国のコロナ規制緩和を受けて、おんせん県おおいたを訪問したお話。
6月になり、新型コロナウイルスも第一波の流行が落ち着いたのではないかというこの状況下。
やはり何処かへ行きたいと思ったのと、観光業を後押ししたいという気持ちもあり、急遽大分県を訪問する事に。
何で大分県なのか?出発2日前の夜に飛行機の空席があったからという、簡単な理由です。
2020年6月20日(土)。旅の始まりはセントレア。
梅雨という閑散期でかつ普通の休日なので、特別混雑する日取りではないけども閑散としている朝の空港。
規制解除となったとはいえ、中部国際空港発着の便はまだまだ運休している便が多い。
通常ならば朝は出発便が集中して混雑するはずだが、そもそも運行本数が少ないので人も少ないのだ。
ガラガラの保安検査場を抜けて搭乗ゲートへ。大分便はバス輸送である。
大分便はIBEXとの共同運航便。特典航空券が直前で取れたものの、機内は満席に近い混雑。
つつがなく大分空港に到着。3年ぶりにやって来ました。
今回のプランは1泊2日で、初日は別府観光、翌日はレンタカーでドライブという内容。
前回の訪問では急いでいたため見られなかった、大分空港名物のクソデカ回転寿司を眺めたり。
ターミナルビルを軽く見て回った後に、別府・大分行きの路線バスに乗ります。
いつも忙しないスケジュールなので、今回みたいにのんびり動けるのもいいね。
空港ターミナルで売ってた、大分名物の鶏めしのおにぎり。濃厚な味わいで美味しかった!!
別府の温泉観光をするために、亀の井バスのフリーきっぷを購入しようと観光港バス停で空港バスを降りるも
フリーきっぷ販売場所として案内されていた別府交通センターはまさかの臨時休業の文字。おのれコロナめ・・・!!
困って亀の井バスに問い合わせてみると、近くのフェリーさんふらわぁの窓口で買えると教えて貰う。
フェリー発着の時間帯でなくても窓口に人が居たので良かった。
という訳で、観光港から亀の井バスに乗って、別府温泉観光の中心地でもある鉄輪温泉エリアへ向かいましょう。
このフリーきっぷ、バス車内でもう売ってくれればいいのに・・・。販売場所が少ないのがネックだ。
到着した鉄輪温泉。というか人が居ない・・・。
いや、まだ午前中だし。それにしてもさすがに閑散としてないかな?
とりあえず朝も早かったので、共同浴場の「渋の湯」でいきなり温泉イン。
あー、午前中から温泉に入れるなんて最高だ・・・・!
なお、同行者も居たので今回の別府観光は前回自分が訪れたルートとほぼ同じ。
地獄めぐりをして、いくつかに温泉に入るというシンプルなコース。
という訳で、まずは白池地獄からスタート。
うーん、人が居ない。こりゃ観光地にとっての地獄かもしれない。
バスに乗って血の池地獄へ。こちらも人はまばら。
前回訪れたのがゴールデンウィークなので、そこと比べるのは酷かもしれないが。
隣にある竜巻地獄。ここは30-40分毎に間欠泉が吹き出すため、お隣より人が多いかな?
再びバスに乗って鉄輪温泉へ戻り、鬼山地獄へ。
100日後に炎上する奴。
かまど地獄。スタッフのお兄さんの話を独占出来ます。
海地獄。コバルトブルーの温泉が美しい・・・。
売店でビールを売っていたので、海地獄を見ながら乾杯!
人が少ない落ち着きというのも好きですが、やはり賑わいの場所は賑わいが無いとちょっと寂しいですね。
鬼石坊主地獄。ポコンポコンと湧き上がる湯をじっと見つめる。
・・・っと、サイトで紹介するのが2回目なので、地獄の紹介は簡単にしておきます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
鬼石坊主地獄近くのバス停から、明礬温泉方面のバスに乗り込み別府温泉保養ランドを訪れる
ここは前回訪れなかった温泉なのですが、ここの泥温泉は次訪れた際には是非行きたかったところ。
温泉という場所なだけに撮影は出来ないので、表にあったパネルで代用。
確かに温泉内に泥が沈んでいる珍しい温泉なのですが、清潔かと言われるとちょっと怪しいかもしれません。
けれども泥を手に取ったりしながた堪能する濃ゆい温泉は「いかにも」な温泉で私は大好きです。
温泉のあとは便コーラでさっぱり!(逆光
再びバスに乗り山を登って、明礬温泉エリアまでやって来ました。
梅雨時ですがこの土日だけは晴れ予報だったし、来て良かった。晴れの日最高!!
前回は混雑して立ち寄らなかった売店で「地獄蒸しプリン」をいただく。
甘味もいいね。甘くておいしい!
明晩温泉から更にバス路線の先、十文字原展望台という所があるらしいので行ってみた。
おお、これはいい感じじゃね?
別府湾と別府温泉を一望出来る十文字原展望台。
天候にも恵まれたし、今日は本当に来て良かった!!
温泉街の方は割と空いてる印象でしたが、この展望台は近隣地域のナンバーの車で混雑してました。
やはり皆は密を避けた行動を取っているのでしょうか。
しばし展望を堪能したら、別府駅直行のバスで別府駅へと移動します。
ここは前回も訪れた竹瓦温泉。
歴史ある立派な建物ですが、中身は浴場のみというシンブルな公衆浴場。大人110円とリーズナブル
晩は適当に見つけた地元の飲食店で、大分名物のとり天と郷土料理を頂く。
こちらは大分の郷土料理「りゅうきゅう」
魚の切り身をタレにつけ込んだもの。今日はハマチだそうです。
とり天も自家製ハムも美味かった!!
今夜のお宿は、なんだか高そうな亀の井ホテル。
コロナの影響なのか、直前でツインが素泊り7,100円(2名料金)という格安具合。ビジネスホテルより安くね?
さすがリゾートホテルというか、窓からの景色はビジネスホテルとは違いますね。
別府駅をトレインビューできるぞ!!
そんな感じの別府観光初日でした。
久しぶりに訪れた別府は少し淋しい様子でしたが、広範囲に沢山の温泉のあるこの都市はたぶん国内唯一。
またいいつか温泉めぐりをしたいですね。
<翌日の話題に続きます>