初めての海外旅行。台湾へ行ってきたお話。(その7:古い建物を見に行きました)
□この記事は『初めての海外旅行。台湾へ行ってきたお話。(その6:台湾をもっと知る3日目)』の続きの記事です。
いよいよ帰国日となりました、台湾滞在4日目。
午前からお昼過ぎくらいまでまだ時間があるので、色々調べた結果「松山文創園區」という所へやってきました。
日本統治時代に作られたタバコの工場。閉鎖後の現在も建物の一部が残されています。
2016年11月6日(日)。おはようございます。
今日もバスを使ってホテルから台北駅へと目指します。昨日乗ったのでもうバッチリだ!
特に問題もなく台北駅到着。
帰国日のため手元にはキャリーケース。なので台北駅地下にあるコインロッカーに荷物を預けます。
将来的には台北駅に航空会社のカウンターが出来て、そこで荷物を預ると空港まで運搬してくれるそうですが
MRTの空港線といい、まだもうちょっと先の話らしいっす。今は大人しく預けましょう
日系の天丼屋で朝メシを食う。値段は忘れちゃったけど200元くらいしたっけ?
台北駅からMRTに乗って、目的地へと移動。
吹き抜けとなっているホーム。大阪にもこんな感じの駅ありましたよね?
捷運國父紀念館站(駅)に到着。後ろに見える大きなタワーは台北101ですね。
そういえば台北101、定番観光スポットですが今回は行かなかったなぁ。
駅からぐるっと回って、松山文創園區に到着。
冒頭にも書きましたが、ここは日本統治時代に作られたタバコ工場の跡地なのです。
この倉庫みたいなモノも、かつてのタバコ工場の名残。
よく見ると倉庫に隣接した道路には、一部だけ線路が埋まってるんですよね。
工場で生産されたタバコを倉庫に格納し、その後に倉庫から列車に乗せて運び込んだ
たぶん、そんな貨物用のプラットフォームなんだと思います。
駅名標みたいなのが置いてありました。
レゴブロック的なもので当時の様子を表現。これはイメージしやすい
松山文創園區、倉庫や工場跡を使い芸術など文化を発信する展示場として使っているそうです。
手前に古い倉庫跡、奥に見えるのは近代的な建物。この組み合わせもなかなか面白い光景だ
訪問した日も倉庫でアートか何かの展示をしていたのですが
展示内容と、有償か無償なのかよく分からなかったので素通り
この旅初の飲料自動販売機?現金と悠々カードが使えます。
この日も11月だというのに暑くて暑くて。エナジードリンク的なモノを飲みました。25元
こちらはタバコ工場跡。
内部、と言っても廊下っぽい所には自由に出入りが出来ます。
採光のために大きく作られた窓が印象的ですね
建物の一部はリノベーションして売店になっていました。
古い建物をそのまま保存、という訳ではなく新たな文化施設になるように手が加えられているのは面白いところ。
各国ガイド置き場に日本語ガイドも置いてありました。
海外旅行へ行って身に染みる、母国語ガイドの存在。
アートやデザインの発信地という事でちょっと凝った作りになっています
工場の建屋に囲まれるように存在する庭園。さながら中庭と言った所か。
庭園を造らなければ建屋はもっとコンパクトになるだろうに、そこをあえて庭園を造ったというのも関心深い。
軒先。
ふー、思ってたより広いな。時間の都合もあり、じっくりとは見学出来なかったものの
前日に調べて飛び込んでみたという点では、よい発見が出来て満足でした。
なお、松山文創園區のすぐ隣の区画では大規模な開発が行われているらしく
ビルのほか円形の骨組みが見えて、アレ何なんだろうな・・・とか話してました。
どうも台北ドームという施設を建設しているようだ。
台北市政府の文字にバッテンが入ってるあたり、色々揉めてそうですね・・・。
そんな感じで台湾滞在最終日、最後の観光スポットでした。
これから台北駅へ戻って桃園空港へと向かい、日本へと帰国しますよ。