コンクリート像がいっぱいの珍スポット。愛知県日進市の「五色園」へ行ってきました
ここは五色園。五色山大安寺を中心とした園内には、親鸞の教えにまつわるエピソードをコンクリート像で再現。
20万坪の敷地内に100体以上の浅野祥雲作品を展示している、日本で唯一の宗教公園らしい(WEB調べ)
存在自体は知っていたのですが、ふと思い立ったので足を運んでみました。
※浅野祥雲(1891-1978):コンクリート像作家
はい、という訳で名古屋市名東区の梅森坂口バス停です。
何でこんな所に居るんだって話ですけども、
平針駅から出てる市バス幹本郷1系統と星ヶ丘から出てる名鉄バスの五色園行きがここで交差しまして・・・。
(要するにスタート地点が平針だった)
五色園までは名鉄バスが毎時2本くらい出ています。
「珍スポット」とは聞いていたんだけども、それなりに路線バスが運行されるメジャースポットなんだろうか?
で、しばらくバスに揺られて終点の五色園バス停に到着。
殺風景ではありますが、終点によくあるバス転回場みたいな所ですね
なんかゲートみたいな所が見える。
どうやらこのゲートが五色園の入口っぽい。
バスに乗りながらスマートフォンで調べて知ったのですが、
施設としての五色園とは別に、地名としての五色園(日進市五色園)があるようだ。
なお、珍スポットである五色園は「日進市岩藤町」となり町名が異なるが、バスの行き先はどちらも兼ねていみたい
ゲートから施設に入ると、こんな感じにアスファルトで舗装された道が続くが・・・
あ、居た。
道路脇に前触れも無くぽつんと現われるコンクリート像。なんだこりゃ?
冒頭で紹介したとおり、鎌倉時代の僧侶「親鸞(しんらん)」の教えにまつわるエピソードのワンシーンらしい。
コンクリート像を見ただけじゃどんなシーンなのか分からないが、安心して欲しい。説明書きが用意されている!
で、説明書きを見てもよう分からんのが正直なところ。
他にも色々あるようなので、園内を見て回りますか
何やら話し合いをしているらしい・・・。
慌てた様子で駆け付けるのは遅刻した僧侶
造形家「浅野祥雲」氏のコンクリート像は園内に約100体あるという。
古い割に状態が良いのは、有志によって補修と塗り直しが行われているようだ。
ちなみに、似たような珍スポットとして有名なのが関ヶ原ウォーランドですが、こちらも浅野祥雲氏の作品である
園内を進めばコンクリート像があり
脇道を上れば・・・
そこにもコンクリート像があり
農業用のため池の対岸にコンクリート像があり(もう行くのが面倒だ)
恐らく池だった場所にも、それにちなんだコンクリート像があり。
なお、土曜日の午後という条件であったが、他に人の姿は殆ど見ない。
車は何台か通り過ぎたのだが、やはり素人には早すぎたのではないか?
一応、昭和後期を思わせる遊具もありました。遊ぶ子は皆無
今や不気味な珍スポットと化していますが、昔はもうちょっと明るくオープンな雰囲気だったのでしょうか?
閉鎖さて老朽化した建物には「五色園休憩所」の文字がうっすら見えます。
コンクリート像は何とか補修されていましたが、やはり全体的な老朽化は否めない。
この門のようなセットも屋根が落ちてきそう。
嫁と鬼ババア
嫁アップ。
今さらですが、これ実際の人間よりちょっと大きく作られてるんですよね。
そんな五色園ですが、たぶんメインは墓地なんでしょうかね。
奥の方には墓地が広い区画にありました。
後は本堂と宿坊がありました。管理側の人を殆ど見なかったけど、どの時期だと見かけるんだろ。
とまぁ、園内各所に鏤められたコンクリート像による再現シーン
説明書きを読まなければさっぱり。読めばなんとなく分かるものもアリ
解説が難しいので現地で読んでください(雑
仏像に布団が掛けてある。どんなシチュエーションだよ!
インスタ映えするかもしれない五色園。一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
なお、星ヶ丘からの名鉄バスのほか、リニモ長久手古戦場駅から日進市のコミュニティバスも出てます。
長久手IKEAとか行くついでに、五色園でインスタ映えを狙ってみよう。