網走といえばコレ、観光のド定番「博物館網走監獄」で北海道の歴史を学ぶ
という訳でタイトルのとおりです。
網走といえば、9割くらいの人が「監獄」やら「刑務所」を思い浮かべるであろう、網走の有名観光スポット。
網走へ「これを見に来た」と言っても過言ではない。そんな網走監獄を見学します。
このページはこちらの記事の続きです。
2019年11月3日(日)。おはようございます。
前日は深夜に網走入りしましたが、遅れを取り戻す為にも早起きは必須ですね。
駅前のビジネスホテルに宿泊していたので、出発前に網走駅をちょっと見て行くなど。
駅前には網走監獄をイメージした記念撮影パネルが置いてありました。
網走にとって監獄は切り離せない存在というか、街の一部という感じですね。
ホームに居る旭川行きの列車を見送る。
道東の主要駅とはいえ、改札口や待合所はそれほど広くない印象。
今回は車で来てしまったが、いつか鉄道で訪れてみたいところ。
さーて、博物館網走監獄へ行きますか、という前に網走湖に寄り道。
冬期だったので営業時間が遅いのを知らずに移動したので、時間を持て余してしまった。
気を取り直して、網走駅から少し離れた高台にある博物館網走監獄に到着。
ここ、てっきり廃止になった刑務所をそのまま公開してるのかと思ったら、建物を移築したんですね。
開館と同時にチケット購入。ビジネスホテルにあった割引券で1,100円のところ990円
更にキャッシュレス決済キャンペーン対象で5%還元。博物館とかも還元対象店舗に入るんだ・・・。
そんなこんなで網走監獄へ行きましょう。横に居る刑務官はマネキン
最初に現われたのが移築復元された庁舎。
内部は網走刑務所のパネル展示と刑務所作業製品の販売など。
北海道という関係からゴールデンカムイのパネルなんかも置いてありました。作中に出てくるんですね。
網走刑務所では農業を行っており、そこで生産されたじゃがいもが販売されてました。
農作業があるのも北海道ならではなのですね。
いきなり順序を無視して見学をしていますが、こちらは当時の浴場を再現したもの。
(博物館網走監獄には移築復元したものと再現構築した建物が混ざっている)
浴場にはマネキンが置いてあり利用当時の雰囲気がイメージしやすくなってます。
背中が派手な方々が多いのは、網走刑務所が重罪犯を収容する目的で設置された事に由来しているのだろう。
刑務官視点なんかも楽しめる
博物館はそれなりに広く、様々な建物が展示されています。
(順路が設定されている事に気付いたのは終盤)
で、順路的にはそれなりに網走刑務所がどういう所か学んだ後に見る「舎房及び中央見張所」を先に見てしまいます。
こちらは再現構築ではなく、明治時代から使われていた官舎を移築復原したもの。
雑居房や独房があり、ここで複数人が生活を共にする。
細長い舎房は見通しが良く、囚人が脱獄すればすぐに分かる仕組みになっている。
また細長い舎房は放射線状に5つ配置されており、中央見張所からは全ての廊下が見渡せる仕組みになっている。
肝心な中央見張所の写真を撮ってなかったりするが、刑務所という場所であるため構造が普通の建物とは違うのが面白い。
そんな構造の刑務所であるが、歴史上に脱獄犯は何人か居るというのも驚きだ。
舎房の一部は開いており、観光客が入って記念撮影なんかも出来る。
一部にはマネキンが入り当時の雰囲気をうかがい知る事が出来る
冬場には薪ストーブが使われたそうだが、この北海道の地で木造の舎房とかとてつもなく寒いのではないか・・・?
たぶんここが観光地としての網走監獄で一番のメイン展示であろう。
メインを先に見てしまった・・・。
場面は博物館内の監獄歴史館へ移り、中央道路開削をテーマにした展示が行われています。
写真は刑務作業へ移動する囚人をイメージしたマネキン。
一番最後に並んで記念撮影が出来るので、気分は囚人。インスタ映え!!
「足かせ」である鉄球の装着を体験出来るコーナーもあり。
実際に装着してみましたが、歩けないほど重たくはないけども、これ付けて脱走するのは困難でしょう。
で、網走刑務所の歴史として必ず語られるのが「中央道路の開削工事」です。
当時はまだ道東の開拓は進んでおらず、ロシアの驚異から日本を守る為には早急な北海道の開拓が必要。
そこで重犯罪者を網走を含む北海道の各所に集め、囚人を使い道路の開削工事を行ったという。
過酷な労働環境ゆえ、中央道路の開削工事には多くの死者が出た。
しかし元々は重犯罪者なので、死者は道路工事の脇に埋められたという歴史がある。
埋められた遺体は鎖を付けたままであったり、目印として鎖が置かれていたため「鎖塚」と呼ばれた。
その鎖塚は中央道路の各所にみられ、現代では沿道に慰霊碑が並んでいるという。
網走と監獄にこんな歴史があったとは。ここを訪れるまで全く知らなかった。
ここを訪れて北海道の歴史、日本の歴史を知る事になり、まだまだ知らない事は多いなと感じた。
館内の別の場所では、その中央道路の開削工事で使われた休泊所が再現されています。
建物というよりは完全に小屋ですね。
別名動く監獄
現代のように重機は無く、ほぼ人間の手で開削工事が行われた。
重犯罪者とはいえ、過酷な労働環境下で作業を行った、開拓の功労者ではないだろうか。
博物館網走監獄は明治時代の展示が多いですが、監獄歴史館には現代の網走刑務所を模した空間もありました。
時代が変わると雰囲気もガラッと変わりますね。
囚人の私物なのでしょうか。本棚には漫画が並んでいます
隣の囚人の棚にも書籍がいくつか並んでいるようですが・・・。
どう見てもBL本です。
ア゛ッーーーーーー!
そんなこんなの博物館網走監獄でした。紹介したのはごく一部なので、実際にはもっと広いです。
定番スポットゆえ、誰もが訪れる場所なのでオススメするまでもないですが、
その歴史や背景など、学ぶものは多い博物館でした。
<北海道観光は続きます>