開通前の高速道路をただひたすら歩け。「名二環」夢ウォークに参加しました(前編)
高速道路が開通すれば、そこには昼夜問わず車が走り続けます
そんな高速道路ですが、全国的にも開通前に「高速道路ウォーク」なるイベントが開催される事がよくあります。
2011年3月20日にも、名古屋を中心に環状道路を形成する「東名阪自動車道(均一料金区間)」の
延伸区間となる高針JCT-名古屋南JCTが開通します。今回はその延伸区間のイベントに参加しましたというお話
今回の延伸に伴い「名古屋第二環状自動車道」と名称を変えるこの道路
略して「名二環」という、ちょっと慣れないのか変な印象ですが・・・。まぁともあれイベントへ向かいましょう
有松でありまつ!(ケロロ軍曹的なノリで)
2011年03月06日(日)。おはようございます
高速道路開通前ウォークイベント『「名二環」夢ウォーク』はここ有松駅の近くの有松ICをスタート地点とします
イベント参加の当選通知を入場券として握りしめ、いざ友人らど有松ICへ向かいます
有松駅から有松ICへは、国道1号線脇に残る有松の古い街並みのなかを通りました(誘導された)
へぇー、有松にこんな街並みがあったとは。奥に見える高速道路(名二環)と激しくミスマッチなのは少し残念
有松という事で、道路には有松しぼりの巨大なのれんが下げられていました
うーん、早くもイベントムードが高まってきてワクワクしてきましたぞ
陸橋の下をくぐり抜けて曲がり国道1号線方面へ。
その先でぐるっとUターンすると有松IC・・・のちょっと手前。
ここがイベント参加の受付になっているので、当選通知を出して参加となります
さぁ、いよいよ高速道路へと足を踏み入れます
入口の緑色の標識はまさに高速道路用のアレ。開通前のイベントだから徒歩で入れる貴重な場所!
せっかくだしローアングルで標識を堪能する
開通前のイベントだから、こんな場所で立ち止まってじっくり見上げられるのです!
っと、標識の下をくぐり抜けた所で、ここはまだ「本線」ではなく料金所手前のアプローチ線的なもの
それでも「普段は入れない場所」というオーラが漂っているのか、右も左も陸橋の下新鮮で楽しいっす!
ETC車の案内・・・という事はこの先の暗闇のなかに料金所が?
標識も間近で見るとでっかいっす!
こんな大きかったとは・・・。
イベント参加者はぞろぞろとトンネルの中へと吸い込まれます・・・
料金所がみえたー!
1番有松IC高針方面入口。「ここは高速道路です」と一番分かりやすい場所という事もあってか
参加者は各自それぞれ、この料金所を背景に記念撮影をして賑わっていました
高速道路の料金所といえば料金所の職員が居るボックスが目印ですが、この名二環の有松ICには見当たりませんね
さすがにETCも普及してるし前払いの均一料金の道路だからか、ICは自動精算機での対応のようですね
これが精算機・・・かな?
料金所の脇には秘密の階段。こんな所に抜け道が!
職員が各レーンの精算機へ移動するためにあるようです。さすがにETCレーン上を横切ると危ないですもんね
まもなく名二環の本線と合流。
車で走ってると、本線の走行車両をミラーで確認しながら合流するドキドキポイントですね!
・・・でも今回は徒歩なのでそんな心配も要らず。のんびり歩いて進みましょう
道路脇のこんなアイテムも間近で堪能できるのは開通前のイベントだけ!
おー、照明がLEDじゃん。明るい明るい!
本線と合流して道路をひたすら進みます
頭上から微妙に光が漏れるのは、この区間が半地下構造になっているから。
ちなみに、この高速道路の上を一般道(国道302号)が通ってるという構造です
さぁ先の光に近づいてきた。トンネルの出口だ!
すごく・・・高い遮音壁です。
まるで立山黒部アルペンルートのアレみたいじゃないか!
住宅地のど真ん中を道路が抜けるので、防音と光害の対応としてこれだけ壁が高いのかな?
【参考写真】立山黒部アルペンルートのアレ
□サイト内記事リンク:立山黒部アルペンルート、と富山観光へ行ってきた
トンネルの先ではスタンプラリーの台紙を配っていました
イベント会場内の各所でIC名の入ったスタンプを押すことで、IC名と路線を覚えてもらう訳ですね。なるほど
トンネルを抜けた先は微妙な傾斜となっており、ある程度上がった所で防音壁は透明なものに差し替わりました
が、そこには絶景があるわけでもなく併走する国道302号と、その奥には住宅が見えるのみですが
振り返ると道路の傾斜がよく分かりますね
起伏の激しいこの区間を走る名二環は、トンネルだったり高架だったりを繰り返して高針まで伸びています
高速道路の坂道を減らすための措置かな。坂道は渋滞・そして事故の元ですし
高速道路は広いぞー
歩けど歩けど景色は変わらず。自転車でチリンチリンと移動したい!
・・・でも楽しいので疲れなんて感じません
折り返し地点まであと2.2km?40分もあるのか。ひょえー
100mおきに設置されている壁の距離案内。203.6kmってどこが起点なんだろうか?
こんな所にテントが?
今回のイベントに合わせて、各種団体や事業者などがPRイベントを行っていたみたいです
それほど興味のあるブースもなかったので華麗にスルー
それにしても高速道路は広いし長いなぁー!
さっきから景色がちっとも変わりません。ってそれはさっきも言いましたね
隣の鳴海ICまであと2kmか・・・。車だとあっという間ですが徒歩ではちょっと。
いつの間にか下り坂だったのか、再び次のトンネルへと突入します
ここで途中離脱するための通路が設置されていました
赤じゅうたんだったりと、なんだこの気合の入れようは(笑
途中離脱する事もなく半地下トンネルを進みます。構造はさっきとだいたい同じ?
こちらのトンネルでは名古屋市消防局も車両の展示として参加していました
このあまり見かけない車両は、後ろのコンテナに水害用のボートを積載。なるほど
ちなみ、今回はボートが積載されているけど別の機材を積載する事もあるとか。
ふと壁を見ると非常電話が。もっと薄暗いトンネルだと不気味なアレですね
鳴海ICへも残すところ1.2km・・・て全然進んでないじゃん[;´Д`]
トヨタのプラグインハイブリッドのプリウスじゃん(以下省略
鳴海ICまで残り500m・・・。
この半地下は景色が変わらないので、標識でしか途中経過を表現できません
イベントなので事故情報などを流す電光掲示板もご覧のとおり
有松ICから約1時間40分。ようやく折り返し地点にとうちゃーく
いやー、歩きました。たくさん歩きましたよ!
でも、折り返し地点はここですが、まだ先も今回のイベントで開放しているエリアだし
うーん、ここは折角だし鳴海ICも見なきゃ帰られないっしょ!
いざ進めぇー!
・・・と、さっきと写真がほとんど同じではないか[;´Д`]
□長くなりましたので後編に続きます