ツイートひとつでこの影響。長野県塩尻市のおやき工房「旬菜花」を訪ねる
いわゆる漫画やアニメの「聖地」で見かけるこの光景。黒澤ルビィがいっぱい並んでいるし、ここは沼津かな?
いえ、ここは長野県の塩尻市です。
「ラブライブ!」と「おやき」にどんな関係が?というお話ですけど、演者である降幡愛さんのツイートに由来する。
何やら面白そうだったので、お店を実際に見に行ってみました。
はい、という訳で名古屋から18きっぷを使って中央西線を移動中。
18きっぷだと苦行とも言える中津川-塩尻間ですが、今回は奈良井駅で途中下車。
冒頭で書いたおやきの店へ行く前に、ちょっと寄り道をします。
奈良井に何があるの?って話ですけども
駅からすぐ先には中山道の宿場町、「奈良井宿」があります。
現在も観光地としてその景観が保存されており、全国に残る宿場町としてその長さは日本最大級だとか。
最長なのか最長級なのかよく分かりませんが、とりあえず結構な規模で街並みが残っているそうだ。
まぁ奈良井宿を訪れた理由はもうひとつ。
黒澤ルビィ役の降幡愛さんが、昨年に奈良井宿を訪れたというこのインスタグラム↓
声優が足を運んだからって訪問するとか、オタクチョロすぎーwww
というのはさておき、中央線も国道19号線も何度か通ったことがあるのに
ここには未踏だったのも、何かの機会かなって。
まだ一部のお店しかオープンしてない朝の9時台だったので、人通りも少なく。
普段はもうちょっと混雑するそうですが、やはり観光地は早朝に訪問するに限りますね。
観光地といえば食べ歩き。米粉のお団子(150円)
この街並みを見ながら食べるのもいいですね。
地産のトウモロコシの焼きもろこし、350円。焼きもろこし最高!
鉄道ダイヤの関係で約2時間という短い訪問時間でしたが、なかなか雰囲気のあって良い空間でした。
再び中央西線に乗って塩尻駅に到着。
ここから表題にも書いてある「おやき」の件ですね。例のおやき屋は塩尻駅のちょっと離れた場所にあります。
で、徒歩。
いやー、駅前の観光案内所でレンタサイクルを使うつもりだったのですが
自転車が全て貸出し中でごめんなさいとの事でした。これは予定外だったわ・・・。
塩尻がブドウやワインを推しているのは知っていましたが、駅から歩いているとすぐに見えたのがブドウ畑。
写真で見えているのがブドウです。いやー、こんな駅のすぐ近くで栽培してたのですね。
ブドウの収穫時期はおおむね7月から9月。
農家の軒先ではアウトレット品の無人販売が行われているなど。うう、車で来ていたなら買っていた!
駅から25分くらいの徒歩移動でしたが、途中で思わぬ発見があって面白かったな。
で、お目当てのおやき屋さんはこちら。国道19号線沿いにあります。
何だかおやき屋というか「小屋」って感じですが、製造メーカーの工場の併設されている直売所という存在らしい。
店内に入るとはいズドン!
目に入るのは、商品のおやきよりグッズ類の数々。ここ何屋だよ!!
商品のおやきが並んでいますが、商品よりグッズ類の方が多い気がする。
事の発端は降幡さんのTwitterでのこの発言↓
この前、おやき食べたいって呟いたもんでお母さんとお父さんが買ってきてくれただよっ
ふり家の方言ってこんな感じです pic.twitter.com/OJs6ENmelx
? 降幡 愛 (@furihata_ai) August 26, 2018
その手に持ったおやきが、おやき工房「旬菜花」のおやきだったという。
で、そのツイートがあって以来、ファンが訪れ、通販ではおやきが売れ、店頭にグッズが増えていったという。
なおツイートに登場したおやきは「かぼちゃ」入りのやつ。ここだけルビィなのはそういう事なのね。
黒澤ルビィ以外にも目立つのは、地元サッカーチーム松本山雅FCの応援グッズ類。
こちらは松本山雅FCがホームゲームを行う際、会場の屋台で旬菜花が出店している縁だと教えていただく。
グッズ類は殆どが、この店を訪れるファンによって寄贈されたものらしい。
地元のファンだけではなく、遠方から来るファンも結構多いというので、ファンの行動力には驚きだ。
お馴染み寝そべりぬいぐるみも。「オコジョとヤマネ」のぬいぐるみもありますね。
さり気にえみつん(新田恵海)が混ざっているけど、さすがに間接的だろ!
という感じに、お店の方も気さくな方で、色々とお話を伺えました。ありがとうございます。
お土産用におやきを購入したら、何やらキャンペーン中で塩尻の水を頂きました。
本筋とは関係ないのですが、「すぐ近くにワイナリーがあるよ」って教えていただいたので
旬菜花から歩いて井筒ワインへと足を運びました。
せっかく来たのだし試飲ワインをグビグビ飲んで、自分に合いそうな甘いワインを土産に購入。
ほろ酔いな感じで駅までの道のり。
ふと気付いたこの街路樹なのですが・・・
よく見たらこの街路樹もブドウだったのですね。
これまで殆ど通過をしていた塩尻。特産品やその街並みなど、新たな発見が収穫な1日でした。
そんなこんなで塩尻でした。
購入したおやきを自宅でレンチンしていただく。
具も多種多彩で美味しかったし、また購入しよう。
おやき工房 旬菜花
〒399-6461 長野県塩尻市大字宗賀1292
http://www.shunsaika.com/