裏側からも楽しめる!阿蘇山の生んだ滝のカーテン「鍋ヶ滝」を訪れる。

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春の熊本観光シリーズその4。旅の最後にはインスタ映えしそうな滝を見るしかないっすね!

という訳で阿蘇周辺の観光地を調べていたら辿り着いたのが、小国町にある「鍋ヶ滝」
滝の裏側へ行けるという、全国的にもかなり珍しい滝みたいですよ。

このページはこちらの記事の続きです。

4thシングルのセンターポジション、花丸ちゃんに決まりましたね・・・。 と、話題は遡って2017年に発売されましたAqours3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」ですが MVのモデル地(と言われている)のが、大分県玖珠町の豊後森機関庫という所です。 このサイトも2年前に訪れてい

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前回の豊後森から再び国道387号線と峠を越えて熊本県側へと戻ります。
しかしながら、朝の出発が早かった事もあり運転への集中力が怪しかったので途中の温泉で休憩。

この国道387号線沿い、大分県側も熊本県側も沿道に温泉旅館が多数存在するんですよね、

さすがおんせん県、さすが阿蘇山
って感じで温泉の多さにただ驚きでした。

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数ある温泉から(割と適当に)決めたのは熊本県の「岳の湯地獄谷温泉 裕花」という入浴施設。
通常の露天風呂のほか家族風呂もいくつか存在して人気の温泉らしい。

これだけ温泉の分母が大きいので、露天風呂は貸切状態。いやー、いにもな露天風呂で最高の入浴気分。

岳の湯地獄谷温泉 裕花

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豊後森へ向かう往路にて、沿道に気になる構造物がいくつかあったので、色々調べてみたら
この国道387号沿いにかつて国鉄宮原線という路線が存在した事を知る。

廃線跡は分かりづらいものの、一部ではアーチ橋がいくつか残されているらしく、地図を頼りに足を運ぶ。
こちらは「旧国鉄宮原線 堀田橋梁」という廃線遺構。残っているもんなんですね。

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さっきの堀田橋梁から少し進んだ所にある、こちらは「旧国鉄宮原線 汐井川橋梁」

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またその先、ホタルの里温泉の近くにあるのは「旧国鉄宮原線 堂山橋梁」
割と近い距離感で見事なアーチ橋がいくつも残ってて驚きだ。

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「旧国鉄宮原線 北里駅」
はドライブインの駐車場脇にホームと思わしき遺構が残ってました。
これは当時のホーム跡なのかな?線路跡より駅はホームがあるので分かりやすいですね。

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駅のホームは高台にあったらしく、上下へと繋がる連絡階段は封鎖されることなく開放されていました。
でもこれ説明書きが何も無いので、これが当時の駅通路ってのはさっぱり分からないだろうな・・・。

史跡や遺構などの保護や案内って大事だなぁと思いました。

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北里駅のすぐ脇には「旧国鉄宮原線 北里橋梁」が残ってます。
こちらは遊歩道に転換されているため、上を歩くことが出来ます。

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現在の道の駅「小国」がある場所が、旧国鉄宮原線の終点、肥後小国駅がかつてあった場所となります。
駅跡にはレールとポイント、当時を思わせる駅名標が残されていました。

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道の駅にも、僅かながら宮原線の案内がありました。
廃線跡の脇を通るなら、事前にもうちょっと詳しく調べてから来るんだったなー。割とざっくり見た所で撤収。

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せっかく小国町に来たので、そのまま阿蘇方面へ通過するのではなく観光スポットへ寄りましょう。
という事で道の駅から車で10分程度、鍋ヶ滝公園へとやってきました。

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お目当てはその公園の名のとおり、鍋ヶ滝という滝ですね。

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300円の入園料を支払い、遊歩道を歩いた先に現われたのは、幅の広い見事な滝

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その特徴としては、冒頭にも書きましたが滝の内側に入る事が出来るというところ。
まさに滝のカーテン、と言ったところでしょうか。

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まだ3月中旬という中途半端な季節ですが、これ夏場に来ると気持ちよさそうですね。

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滝の見学を終えたら、再び国道を走って阿蘇カルデラまで戻ってきました。
帰りのフライトまでまだ時間に余裕があるので、もうちょっと寄り道しましょう。

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訪れたのは阿蘇市にある阿蘇神社。肥後一の宮としても有名な神社です。

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阿蘇神社は2016年に発生した熊本地震により、桜門、拝殿が倒壊し、他にも多数の施設が甚大な被害を受けました。
震源地はここから西へ離れた益城町とされていますが、この距離での被害に地震の大きさを実感します。

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現在は倒壊した施設は撤去し、復旧に向けて作業を進めているところでした。
メディアでの報道が少なくなりましたが、実際に訪れる事でより被害の大きさを知る事が出来ました。

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湧き出る手水が冷たい。これも阿蘇山が生んだ資源ですね。

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さて、阿蘇山ともお別れしてそろそろ熊本空港の方面へと帰りましょうか。

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またまた寄り道をしたのは、熊本地震で運休中の立野駅の近くにあるこの展望台。

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ダムカード型フォトフレーム

まだダムの姿は全く見られないが、ここの谷筋に立野ダムの建設が予定されている。

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また、ダムカード型フォトフレームは物理設置されているので、横から見るとこうなっている。

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フォトフレームから見える赤い鉄橋は南阿蘇鉄道のもの。運休中のため列車が通る事はありません。
運転再開は2022年を予定しており、まだまだ時間がかかる模様。

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南阿蘇鉄道の始発駅であり、豊肥本線の途中駅である立野駅へとやってきました。

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豊肥本線も肥後大津駅-阿蘇駅間が震災の影響により2019年現在も運休中。
ホームは無人でしたが、既に駅自体の復旧工事は終わっている模様。ここに再び列車が来るのはまだかかりそうだ。

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立野駅前の商店で立野ダムのダムカードを頂きました。
改元の関係で限定カード(左)もいただいた。ダムと改元関係あるんかい、と思ってしまった。

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時間調整も兼ねて、阿蘇くまもと空港近くの「おべんとうのヒライ」まで戻ってきました。

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走行距離は約270kmと一般道オンリーの割には結構移動しました。
これでガソリン代無料とは非常に助かりました。豊後森も行けましたしね。

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最後にヒライでカツカレーを食べるなど。
何だか今回は全くもって熊本らしいもの食べてなかったな。ヒライだって熊本らしい食べ物なので良しとしましょう。

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グッバイ、阿蘇の山々。また来るよ!!

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レンタカーを返却して、つつがなく空港に到着。

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ターミナルに書かれた空港名大好き。

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空港ラウンジ寄ったら、珍しく缶ビールが1杯無料というサービスがやってたので頂く。
もう車の運転をしなくていいんだ。カンパーイ!!

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つつがなく搭乗開始。
3月は台風リスクも降雪リスクも無くて安定してますね。前回の札幌はやっぱキタわ。

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上空でネットしようと思ったら通信繋がらなかった罠。
・・・そんな事あるのね。

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明日は仕事という名の現実が待っている!俺たちの現実はこれからだ・・・!!

という訳で1泊2日という短い日程でしたが、割と効率的に観光出来たのではないかと自画自賛。
阿蘇は3月でオフシーズンでしたが、湧水に絶景に歴史が楽しめた阿蘇。いつかまた行くよ!!

<阿蘇ドライブツアーでした>

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