西部へと向かっており、四万十川の後は足摺岬を目指します。
道路標識に足摺岬の地名が出てきましたが、それでもまだ43kmも先。高知県はデカいなぁ。

IMG_6293
昼食のスポットは事前に調べてあったのですが、どうも日曜日休業という罠にハマってしまったので、
地元ローカルのスーパーの惣菜コーナーにあった美味そうな寿司を買って公園で食う。旅先のスーパーもいいよね。

IMG_6299
トンネルを抜けるとそこは太平洋。岬が近づいてきました。

IMG_6309
そんな感じで足摺岬エリアに到着。いやー、遠かった。

IMG_6318
無料の観光駐車場に車を置いて、足摺岬の展望スポットへ向かう
それほど大規模ではないが足摺岬エリアは観光地化されており、自動車にバイクにと訪問者は多い

IMG_6321
足摺岬で大きく紹介されてるのが、このジョン万次郎。

IMG_6323
貧しい漁師の次男に産まれ、9歳で父親を亡くしてから働きに出て
14歳で漁の途中に遭難し、辿り着いた無人島でサバイバル生活をした後にアメリカの捕鯨船に救助される。

しかし鎖国中の日本に帰ることが出来ず、捕鯨船の船長と共にアメリカ本土へ渡り教育を受けた後に
25歳でようやく土佐に帰国。その後は幕府直参となり日米の架け橋となるという波瀾万丈の人生を送った人。

近くにはこのジョン万次郎記念館なんてのもあります。

IMG_6325
南国情緒溢れる気がする木々の間を抜け・・・

IMG_6330
足摺岬展望台へとやって来ました。

IMG_6335
海成段丘により特徴的な地形をしている足摺岬。そこから見る景色の素晴らしきこと。

IMG_6334
灯台の反対側の景色もなかなか迫力がある。

IMG_6344
よーく見るとあんな所で磯釣りしてる人が居る。
迎えの船が来るまでずっとあそこに居るのかな・・・。

IMG_6336
高知市の中心地から車で3時間もかかるような場所、そんな僻地に人が居ないと思ってたけど
連休と天気の効果なのか、展望台はそこそこの賑わいでした。ここなら密になりにくいしね。

IMG_6350
足摺岬灯台を見たり。

IMG_6352
四国霊場第38番札所「金剛福寺」へ行ったり。

IMG_6355
お遍路さんは何人か見かけましたが、場所が場所だけに大半は車で来てる観光客って所でした。

IMG_6357
なんせ場所がこんな所ですからね・・・。足摺岬と室戸岬の札所が鬼畜だよ空海さん。

IMG_6382
温泉街に「万次郎足湯」という無料の足湯休憩所がありました。

IMG_6362
ちょっと寄ってみたら、おたくの集客に一定の効果が期待出来るパネル(個人の意見)があるじゃないですか。
調べてみたら「あしずり星(あかり)」という温泉むすめ。担当声優のサイン入りでした。

IMG_6364
足湯の方は特に誰も利用してませんでした。まだ足湯って季節でもないですしね。

IMG_6365
万次郎足湯は太平洋と白山洞門の景色を眺めつつ足湯につかる事の出来る素晴らしいスポット
でも反射してよく見えないので、降りて見に行こう。

IMG_6381
こちらが白山洞門。高低差結構あって上り下りがキツめ。

IMG_6384 IMG_6385
さて、足摺岬エリアを観光したら本日の主目的は終わりなのですが、
まだちょっと時間があるので、宿毛方面に向かいつつ、柏島へと寄り道します。

IMG_6393
有料観光駐車場(500円)に車を停めて、ビュースポットへと歩きます。

IMG_6396
ここ柏島は、「エメラルドグリーンに輝く海」というのをウリにしてる場所。
実際に行ってみると、そんなエメラルドグリーンか・・・?と思いましたが

IMG_6400
あー、確かに。結構透き通ったエメラルドグリーンの海が見えました。
太陽光の加減とか時間帯とか重要そうですね。

IMG_6391 IMG_6388
ちなみに商店に貼ってあった写真によると、こんな感じに素晴らしい海らしいです。へぇ・・・。

IMG_6419
そんな感じでさらっと立ち寄った柏島でした。

IMG_6432
そこからぐるっと宿毛まで行って

IMG_6435 IMG_6440
再び部分的に開通している高知道を使って、宿のある高知市へと戻ります。

IMG_6442
並行する土佐くろしお鉄道宿毛線が見える。実に鉄建公団線だ・・・。

IMG_6465
高知へ帰る途中、須崎市にあるラーメン屋「豚太郎」の須崎店を訪れました。

IMG_6462
ここで須崎のB級グルメ「鍋焼きラーメン」を頂きました。
寄せ鍋のシメで食べるラーメンを最初っから入れた感じのグルメ。夏場だと熱いですが、それでも美味い。

そんな感じで高知県南西部の観光でした。

<次回に続きます>

JR牟岐線の先には、国鉄時代に阿佐東線として予定されていた路線を建設して開業した阿佐海岸鉄道があります。営業区間はわずか数駅の三セク路線ですが、そこでは「世界初」となるDMVの営業運転を目指し、準備を進めている。 高知市から室戸岬の観光スポットを経由しつつ、阿佐海岸鉄道の駅を訪問した話です。
コピペ用
関連する記事