岐阜バスに導入された東海地区初の連接バス、岐阜バス「清流ライナー」に乗ってきた
2011年3月。岐阜地区の交通アクセス向上を目的に、車体が2連繋がった「連接バス」が導入されました
導入の話題は知っていたのですが、実は既に営業が始まっていた事を知らずに居まして・・・
岐阜バスのWebサイトを見ると、当面の運用の無い休日を使って体験乗車なる企画がされていました
おお、これは乗ってみるのに都合が良い。という事で岐阜へと行ってきました
黄金の信長様がみてる
ごきげんよう。ここはJR岐阜駅前の広場
今日は何やらイベントが行われており賑やかですねお姉様(誰だ)
体験乗車はJR岐阜駅前バスターミナルの9番のりばより発車。案内版が用意されていました
ちなみに、運行は連休中を含む5/8までの休日まで。
9時00分発を第1便とし、15時00分発まで毎時1便の合計7便の運行だそうです。結構多いようで
平日は岐阜大学・岐阜大学病院行きとして運行しているそうです
ターミナルで待っててもバスが来るまで時間があるしー
歩行デッキ上で待ってると、例のバスが居るじゃないですか。
おお、こっち来た
あ、やっぱり長い
交差点を右折してバスターミナルへ入ってくるみたいですが・・・
連接バスなげぇー!
側面からだと、そのバスはより長く見えます
普通の岐阜バスがこのくらいの大きさで・・・
連接バスがこのくらいの大きさ。まるっと2台分くらいのサイズ?
「全長18m追い越し注意!」の文字。側面から見ないと連接バスだなんて分かりませんからね
その長い車体に似合わず、連接バスはバスで混雑するターミナル内をくねくねと移動。なんか面白い
停車してたので近寄ってみた。ドイツのメルセデス・ベンツ製
さて、出発時間が近づいてきたので9番乗り場へ戻ります
すると列が出来てるじゃないですか。結構な注目度なのでしょうか?
待機してた連接バスが乗り場へやって来ました
ターミナルは通常のバス用に設定されているため、連接バスなど入るわけがありません
ドアと柵の位置が合ってないし隣のバスのりばのスペースに干渉してるし問題ありまくりな気が[;´Д`]
そんなこんなで連接バス「清流ライナー」に乗車
見るならやっぱり車体後部。そっちの方が面白そうな気がしたのでまずは後ろへ
最後部はこんな感じ。
低床車でかつエンジンがあるため、後ろの席は段差があります
バスなのに驚きの向かい合わせ。ボックスシート風
後輪の部分が浮き上がってしまうので、それに合わせて座席を配置した結果でしょうか
その向かい側(進行方向左手)の座席はこれまたクレイジー
床下機器が埋め込まれているのか、窓側の座席だけ更に一段高いとかなんじゃそりゃ
数人の乗客を乗せて清流ライナーはターミナルを発車
バスがハンドルを切ると連結部分はぐにゃりと曲がります。おお、面白い!
バス車内には運賃案内のとは別にモニタが設置されており、天気予報や地元新聞社提供のニュースが流れたりします
体験乗車記念に岐阜バス公式のポストカードが車内で配られました
岐阜バスのロゴと岐阜乗合自動車株式会社の文字入り
走行中は連結部分での立ち止まりは、危険につき禁止だそうです
後ろの車体の座席に座ったり、前の車体に移動したりと乗り心地体験
特に前でも後ろでも、乗り心地に関しては普通のバスと何ら変わらないような気がします
普通と違うといえば、この連接バスにはバスでは当たり前に見る非常扉の設定がなく
もし緊急時はバス車内に用意されたハンマーで窓をかち割って脱出しろ。というもの凄い設定
車体が長いだけではなく脱出方法もダイナミックだ!
ぐにーん
この連接バスは認可を受けた道路しか走ることは出来ないらしく
今回の体験乗車では、平日に走行するルートを同じように走って岐阜大学周辺で折り返すという内容
途中停車は一切無しで、所用時間は約35分(岐阜バス公式)
渋滞でちょっと到着が遅れましたが、それだけ乗ってるとさすがに飽きちゃうかもですね。
そんな感じで体験乗車は終了。初めての連接バスだったので面白かったです
今回の導入は2台との事で、今後の展開がどうなるか楽しみですね
<関連リンク>
□岐阜バス公式サイト
□連接バス「ぐるり体験乗車」案内チラシ(pdf)