最高の銀世界体験、北八ヶ岳でスノーハイクを楽しんだお話
2015年度の冬シーズン、暖冬・暖冬と言われ続けスキー場は深刻な雪不足が叫ばれています。
そんな季節ではございますが、長野県は北八ヶ岳にある北横岳でスノーハイクをしてきました。
風は穏やか、そして晴天。最高の銀世界体験が出来たんじゃないかと思ってます。
・・・と、長い前置きはさておき、その時の話題をさらっと紹介。
行くぜ恵那山トンネル!(いつもの表現)
中央道のワープトンネルを抜ければ長野県。名古屋を早朝に出発して八ヶ岳へと向かいます
今回は雪山なんですけど、ロープウェイも使うし難易度的には低いかな・・・?
諏訪インターで高速を降りて八ヶ岳方面へ。
次第に八ヶ岳の山々が見えてくるのですが、やはり雪が積もっている気配はない
世間で言われている暖冬ってのは本当なんだなぁと実感。
北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に到着。
冬シーズンはスキー場のゴンドラとして使われるロープウェイの脇に見えるのはゲレンデ
パッと見た感じにも、雪が全然無いのが分かりますね。
ロープウェイの往復チケット(1,900円)を購入してロープウェイへ
同じようにスノーハイク目的で訪れる登山客もちらほら居ましたが、大半はスキー客
スキー客に混ざって一気に標高2,237メートルの山頂駅へと向かいます
ゴンドラ内からも並行して見えるゲレンデ
1月だというのに人工雪があるのみで、コース外は地肌が見えちゃってます。マジで暖冬!
山頂駅が近付くにつれ、白の割合が増えてきた感じ。
ロープウェイを降りたら、どんな景色になっているのだろうか・・・?
ホイっと降りてみたら、それほどでもない?
とりあえず軽アイゼンやらゲイターやらを装備して出発準備
うわ、なんかスゲェ!
ロープウェイ駅付近は人工物が多くて分かりませんでしたが
ちょっとトレッキングコースへ出てみたらご覧の光景。思ってたより景色が白い!
そして何と言ってもこの晴天。雪の反射で痛いくらい眩しい!
今日は最高の天候かもしれない。気温は恐らく氷点下であろうけど、興奮と装備のおかげで寒さは感じず
天気の良さにニコニコしながら雪道を進む
あるい程度は踏み固められているので、装備も軽アイゼンで十分な感じでした
本当はスノーシューハイクをしたかったのですが、雪がないのでは仕方なし
木陰から見上げる景色もまた素晴らしい
今回向かうのは、ロープウェイ駅から北横岳の山頂
登山地図におけるコースタイムも1時間10分と、いつもの登山に比べたらかなりイージー
けど雪上歩行は思ったより下半身に負担がかかる。なのでこの位が丁度良いのかな?
所々に斜度がキツい所があったり。滑るのでちょっと危ない
山小屋「北横岳ヒュッテ」に到着。山頂はもうまもなく
相変わらず雪景色が素晴らしい
あれが山頂かな。最後の坂道を滑りそうになりながらも這い上がる
着いたー!2,471.6メートルの山頂に到着!
ふと登ってきた方を振り返ると、そこに見えるのは八ヶ岳連峰の姿
去年の10月に登ってきた赤岳も見えるってか、マジで雪が無いんだな(そこに驚く
天気が良いので遠くの山までよく見える。あっちは北アルプスかな・・・?
眺望の良い山頂では記念撮影をする登山客が多数
さすがにこんなシーズンなので、数は少ないかな?という印象。
北側にうっすら雪の積もった蓼科山が見えます。
あっちも2014年に登った山なので、なんかちょっと親近感。
どうやら北横岳は「北横岳南峰」と「北横岳北峰」という2ヶ所に別れているらしい
そして北峰の峰が少し高いという事で、登山道を通りそっちにも行ってみることに。
強風の影響か、雪と枝が片方向に引っ張られたようになっている。自然の力ってすげー!
はい、北峰に到着しました。こちらは標高2,480メートルなので8メートルくらい高いです
こっちからは佐久市や小諸市など、浅間山の方角が見えます
肝心の浅間山はちょうど雲で隠れちゃってます
うーん、やっぱり曲がってる
誰も山頂付近でお昼ご飯を食べている気配が無いので、きっとここは向いていないんだろう(座るところ無いし
ごはん食べに戻りましょうか。
下山を始める前に再び八ヶ岳連峰。
ちなみに山頂付近の急坂、下りが滑り落ちそうですっげー怖いの
山小屋のベンチを借りてお昼ご飯
おにぎりの系統は冷たくなってしまっているので、温かいごはんは最高である(実はDAIさんに恵んで貰った)
さ、ごはんも食べて休憩も済んだので下山しましょうか。
帰りは別コースを通ろうかと思いましたが、時間がギリギリだったので単純往復に変更
同じ道を通るも、朝方ここを通った時より雪は溶けてしまった感じ
雪解けに寂しさと儚さを感じつつ、ロープウェイ駅を目指して雪道を下る
下りの行程はざっくりとカット。無事にロープウェイ駅へ帰ってきました
いやー、楽しかったし最高の景色でした。雪山も楽しいもんですね!
帰りのロープウェイから見えた車山高原のスキー場
本来の予定では、あっちでスノーシューハイクする予定だったのですが、変更して正解でしたね。
今シーズン中にリベンジを狙いつつも、充実したスノーハイクでした。
<訪問日:2016/01/16>