十勝晴れで大勝利!中部千歳に就航した格安航空ピーチで冬の道東へ向かった話。

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晴れて良かった!

冬の北海道といえば、なんか雪が降ってるイメージばかりですが、
日高山脈の東側、いわゆる道東は太平洋側気候のため、人々のイメージほど雪は降らないし晴れる事も多い。

2020年の12月に中部に就航したLCC(格安航空会社)にて、冬の北海道観光へ向かいました。

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2021年1月9日()。おはようございます。
旅の始まりはセントレア。なんかつい先週に沖縄行ったばかりなような。

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ピーチはLCCだけども戦略的にセントレアの第1ターミナルを使っています。
場所はANAの隣という位置関係。クッソ遠いターミナルへ行かなくて済むのは有り難い。

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チェックインは簡単で、チェックイン端末の案内を読んで、メールで届いたQRコードを読ますだけ。
感熱紙の、いわゆるレシートプリンタから搭乗券が印刷されるので、それ持って保安検査場を通ればOK。

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ピーチの搭乗口はどこかな・・・、って末端の2番搭乗口じゃねーか!!
まぁLCCだし、隔離されるよね。ここの搭乗口は利用料安いのかな?

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エアアジアジャパンがコロナの影響を受けまくって撤退してしまったが、
新たに中部拠点でLCCが就航してくれた事は、利用者の立場からすると有り難いなぁ。

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そんな訳で搭乗。座席指定のシステムの都合で前数列はガラガラなのに後ろは窮屈という事象になった。
そうか、ひとつ高いエリアの座席を予約すれば空いてるのか・・・!

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つつがなく新千歳空港に到着。うわー、雪景色だ!
そして天気予報通りに雪景色の晴れ模様。大勝利の予感だ!!

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一目で見てわかる「寒そう」な感じ。飛行機を降りたら「ヒヤっ」と感じて早速とばかりに北国の洗礼を受ける。

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天気予報アプリによれば、現地の気温はマイナス6℃らしい。
名古屋の人間にとっては地元では体感する事のない気温。防寒着は着込んでいるが大丈夫かな?

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到着したら道東へ向かうのはレンタカー。
天気予報を見て直前で予約したんですが、運良く4WDとスタッドレスで1万円の直前プランがあり、今回はタイムズで。

ターミナルから出て外気に触れ、凍てつくような寒さを感じる。

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レンタカー基地へ向かう途中にすれ違う除雪作業のダンプカー。
雪国の交通事情は、多数の除雪従事者によって支えられているんだよな。感謝です。

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「タイムズって旧マツダレンタカーだし、デミオとか出てくるんじゃね?」
とか友人と話してたけど、レンタカー屋で定番のヴィッツが出てきました。ですよねー!

これが2泊3日で1万円、安心系オプション入れても約1万4千円なので文句なしですわ。

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長距離の圧雪ドライブなので戦々恐々しつつ、レンタカー基地を出発します。
こんな雪景色でも地元民は隣の車線を50kmとか出して普通に走るので、慣れてるってのは強いよね。

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出たーww北海道に到着して早々にセイコーマートへ行く奴ーーーーwwww

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ホットシェフのコーナーで売ってるフライドチキンとかポテトとか美味いじゃん・・・。
これが好きで毎回、というか北海道滞在中に何度も食ってた。

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雪で滑って転ばないように登山靴を履いてきたけども、やはり圧雪路を歩くのはヒヤヒヤだ。

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道東道を通って帯広方面へ。
こんな季節に高速道路なんて大丈夫かって話ですが、除雪や融雪剤散布などの対策を行っているためか
滞在中に道東道が通行止めになってる事は無かったです。現在進行形で雪が降るなら条件も違いますが・・・。

それでも道路は滑るので、普段より速度を抑えて走行しているけれども、
そんなのお構いなしで爆走する乗用車やトラックが通るので結構ヒヤヒヤする。

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日高山脈のトンネルを抜けて、いわゆる十勝地方と呼ばれるエリアへとやって来た。

殆ど雲の無い、画に描いたような十勝晴れで大勝利!!

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夏に帯広へ来たときは雨天だったので、これだけ晴れてるのは嬉しいなぁ。

各種予約の関係で、天気予報が確定してから動くってのはなかなか難しいけども
それが出来たらこれだけ最高の景色が見られると思うと、できる限りは調整利くように動きたいですね。

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帯広に到着したので、前回も訪れた「カレーショップインデアン」へ足を運ぶ。

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一番ベーシックなカレーは462円。
大きな特徴はありませんが、家庭的で手軽に食べられる味と価格のため、今回も店内は待ちが出るくらいの混雑でした。

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本日の最終目的地は道東の釧路なのですが、
ちょっと帯広で冬景色が見たかったので、途中で寄った次第。

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フォトジェニックなスポットとしても有名な、帯広郊外にある白樺並木。
美しい景色ではあるものの、そんなに雪が積もってなかったのでそうでもなかった。

まぁ、そういう事もあるよね。雪深いと移動も大変だし、晴れてくれたので満足です。

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帯広から再び道東道に乗って、更に東の釧路へと向かいます。
時刻は15時だというのに、この日の傾きっぷり!?

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それもそのはず、冬の北海道は日照時間が短く、道東となれば更に短くなる。
日の入りが16時ってどういうこった!?

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16時半の時点でこのどっぷり感。
陽が沈み気温低下の影響か、圧雪路が凍結し始めて車が滑るのなんのでクソ怖いし!!

対向車線にはみ出るくらい横滑りした事があって死ぬかと思った。
あれ運悪く対向車居たら衝突してるよ・・・・。

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夜の運転は危険という事が判明したので、早々に釧路のビジネスホテルにチェックイン
いやー、雪国じゃない人間が雪国の運転するのは怖いね。

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晩メシは酒が飲みたいのもあるので、ホテルから徒歩で移動する事に。
訪問する前日に雪が降ったらしいですが、歩道は十分に除雪されており歩くには不自由しなかった。ありがとう・・・!

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事前に調べてた情報だと、「釧路フィッシャーマンズワーフ」という建物に飲食店があるっぽいけど、
あれなんかもう閉店してる・・・?

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邪神ちゃんドロップキック!のポスターやんけ。
そういえば釧路市とコラボ企画やってるんだっけ。すっかり忘れていた!

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1Fにあった市場は閉まってましたが「港の屋台」という飲食店街は営業していたので行ってみました。

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中身はショッピングモールのフードコートのように、複数の屋台風店舗が並び
そこの店のカウンターに座るのもいいし、中央のテーブルに座って食事を取り寄せても良い、という形式だった。

しかし季節と社会情勢の影響で店内はガラガラ。連休なのに休業している店もあった。

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とりあえずカウンターに座って乾杯!!

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北海道といえばホッケ!

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冷えた体に温かい酒が美味い!!

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ミックスフライ!

・・・という感じで適当な食事レポートですが、お店のおっちゃんも気さくな方で楽しかった。

例年だと冬は日本人よりインバウンドの需要で賑わっていたそうだが、今年はそれが無く。
GOTOトラベルの効果で失われたインバウンド需要の代わりに首都圏から沢山のお客さんが来てくれたが、
年末年始はGOTO停止の煽りを受け、ご覧の通りの閑散っぷりであると、辛い観光地の実情を教えてくれました。

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晩飯と晩酌を済ませて、冷え冷えの外に出る。
写真に見えているのは釧路川と幣舞橋。

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近年、各都市で増えている地名のモニュメント。釧路にも出来たばかりらしい。

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気温は実測でマイナス5℃。うー、寒い!!

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橋を渡ったり戻ったり、冬の釧路の夜を歩き回って楽しむ。

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釧路市は道東で水産、工業、物流等の中核を担う拠点都市でもあるため、周辺自治体に比べて街が賑わっている。
その関係かビジネスホテルも多いし、いわゆる歓楽街もそこそこ大きく雪景色に店舗の照明が輝いていた。

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そんな歓楽街の片隅にある「とり善」というお店。
ザンギ専門店で食事メニューはザンギ(鳥のから揚げ)だけ、というちょっと変わった居酒屋。

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そんなザンギ専門店で2件目。
注文してから揚げる、揚げたてのザンギがアツアツホクホクだし、コショウを入れた独自のタレがまた味わい深い!

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なるほど釧路、こういう街だったのか。
日中はよい天気だったし、夜は美味しい食事を頂けたし満足じゃ!!

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ホテルへ戻る途中、コンビニの駐車場に積み上がった雪の前で働くホイールローダーの姿を見かける。

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何をしているのかと思えば、積み上げてあった雪をダンプカーに積み替えていた。

調べてみると釧路市は除雪作業は交通の妨げにならないように、夜間に行っているらしい。
この積込作業の音は深夜まで響き渡り、翌朝には雪の山は消えていました。

雪国を支える除雪部隊。雪の降らない地域に住んでいると知らない事ばかりだ。

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そんなこんなで道東1日目でした。
明日も釧路は良い天気。こんだけ冷えてますが、観光が楽しみだ!!

□2日目の話題に続きます

青函連絡船「摩周丸」の名前の元にもなった北海道の湖「摩周湖」 近くにある屈斜路湖や美幌峠、硫黄山、川湯温泉と共に阿寒摩周国立公園に指定されています。 道東内陸側にある大きな湖。定番観光地でもありますが、この機会に冬の観光へと訪れました。
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