別府観光の定番!路線バスで「別府地獄めぐり」に挑戦です。

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別府といえば、やっぱり温泉。何処へ行っても温泉ばかり。

そんな温泉を活用した湯煙エンタテインメントこと「別府地獄めぐり」。別府観光の定番ですね。
別府に来たのだし、やっぱり地獄は見ておくべきかな、という事で路線バス使って巡ってきました。

このページはこちらの記事の続きです。

JR大分駅の高架化を含めた再整備事業により、2015年に誕生した「JRおおいたシティ 」 駅ビルおよび周辺の商業施設の総称なのですが、やはりここは九州。他都市には見られないような造りに驚き。 ばっさりカットするつもりでしたが、途中の話も含めてさらっと紹介。

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宿泊していた宿をチェックアウトし、JR大分駅から普通列車で別府へ向かいます。

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数駅を10分ちょっとで到着。280円
大分市の別府市は隣同士の自治体なので、そんなに遠くはありません。

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別府駅前にある、謎のおじさん像

初めて別府を訪問した時も「誰だよこいつ?」と思いましたが地元「亀の井バス」の創業者だったのですね。
別府観光の功労者でもあるため、こうやって駅前に像が造られるほど、みたいです。

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観光案内所で亀の井バスの1日乗車券を買おうと思ったら営業時間前だった!
訪問したのは8時、営業開始は8時30分。これでは30分が勿体ない!

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少し歩いて北浜にある亀の井バスの営業所にて1日乗車券を購入。
何処へ行くのか聞かれたので、地獄めぐりをする旨を伝えるとガイドブックと乗るべきバスを教えてくれました

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案内されたバス停から、亀川駅経由の鉄輪温泉行きのバスに乗ります。

別府の地獄めぐりは、主に鉄輪温泉の周辺に集まっていますが、
そのうち2つの地獄だけは少し離れた場所にあります。なので先にその離れた地獄から攻めようかなと。

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血の池地獄前バス停で下車。

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血の池だなんて、いかにも地獄っぽいネーミング!
共通券を購入してパンフレットを貰い、さぁ地獄を満喫しようかと思ったら

「龍巻行った?さっき噴出した所だから先に行ってきな!!」

え?血の池が見たかったのに・・・。

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言われるがまますぐ隣の龍巻地獄へと足を運ぶと、大勢の観光客が間欠泉を眺めている。

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こちらが「竜巻地獄」という名の間欠泉。

ちなみに別府の地獄ですが、「天国と地獄」みたく世界観的な事を指しているのではなく、
熱湯が噴出していた所を「地獄」と呼んでいたのが由来らしい。

なので、世界観的な地獄をイメージして別府の地獄めぐりをすると、ガッカリするかもしれません。

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何やら優しそうな鬼がポーズを取ってくれました

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竜巻地獄の間欠泉は、30-40分おきに10分程度噴出するらしい
「先に竜巻地獄へ行っておきな!」というアドバイスは適切でしたね。

噴出が終わると一斉に散る観光客。そりゃそうよね・・・。

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はい、続いて2つ目の地獄。血の池地獄です。

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酸化鉄により朱色に染まっており、まるで血の池のように見えるこの血の池地獄。

世界観的にも地獄っぽく見えるし、たぶん地獄めぐりで一番地獄っぽい場所。
直接触れる訳ではありませんが、泉温は約78度あるらしい

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地獄っぽい顔出しパネル。何故かハンバーガー持ってる左の子鬼・・・

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さぁ、ジャンジャン行きましょう!
血の池地獄から鉄輪までは、再び路線バスに乗ります。

この区間の路線バスが30分に1本程度なので、時刻を気にしながら見ないと結構ロスになります。

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湯煙がもくもく上がる鉄輪地区。曇り空なので、ちょっと分かりづらいですね

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鉄輪地区の地獄は歩いて移動出来るので、もうバスは気にしなくて良くなります。
バス停から一番近かった「白池地獄」やとやってきました。

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もくもく立ち上る湯気と、白濁とした池が広がる、こちらが白池地獄である。
池が白いのは、噴出する温泉が外気に触れて成分が白濁したため。

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地獄もまだ3ヶ所目ですが「湯煙ばっかじゃねーか!」という気分になってきました。
血の池地獄を見た後だったので、インパクトもちょっと薄い。

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そんな湯煙に飽きた観光客の為か知らないけど、温泉熱を利用した熱帯魚館が併設されています。

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ピラニアが居たり

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ピラルクが居たりします。
いやー、温泉地でいきなり熱帯魚出されても反応に困るよ!!

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はい、次へ行きましょう。

温泉の蒸気を利用して調理する「地獄蒸し」も、軒先で屋台のように販売しています。
ちょっと食べて休憩したい所ですが、ここは観光地。混雑する前にさっさと地獄を巡らないと!!

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4つめの地獄。鬼山地獄です

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もくもくと立ち上る湯煙が来園者を迎えますが、ここの目玉は湯煙では無い。

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湯煙の奥にある鉄柵付きの水槽を囲むように眺める観光客。
そしてバケツを持って現われるスタッフ。園内では案内放送も流れ、何が行われるかと思いきや・・・

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来園客から注目を受けるスタッフの手には鶏肉。

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ワニが狙ってるーーーーー!!

そう、この鬼山地獄は大正12年より温泉熱を利用してワニの飼育をしている地獄。
別名「ワニ地獄」とも呼ばれ、もちろんワニがメイン。入口にある湯煙は前座に過ぎない。

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休日には2回行っているワニの餌付けは大迫力。(10:00?・14:30?)
普段は飼育の水槽をのそのそ動いているワニですが、餌を狙っている間は野生の迫力を感じます

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なお、餌付けタイムは大迫力ですが、それ以外の時間は地味というか何というか。
是非ともここは餌付けを狙って見たいところ。

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続いて参りましょう。5つめの地獄は「かまど地獄」

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かまど地獄1丁目?6丁目と称し、噴出する湯煙を間近に見られる。

再び「湯煙ばっかじゃねーか!」と言いたくなりますが・・・

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足湯に飲泉、岩盤浴などがありアトラクション感は高い。

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一番の見所と言いますか、スタッフが池にタバコの煙を吹き付けます

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すると、ぶわっと湯煙が増幅する不思議な現象が起きます。

タバコの煙の粒子に水蒸気がくっつき可視化するために起きる現象の実演。
「目には見えてませんが、本当はこれだけの水蒸気が上がってるんですよー」と拡声器を使って案内。

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さっきから湯煙ばっかり見てますが、やっぱり解説が付いているとひと味違いますね。
この「かまど地獄」が一番の湯煙エンタテインメントだったと思います。

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6ヶ所目の地獄は「海地獄」

地獄のなかではひときは広く、時間帯的にも温泉宿から観光客がチェックアウトして観光を始めた頃合い。

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どうやら観光客地獄だったようです。

さすが別府、さすが連休。やはり観光客は多い。

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冗談はさておき、「湯煙ばっかじゃねーか」案件となりますが、見所は温泉の色と湯煙。
硫酸鉄によってコバルトブルーに見えるその温泉は、まさに海のような美しさ。

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こんな温泉に入れたら楽しそうなのですが、泉温は98度あるらしいので、とても入れるレベルではありません。

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7ヶ所目、共通チケット的に最後の地獄は「鬼石坊主地獄」

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ここは湯煙はあんまり無く、庭園のように整備された園内の各所には泥の池があります。

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そこから「コポっ」「コポっ」と泥の中で沸騰している様子が伺える。

その一瞬が坊主頭に似ているから坊主地獄らしい。
えーっと、なかなか見られない珍しい光景でしょうけど、正直なところ地味です。

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そんな感じで別府の7地獄めぐりでした。

鉄輪温泉には「山地獄」なんてのもありますが、中身は動物園。
かつては共通チケットに入ってたようですが、共通制度から離脱したためスルーする観光客も多々。

別府の地獄は見る価値あり?
少なくとも、巡る順序はかなり重要だという事が分かりました。

□別府観光、後編に続きます。

別府観光のおはなし後編。前回は「地獄めぐり」を紹介しましたが やっぱり日本一の温泉地、入らず帰るなんて考えられません。 (※別府温泉は湧出量83,296リットル/分で日本一。亀の井バスで貰った冊子より) という訳で、後編は別府の日帰り入浴施設に立ち寄ったお話です。
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