暖冬でもクソサム!念願の木崎湖キャンプはとても寒かった。
木崎湖、といえば、アニメ「おねがい☆ティーチャー」の聖地として有名ですよね!
・・・とか書くと年齢層がバレる気もしますが、それはまぁヨシとしましょう。
木崎湖があるのは長野県大町市。例年3月でも残雪があり気温はとても低いのですが、
2019-2020シーズンは暖冬の影響で残雪なんて殆ど無く、ご覧のような景色でした。
さすれば程よい感じにキャンプが出来るのかと思えば、そうでも無かった!
そんな様子を記録しておく。
行くぜ恵那山トンネル!!!
2020年2月29日、長野県へのワープトンネルこと、恵那山トンネルで長野へ向かいます。
新型コロナウイルスの影響なのか、休日なのに交通量が少なく感じた中央道。今後日本はどうなってしまうのか?
今回は登山じゃなくてキャンプ。地元の出発も遅めだったので昼食は途中で立ち寄って食べる事に。
ちょうど塩尻を通るあたりで正午近かったので、塩尻の桔梗ヶ原にある「山族焼」の名店へ寄り道。
昭和のような雰囲気が残る店内。
ずらっと飾られた「のれん」には熊本・伊豆・金沢・・・と全国の地名が並ぶ。店主の旅行土産だろうか?
あ、出川哲朗の充電バイク番組の写真とステッカーがある。
あの番組で、ここ訪れた事があるのか!
名物の「山賊焼」を注文して届いたのは、とんでもないボリュームの鶏唐揚
まさかの爆食系だったとは、聞いてないぞ!!
野球のグローブか!ってくらいの形状をした鳥からにむしゃぶりつく
このボリュームの大きさも山賊風なのか。店内殆どのお客さんが山賊焼を注文する人気店で美味かった!
ちょうど近かったので、塩尻のおやき屋の「おやき工房旬菜花」へと寄り道。
もう腹いっぱいだけども、明日の朝食用におやきを買っておこう。
店内は相変わらず黒澤ルビィな品々で埋め尽くされている。
ラブライバーの訪問も変わらず多いようで、諏訪の温泉むすめの件もあるし今後も更に賑わうかも?
このへんは以前の訪問記を参照。
最近話題の高級系食パンの取扱も始めたようなので、これも朝食用に買っておこう。
塩尻北から安曇野まで再び高速に乗り、キャンプ場のある木崎湖へ向かう。
到着が遅くなるから、キャンプ場のスペース空いてるかな?
はい、到着しました。
なんつーか、世間では新型コロナウイルスの影響でキャンプ場が大人気らしいんですけども、
木崎湖に居るのはコスプレ撮影客のみで、15時の到着時点で純粋なキャンプ客は我々だけだった模様。
おかげでキャンプサイトも選び放題だ。
木崎湖対岸を走る大糸線にはE353系の姿が。結構列車の音が響くんですね。
とりあえずテントを設営完了。左の私のテントは3シーズン用なので夜が不安だ。
なんせ暖冬とはいえ気温は0℃を下回るらしいし。
設営後に信濃大町駅近くのスーパーまで買いだし。
戻ってきてからキャンプ開始や!!
「キャンプ」っても、別にキャンプマスターでもなんでもないので、具体的に何をするべきかよく分かってない。
食事もいつものように、「網で焼く」という簡単な奴になりがち。まぁそれもヨシ。
寒かったので鍋物は温まりますね。これは大勝利!!
メインの食材を食い尽くしたら、焚き火を囲んでダラダラ過ごす・・・。
地酒を熱燗でいただく。道具は100均で揃えた!!
友人の北海道土産のジャガイモをじゃがバターにして頂く。
程よいコゲっぷりがキャンプっぽくていいね。これは美味かった!
「おやき工房旬菜花」で何故か頂いた沼津の「寿太郎みかん」があったので、網で焼いてみる。
「焼きミカン」の完成。パッと見は黒焦げだけども、焦げてるのは皮だけで中身は普通。
味わいは「ホットミカン」て感じでキャンプにはいいかも。加熱して白い奴がつるっと剥げるし。
さて、思いのほかクソサムだし天気微妙で星空も見えないし。
焚き火用の薪も使い切って閉まったらやることが無くなってしまった。もう寝るしかない(23時)
3シーズンテント、3シーズンのシュラフしか持って無くて「装備ねぇよ!」と冬キャンは断ってましたが
同行者のDAIさんに借りた厳冬期用のシュラフはとっても暖かいナリィ・・・・。
念のため持ってきた毛布とか使わず、途中で寒さで目覚める事も無くぐっすり眠れました。厳冬期シュラフは優秀だな
翌2020年3月1日。おはようございます。
今日も朝からクソサムですが、つじ写真館のブレンドコーヒーで温まる。
朝飯に食パンとか焼いて食べたんですが、見た目がアレで写真撮ってなかった・・・。
写真映えするキャンプをやるなら、道具って重要だなと思いました。はい。
キャンプ道具を撤収して、ゆーぷる木崎湖で煙り臭さを洗い流してから、ようやく晴れてきた木崎湖。
やっぱり強風だとキャンプは辛いね。これもまた経験。次に生かしたい。
「こんだけ晴れてるなら」って事で、帰る前に白馬方面へと足を運ぶ。
途中で立ち寄った大糸線の(臨)ヤナバスキー場前駅。2019年のダイヤ改正で廃止になりました。
駅舎っぽいものは残っていましたが、ホームの部分だけ撤去されているという何とも中途半端な状態。
駅名の由来になっているヤナバスキー場。
2017-2018シーズンから休業状態らしく、今年で3回目の休業。暖冬の影響でゲレンデには殆ど雪が無い
スキー人口が減る一方でこの暖冬。スキー業界は辛いな・・・。
再び白馬方面に向けて進む。白馬の山々が見えてきたぞ!
大出の吊橋からの眺望。白馬を代表する風光明媚スポットである。
いやー、青空と雪山って最高だね。
なかなか見られないこの絶景に、同行者皆笑顔である。
お昼ごはんは簡単にスーパーの弁当だけども
これだけの絶景を見ながらのお昼ごはんは数倍美味しく感じる。
帰りがけ、立ち寄った大町山岳博物館から見た大町の眺望。
大町って木崎湖くらいしか知らなかったけど、こんな眺望スポットがあったのか・・・。知らなかった。
大町山岳博物館に併設する飼育スペースにてライチョウが公開されているので見てきた。
ライチョウは高山帯に生息し、古くから「神の鳥」として登山者から信仰されていたという。
で、これが保存のため飼育されているライチョウ。
外的から身を守るためシーズンごとに羽毛は生え替わり、今は雪と同じ白い姿をしている。
へぇ、これがライチョウか。いつか自分も登山で野生のライチョウを見てみたいものだ。
それから大町山岳博物館の更に奥にある鷹狩山展望台へ。
本来は冬期通行止め道路の先にあるのですが、暖冬の影響か通行出来ました。
日中より曇ってきて更に逆光となりましたが、ここはここで大町の絶景を楽しめそうなスポットでした。
また今度、出来れば午前中に訪れるようこの場所を覚えておこう・・・。
高速に乗ってしまう前に、穂高にある安曇野餃子館に立ち寄り餃子三昧。
何だかんだで数年単位でお世話になってるこのお店。調べてみたら初訪問は10年前だったわ。
そんな感じの木崎湖キャンプと白馬・大町エリア訪問記でした。
長野はいいとこ、また訪れたいですね。