リニアの走行試験を見よう!山梨県立リニア見学センターへ寄り道した話。
2027年に品川-名古屋間の開業を目指し絶賛建設中のリニア中央新幹線。
まだまだ先の話かなと思いますが、営業線へと転換される山梨県内の実験線では今日も走行試験中。
という訳で、東京へ行くついでに山梨県都留市の「山梨県立リニア見学センター」へ寄ってみました。
おはようございます。新東名高速道路の駿河湾沼津SAでございます。
リニア見学センターって中央本線寄りなので、なかなか寄れないんですよね。
なので今回は車で東京へ向かい、リニア見学センターを無理やり寄り道行程に組み込みました。
なお、駿河湾沼津SAではラブライブ!サンシャイン!!の物販イベント実施中。
早朝なので営業はしておらず・・・。
御殿場ICを降りて東富士五湖道路を経由して目的地の山梨県へと向かう
こちら側から富士山ってあまり見ないので何だか新鮮だなー、なんて思いつつ途中で車を停めるなど。
富士吉田を経由して中央自動車道の都留ICで降りる。そこから見学センターまでは車で数分。
おーっと、見えてきました。あれがリニアの実験線みたいだ。
という感じで山梨県立リニア見学センターに到着。
こちらの施設はリニア実験線の脇に立地する、その名の通り「見学センター」
「わくわくやまなし館」と「どきどきリニア館」の2館で構成されており、前者は広報と物販、後者はリニアに関する展示施設。
なお、両方の施設から実験線を走行するリニアが見られる仕組みになっています。
月-土の週6日間リニアは走行しているそうですが、どの時間帯に走行予定なのかは当日にしか分からず
また、その時間帯にどれだけ走行されるかは公表されていないため、訪問しても全く見られない事もあるらしい。
今日は運良く9時の施設オープンから走行試験を実施してるらしい。
その後の予定もあったので、9時のオープンに一番客として入館。
入口でチケット購入して入館したら
「はい、リニア来ますよー、奥から見えますから」とスタッフさんに言われて、慌ててリニア見学エリアへ。
え、いきなり来るんですか?
え、あれ、よく見えなかった・・・・。
5両編成の試験車両が確かにそこを通過したのだが、どう来るのかよく分からず写真も撮れなかった・・・。
まぁいいか、そのうちまたリニア来るでしょう。今のうちに他の展示とか見ておきましょう。
どきどきリニア館の1階には、試験車両(MLX01-2)がまるっと展示されています。
展示車両は内部にも入れます。
リニアは新幹線より小さく2席+2席編成となりますが、営業運転が始まるとどんな雰囲気になるんだろ?
展示を見て10分もしないうちに「リニアが接近しています」の旨のアナウンスが館内に流れる
え、もう戻ってきたの?早くね??
リニア現在位置を表示するモニタでは504km/hの表示。そんだけスピード出てりゃ戻ってくるのあっという間だよね。
今度は3階の見学スペースに待機。
館内には何人もスタッフさんが居て、親切にもトンネルから列車が出てくるタイミングをカウントダウンしてくれます。
きた!!
っと、静止画ではどんだけ早いのかさっぱりですけども、「ゴー」という音とともに接近を予感し
5両編成の試験車両が目の前を通過するのは、およそ2秒。
一瞬で通り過ぎるような速さではないものの、これはとんでもなく速い。
スタッフさん曰く、この日は走行試験も良好で、10分おきにリニアが通過するなんて状態でした。
トラブルで途中で止まったり、見学センターを含まない位置で往復する試験をする日もあるそうなので運が良かった。
2階の見学スペースは屋外デッキ構造になっており、リニアの通過を音と風圧で体感出来る仕組み。
アングル的には見づらいですが、音と風圧を感じ取れます。
リニアの見学デッキの他には、リニアを動かす「超伝導」の仕組みの展示があったり実演ラボがあったり。
せっかく来ているのだし、じっくり説明を聞きます。
リニアにはレールが無いので、軌道部は「ガイドウェイ」と呼ぶらしい。
トンネルを掘る工事だけでも大変なのに、磁力を発生させる機器を敷き詰めるとかとんでもない規模の工事だな。
後はパネル展示があったりジオラマがあったり、ビデオ上映があったりの内容でした。(その辺は省略)
それほど広い展示施設でもありませんが、何だかんだで1時間半の滞在となりました。
うーん、これだけ頻繁にリニアが走行するとは思ってなかったので、良い意味で意外だった。
東京へ行くのに結構な遠回りの寄り道でしたが、足を運んだ甲斐がありましたね。
そんなこんなでリニア見学センターでした。