天気が良いから行っとけ佐賀。長崎空港経由、伊万里・有田を巡ってみた。
佐賀といえば?
観光地的な要素は様々ですが、未踏の伊万里や有田などを訪れてみたいなと前々から思ってました。
ふとお出かけ先を探していたら、なんか佐賀・長崎方面の天気が良かったので、
まぁ折角だしこの機会に足を運んだというお話。
2021年6月19日(土)。おはようございます。旅の始まりはセントレア。
あれ、中部長崎便ってジェット機のはずなのにバス輸送ですか?
もうもこの状況下で利用者も減り、機材も小さいプロペラ機になってしまったみたい。
あ、ドリームリフターが2機も停まってる。珍しいな
雨の日に沖止めだと大変っすね・・・。という事で搭乗。
現われなかった乗客をギリギリまで待っていたのと、機材変更が影響して20分の遅延
レンタカー屋の営業時間的に急ぐ訳でも無かったので、まぁのんびり。写真は上空からのハウステンボス
つつがなく長崎空港に到着。
予約しといたレンタカー屋の送迎車に回収され、空港対岸のレンタカー基地で車を借りる。
今回選択したのはタイムズ。大手のなかで安かったので。
車を借りたら高速に乗って佐賀へ・・・、とその前に空港近くのスポットに寄り道。
はい、到着。一見すると住宅街の何の変哲もない鉄道駅っぽいですが
JR大村線の諏訪駅だーーーー!!
諏訪駅だよ、果南ちゃん。(これがやりたかった)
諏訪駅、そこそこ立派な駅舎があるのですが閉鎖されていました。
長崎空港の最寄り駅ですが、住宅街の駅だし快速も通過するので空港アクセスという役割はありません。
(空港アクセスは隣の大村駅から路線バスが出ている)
ちょうどキハ66・67のシーサイドライナーが通過するので、それを諏訪駅で見送ったり。
さて、諏訪駅のすぐ隣に見えるこの高架橋。
バイパス道路か何かにも見えるこの真新しい構造物ですが・・・
2022年度開業予定の九州新幹線西九州ルートの線路ですね。
大村市には「新大村」という新駅が開業すると共に、諏訪駅および大村線と一部区間で併走します。
そんな新大村駅、空港からほど近い所に駅が出来るというので、
駅が設置される現場をちょっと見に行ってみました。
場所は大村ICの近く、国道沿いにもうその姿が見える状態となっていました!
・・・まぁ、実際はこんな感じ。駅舎の外装は仕上がってるけど、駅前とかはまだこれからですね。
案内の看板。
将来的には新大村駅からも空港アクセスバスとか発着するのかな?
少なくとも地域の玄関口になるのは間違いないので、これから開業に向けてどう姿が変わるかが楽しみですね。
さて、県境を越えて佐賀県の伊万里市の「ドライブイン鳥」にやって来ました。
大村から嬉野まで高速に乗り、そこから一般道で移動して約1時間くらいです。
「ドライブイン鳥」といえば、TVアニメ「ゾンビランドサガ」に登場した店として、その界隈での知名度は高いかなと。
店内にもポスターとか色々貼ってありました。
登場キャラクターの「二階堂サキ」のパネルも店内に置いてあります。
店内は作品のファンで大賑わい・・・という事はなく、普通に地元客で賑わってました。ファン層はごく少数?
メニューですが、色々あって悩むので手っ取り早くセットのやつにしときました。
部位も様々ででら満足。牛もいいけど鶏も美味いっすね。
さて、ドライブイン鳥でランチを頂いた後は伊万里観光でもしましょうか。
伊万里といえば伊万里焼。伊万里の定番観光地である「大川内山」というエリアに来ました。
要するに、伊万里焼の窯元が集まる場所ですね。
観光マップにもゾンビランドサガ内のアイドルユニット「フランシュシュ」の姿が。
地域に根付いてますねぇ、ゾンビランドサガ。
大川内山には多くの窯元が集まり、高い物から安いものまで、様々な伊万里焼の磁器が売られています。
街並みを眺めて歩いても良いし、お店に入ってその品々を見て歩くも良いし。
陶磁器好きで無ければ、そこまで長居する感じな場所でもないです。
「鍋島焼」「伊万里焼」「有田焼」と、このエリアではいくつかの名称を耳にしますが、
かつて鍋島藩の窯元で作られたもの、およびその様式を引き継いだ大川内の窯元が作るものを「鍋島焼」
有田で作られたのが「有田焼」
その他の産地を含めて、伊万里港から輸出された焼き物の総称が「伊万里焼」だという。
ルーツは同じとはいえ、時代の流れで様々な呼ばれ方になるのですね。
さて、続いてはお隣有田町にある「泉山磁石場」へやって来ました。
国の史跡に指定されており、磁器の原料となる磁石の採掘を行っていた場所でもあります。
現在では採掘は行われておらず、柵の外から磁石場全体を望める程度。
旧田代家西洋館 (有田異人館)
かつて有田の陶磁器を買い付けに訪れていた外国人の客を宿泊、接待をするために
有田の貿易商人によって明治9年(1876)に建てられた外国人向けの洋風建築。
当時から現存ではなく復元された洋館ですが、内部は無料で見学する事が出来ます。
また、案内のおっちゃんに地域のこと、焼き物の事を色々と教えて頂きました。
人から教えて貰えるって有り難い。
近くにある陶山(すえやま)神社
神社の参道に遮断棒の無い線路(JR佐世保線)がある事で有名な神社。
実際、遮断棒ひとつ無いだけでなかなかの迫力だな・・・。
やはり特急列車は映える(気がする)
さて、この神社。有田にあるという事もあり灯籠が有田焼だったり、なんか変な神社。
灯籠だけでなく鳥居も有田焼とか、何だこりゃ・・・。
再び通過する特急列車を見送り。
その後は「深川製磁」「香蘭社」など有田を代表する磁器メーカーの展示場を見て回りました。
さて、最後に訪れるのは有田ポーセリンパーク
「酒造・有田焼のテーマパーク」とか案内されてて、何だかよく分からんけど人気っぽいので来てみました。
要するに、酒蔵が酒売ってて、有田焼の小売りとかしてるんだろうな
という感じで駐車場に車を置いて行ってみましたが・・・。
なんかあるし!!
はい、この有田ポーセリンパークの目玉といえば、ツヴィンガー宮殿。
18世紀初頭のドイツ・バロック建築の華といわれた宮殿を忠実に再現した華麗な建物および庭園は圧巻。
ちなみにポーセリンパークは入園無料。
かつてからコスプレ撮影スポットとして。近年ではインスタ映えスポットとしても人気を博している
1993年に地元有田の企業が出資して作った施設だというのが驚きだ。佐賀にこんなスポットがあったとは。
あ、ここにもゾンビランドサガのポスターが貼ってありました。手広いなぁ
カレーメシとのコラボCMで登場したのね、ポーセリンパーク。
「テレビで紹介されました!」ってゾンビランドサガの事かい!
という訳で、売店で土産品などを購入して有田ポーセリンパークを後にしました。
そんな感じで伊万里・有田の佐賀観光でした。
何も無いなんて勝手なイメージがありましたが、探してみると色々あって満足な周遊となりました。
宿は長崎県の佐世保市に取ったので、夕方から佐世保に移動します。
<長崎観光は続きます>