志布志航路は二度寝も余裕。さんふらわあで、のんびりゆったり鹿児島へ向かった話。

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GOTOトラベルはフェリーも対象なら乗るしかないだろ!!

という事で、大分神戸航路に乗船してすぐ2週間後の週末。同じくさんふらわあの志布志航路に乗ることにしました。
早朝到着するのがメリットな大分航路とは違い、こっちはたっぷり15時間45分の乗船。
(土曜日の大阪発志布志行き航路の所用時間)

現地の行動時間が少なくなるのがデメリットですが、フェリーをのんびり堪能出来ると思います。

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2020年10月3日()。午前中に京都とか大阪とか観光してたのですが、その辺は省略。
夕方が近くなったので、大阪港のトレードセンター近くにあるフェリーターミナルへ向かいます。

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初めて来るフェリーターミナルなので勝手があまり分からんのですが、
とりあえず案内の看板に従って駅から歩けば良いだろう。

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あ、フェリーの姿が見えた。これに乗るのかな?

・・・と思いきや、これは大阪別府航路のフェリーなので別モノ。
志布志航路は第2ターミナルから出ます。

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さんふらわあ別府行きの窓口で案内チラシを貰いました。
どうやらシャトルバスに乗らないといけないらしい。ちゃんと調べておかないとダメですね。

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シャトルバスのりばの途中の窓から見えたフェリーの姿。こっちが志布志航路のフェリー。

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出航の1時間前くらいから10分毎に運行されているらしいシャトルバスに乗り込む。
乗客は私を含めて4人だけで、コロナの影響が続いているのか、既に皆乗船してしまっているのか・・・?

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船体に大きく描かれたさんふらわあのロゴが間近に見えてきました。

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志布志行きのターミナルに到着。

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乗船したのは10月3日なので、乗船手続き時に10月から開始された地域共通クーポンが発行されます。

今回乗船するのは「スーペリア」という個室で各種割引後15,060円のところGOTOトラベル適用で9,790円の支払い
更に2,000円のクーポンが発行されるので実質7,790円。こりゃ乗るしかないですね。

あと、志布志から鹿児島中央駅行きの連絡バス無料キャンペーンもやってるので更に有り難い。

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手続きや説明を受けて、いよいよ乗船。

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高層ビルとフェリーの姿。

そういえば大分神戸便は建物の2階から乗船したような?
同じフェリー会社でも航路によって構造が違うのかー。

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乗船したのは「さんふらわあ きりしま」という2018年に新造された新しい船舶。
「フェリーといえば雑魚寝」みたいな印象が強いかもですが、時代に合わせて個室が多く設定されているのが特徴。

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まずは自分の部屋を探しましょう。

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通常1人で利用出来る部屋のなかで、一番グレードが高いのが、この「スーペリア」
左側のソファーを変形する事で、ツインとして利用する事も可能。

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ちょっと狭いビジネスホテルのような雰囲気?ひとりで利用するには十分なサイズでしょう。
小さなテーブルにテレビ、トイレとシャワーなど一通りの設備が揃っています。

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シャワールームはこちら。
船内には大浴場もありますが、自室にあるのは便利ですよね。

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あと、スーペリアは船内中央部に存在するので陸地からの電波が届きません。
船内用のWi-Fi(衛星経由)も用意されてましたが、あんま安定しなくて実用性に難あり・・・?

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寝るときはスマートフォンを充電しながら枕元に置いておきたいものですよね。
そんな近年の需要に配慮したのか、枕元にコンセントと小物を置くスペースがあります。

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アダプタによっては上のスイッチに干渉するのが残念ポイント。

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さて、出港の時間はやっぱりデッキから見送られたいですよね。
という訳でお外に出てきました。

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上から見ると小さい大阪港第2ターミナル。志布志航路は徒歩利用者が少ないのかな?

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港では出港の準備が進められ・・・

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17時55分、いざ出港。フェリーが港から離れてゆきます。

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神戸大分航路でも見た、作業員によるお見送り。
光る棒を振る姿は、アイドル系のライブ会場で見たソレを彷彿させる?

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乗船したのは冒頭にも書いたように、10月の初旬。
GOTOトラベルが始まり既に数ヶ月が経過しているものの、船内で遭遇する人の数は少ない。

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船内各所に設置されている椅子もソーシャルディスタンスの案内。

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陽が沈んで陸地からそれなりに離れたし、晩ごはんにしましょうか。

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志布志航路は新しくなった船内レストランも特徴のひとつなのですが、
コロナ禍のためお弁当容器の定食スタイルでの営業となっています。

ちなみに、私が乗船した際には申請および準備段階であったため、まだ地域共通クーポンはまだ使えませんでしたが、
10月7日をもって船内レストランで地域共通クーポンが使えるようになりました。

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レストランも座席利用制限をしてソーシャルディスタンス仕様

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お弁当を注文して空いている席でいただく。
お弁当容器に入っていますが、オーダーしてから盛り付けるためホカホカで頂けます。

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晩ごはんを食べた後も時間だけはたっぷりあるので、デッキで夜空を見たり。
この日はちょうど満月で月明かりが眩しいくらいだ。

その後は部屋でダラダラしたり、大浴場で風呂ったり。湯船のお湯がゆらゆら揺れるのはなかなか体験出来ないぞ。

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そして時刻は22時を過ぎて、室戸岬を目指しているような位置関係。

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部屋では陸上の携帯電波を受信する事が難しいですが、
志布志航路は窓の近くであれば、大体の区間で受信可能。お陰様でアニガサキの配信が見られました。

いやー、洋上でもネット生配信が見られる時代。便利になりましたね・・・。

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ちなみに、レストランの営業終了後はフリースペースとして開放されているのですが、
この時間ともなるとレストランは無人で、ひとりテーブルでアニメを見るの図。

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放送も終わって、向こうに見えるのは室戸岬の灯台の光。
もう高知県までで来たのですが、まだまだ先は長い。

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11時半ともなると、共有スペースで酒盛りしていた人も部屋に帰ってしまい静けさに包まれる。
私もそろそろ寝ますかね・・・。

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2020年10月4日()。おはようございます。朝の7時前が覚めて、とりあえず展望デッキに出てみました。
水平線から昇る日の出を見れば良かったな・・・。しまった。

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現在地はまだ宮崎県沖。

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志布志は見えてきましたが、志布志港到着まであと2時間半近くもある。
よし、とりあえず二度寝しよう。

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二度寝から目覚めてレストランで朝食を頂きます。こちらは500円。

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先日乗船した大分神戸航路は下船が早くドタバタでしたが、こっちは時間に余裕があります。
まだ寝ている人も多いのか、夕食に比べて朝食は空いてました。

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宮崎県の都井岬を見ながら朝食を頂く。実に優雅だ・・・。

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朝支度を済ませても、まだまだ時間に余裕があります。
それもそのはず、土曜日大阪発の便は志布志港に09時40分到着。そりゃのんびり出来ますわ。

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夜のフェリーも楽しいですが、遠くまで見渡せる日中のフェリー乗船も楽しい。
いやー、のんびり過ごせたし楽しかった!!

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のんびりゆったりな船旅もまもなく終わりを迎えようとしています。

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接岸し上陸に向けて準備が進む・・・。

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志布志港も割と小さなターミナルだった。やっぱり貨物とかマイカーがメインなんだろうか?

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下船待ちともなると、部屋から出てきた旅客でフロアが賑わう。
あれ、夜はもっと人が少なかったけども、皆自分の部屋にずっと居たんですね。

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あ、あれは鹿児島中央駅行きの送迎バスだ。
2021年3月31日まで無料で乗車出来るので、志布志に到着してからも移動には困りません。

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15時間45分の船旅も終了。いやー、楽しかった!!

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フェリーターミナル前にある、志布志のメッセージモニュメント
ここは、青森県志布志市志布志町志布志3292にある志布志港です。

そんな志布志へのフェリーに乗船したお話でした。

<鹿児島観光の話題に続きます>

フェリーに揺られて到着した鹿児島。しかし普通の土日で訪れたので、その日のうちに名古屋へ帰る過酷スケジュール! という訳で、久しぶりに訪れる鹿児島を半日だけですが観光をして帰りました。その様子をさらっと。
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