咲き誇れ100万本のチューリップ!春のとなみチューリップフェアに行ってきました
ここは日本一チューリップの町。富山県砺波市
砺波市で毎年の大型連休に合わせて開催される「となみチューリップフェア」というイベントがあります
日本で初めて本格的なチューリップ栽培が行われ、現在ではチューリップの球根生産で日本一を誇っている町です
パンフレットやWEBサイトで見る、その一面に広がるチューリップ畑がとても印象的でした
大型連休のこの日。混雑するのを覚悟で以前から行ってみたかった「となみチューリップフェア」へと足を運びました
行くぜ北陸道砺波インターチェンジ!
2012年5月5日。おはようございます。
大型連休を利用して北陸に滞在中。朝から金沢を出発し北陸道を走って砺波インターチェンジへと向かいます
高速道路を出てすぐに案内されていた「となみチューリップフェア」の看板
この記事のタイトルにもありますが、本日のお目当てはこちらです
会場自体には大きな駐車場は無く、周辺に用意された各所の駐車場を利用してシャトルバスで輸送という方式
しかし会場近くでは民間駐車場(\500)が営業していたので、そちらを利用して歩いて会場まで移動しました。
こちらが会場入口(東門)
あれ、思ったより何だか簡素な入口ですね。もっとでっかい公園なんかを想像していたので意外
ちなみに入場料は大人1,000円です
入ったらいきなり現れるチューリップの花壇
前日までは天気が悪かったのですが、今日は快晴!
チューリップにほのかに残った雨の水滴がまた綺麗ですね
東門から入ってすぐ見えた建物に入る。こちらは通年営業しているチューリップ四季彩館
通常は大人300円の有料施設ですが、こちらもチューリップフェアの一部として開放中。今日は屋内展示場となります
花びらがギザギザだ!
普段あまりお目にかかれないチューリップばかりが展示されており、なかなか興味深いです
もちろん、ここの記事で紹介しているのは数多くの珍しいチューリップの一部に過ぎません
皇室献上チューリップなんてあるのか。さすがチューリップ王国だ
黒部の太陽という名の真っ赤なチューリップ。富山らしいなぁ
屋内展示場(チューリップ四季彩館)ではチューリップの展示だけではなく、パネル展示なんかもありました
ちなみにこちらはチューリップの品種改良について説明しているパネル
育成の経過を見てみると、最初の交配は昭和63年で本格販売予定が平成27年予定
改良して販売に持って行くまでかなり長い歳月が必要とは驚きました
こちらはパネルで紹介されていた「春の火まつり」という品種
チューリップだけどもチューリップらしくない姿が特徴的。
切花品評会という事で、こちらも色々な品種が展示されています
個人的に気になったのはこの「レモンアイス」という品種。濃い黄色い花びらが印象的でした
あれ、チューリップフェアなのにユリが咲いてるじゃんか
こちらは「楊貴妃」という品種だそうで、ユリのように見えますがこれもチューリップだったり
チューリップは奥深いなぁ・・・
屋内展示場を進むと、今度は富山におけるチューリップ栽培の歴史がパネル展示で紹介されていました
さかのぼること1918年、富山県東砺波郡庄下村(現砺波市)でチューリップの栽培が行われたのが最初だそうです
同時期、日本の他の場所でもチューリップの栽培が行われたそうですが、
ここ砺波はチューリップの育成に適した土地であった事が日本一チューリップの町を生み出した要因でもあるそうです
砺波市で第1回チューリップフェアが行われたのは1952年の事
去年の2011年でめでたく第60回のチューリップフェアが開催された歴史のあるチューリップフェアなのである
そんなに長くやっていたのか・・・それは知らなかった。
屋内展示場を抜けて会場内を移動中。あれ、会場内に道路?
どうやら一般道を封鎖してそこをチューリップフェアの会場に仕立てているみたい
会場が無ければ道路を封鎖してそこも会場の一部にしてしまうとか、なんだかすげぇ!
そしてこちらはチューリップフェアのメインと言えよう、一面に広がるチューリップ畑や!
視界いっぱいにチューリップ。天気も晴れていいロケーションだ
彩り豊かなチューリップ。これだけ咲いていると壮観ですね
花壇もその一部には立ち入る事が出来て、近づいて見ることができます
ずらり並んだ白いチューリップが綺麗だなぁ
会場内の売店で「富山ご当地ソフト」なるものが販売されていました
富山ブラックとかすごい怪しい感じがして気になりますが、ここはチューリップソフトを注文しましょう
で、こちらがチューリップソフト
味は確かにチューリップのような味がしますが
味見した友人が「トイレの芳香剤だこれ」と言って台無しになりました。確かに芳香剤だ!
再びチューリップ畑に戻って華やかなチューリップを楽しみます
中央にある展望台みたいなやつなんですが、ちょっと気になるけど結構並んでる・・・?
最後尾へ行ったら60分待ちの案内が。連休だしこの天気でチューリップの開花っぷり、人も集まりますよね
会場内で見かけたジャージ姿。地元の中学生だろうか画用紙と絵の具でチューリップの絵を書いてました
地元学生も巻き込んでのチューリップフェアか。恐るべし
こちらは地元の工業高校による展示。旋盤を使ってペーパークラフトの線を引いているみたいです
学生にとっては「折角の連休にナンダヨ」という気分かもしれませんが、よい社会勉強になるの・・・のかな?
会場内に流れる水路
山の雪解け水なのか、前日に降った雨なのか分かりませんが水路を溢れんばかりの水量がすげぇ!
そんな感じの2012年のとなみチューリップフェアでした。
チューリップもちょうど見頃だったし、天気も良かったし。ずらっと並んだチューリップ畑の壮観さなどなど
個人的な感想としては「足を運んで良かった。大満足!」でした
今年のフェアはもう終わってしまいましたが、また来年の春のシーズンにでも
この日本一チューリップな町のチューリップフェアへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
<関連リンク>
□チューリップ四季彩館公式ページ(チューリップフェアの情報もこちらから)