開通前の高速道路をただひたすら歩け。「名二環」夢ウォークに参加しました(後編)
□このレポートは『「名二環」夢ウォーク前編』の続きの記事です
折り返し地点からしばらく歩き、鳴海出口と本線(植田方面)の分岐までやって来ました
スタート地点の有松ICからインターまるまる1つ分歩きましたが、この間なんと約4.2km!
何度も同じ事を書いてますが、車ではあっという間の距離ですが歩くとなると相当大変です[;´Д`]
ここから有松まで戻るのが大変な人は、鳴海出口からウォーキングイベントを離脱出来るとの事です
そして本線のその先には「撮影スポット」なるステキ案内版が。撮影スポットと聞いたなら見に行かねば!
分岐点は植田方面を選択していざ進め!
植田といえば植田佳奈ボイスは大好きです(何の話だ
トンネルをた先の構造は最初のトンネルと同じ。
上り勾配になっており、かつ両サイドにそびえ立つのは超高い遮音壁
あー、何やら窓からワンダーな物件が見えるぞ?
周囲に集合住宅があるので「給水塔かな?」って思って検索したら、やはり給水塔でした
<関連リンク>
□鳴海配水塔:給水塔・配水塔の開放のご案内 – 名古屋市上下水道局
折り返し地点から約1km歩いた所で、本線が行き止まり状態になっていました
・・・という事は、ここが撮影スポットなのかな?
さっきとあまり変わらないんですが・・・
看板に偽りあり?もう少し凄いのを期待してたのでちょっと拍子抜け。
人の居ない高速道路を背景に記念撮影してください、という事なんでしょうか
ちなみに、こういう景色を期待していました。
(写真はもっと北の植田歩道橋より。まだ建設途中の名二環)
くるっとターンして、さー帰ろう帰ろう・・・
ってか、往路に何時間掛かったんだ?これから何時間かけて有松まで戻ればイイノダ?
(途中の催し物に足を止めつつ歩いてここまで2時間経過)
ガッカリ撮影スポットから戻ること10分で鳴海出口との分岐点まで戻ってきました
分岐点にあるこのライトもでけー!
せっかく開放されている高速道路なので、歩ける所は全部歩いておけー
って事で分岐点を今度は鳴海出口方面に進みます
本線よりやや急勾配の道を進むと・・・
一般道(国道302号)との合流地点へと差し掛かります
特に何もなく鳴海出口終了
そりゃ前払い方式だから出口に料金所なんかありませんよね・・・普通に一般道との合流だけでした
頭上のETCリーダーは返金処理用。入口で600円(普通車)を徴収して、500円区間で降りた場合に返金処理を行います
くるっとターンして、さー帰ろう帰ろう・・・(2回目)
再び見慣れた見飽きた半地下区間をひたすら歩き始めます。
出口が見えないこの半地下トンネルはどこまで続くのやら・・・
折り返し地点では、スポーツ選手や芸能のインタビューで見かけるようなパネルを背景に
記念撮影が出来るというイベントをやっていて長い列をなしていました。
なるほど、これは面白い。・・・という訳で自分も10分弱並んで撮影してもらいました
撮影した写真は、すぐ裏のテントで写真プリントして提供というサービス付き。宣伝にもなるし記念になるしいいですね
再び歩き始めるも「有松2km」の標識に萎える。
そろそろ疲れが出始めテンションも下がってきました・・・
お、思いのほか過酷ですねこの企画[;´Д`]
しかし、途中の展示ブースで名古屋南JCTの立体模型を発見してテンションアップだ!
一般道に国道23号、国道203号。高速道路は名古屋高速3号大高線、伊勢湾岸自動車道上下線
そして今回開通する名二環が新規に接続する変態立体構造。いやー立体交差好きにはたまりませんね!
ちなみに、この模型では省略されていますが、この西側では知多半島道路が接続しています
変則的かつ立体的に入り組んだ名古屋南JCT。アプローチ線を追いかけたりと気付いたら10分くらい張り付いてた自分
万博以来に見たような気がするキッコロが居るじゃないか!
もう存在を忘れかけてましたが、まだ居たんですねモリゾーキッコロ。
何やら携帯電話に関係ありそうな機器が壁に付いてるのを発見
1.7GHzの所に何も接続されてない。1.7GHzといえばイー・モバイル?
再び半地下トンネルを抜けた先には、名二環で使われているLED照明機器と太陽光発電パネルが展示されていました
あー、疲れてるので結構どうでもいいです・・・あうあう
地上に出てきたよー!出口はもうすぐだ!
違った。あと1kmもあるじゃん
足が辛いですorz
歩けど歩けど景色が変わらないから精神的にも辛いです[;´Д`]
よーし、あと600mェ・・・
再び半地下トンネルへと潜り込み、入ってきた有松入口のある下り道路へと渡ります・・・・
あ、あっち(イベントステージ方面)も開放されてるじゃん
イベントは既に終わっていますが、開放されている場所は全部歩いておきたい!
っという事で疲れてるのに無理してイベントステージの方を目指して進みます
こちらは有松出口と名古屋南JCTへの分岐点。
名古屋南JCTでは、伊勢湾岸道と名古屋高速へと接続しているものの一般道へ降りられないという罠が待っています
何も知らずに有松ICを過ぎるとどちらかの高速道路に必ず乗らなければならないなんて事態になります
鳴海からここまで歩いて「名古屋南では一般道へ降りられません」って標識を見ていない。初見殺しシステム?
で、結局のところイベントステージ側は閉鎖されており折り返し
寄り道時間を含めて撮影スポットから有松ICまで戻るのに約2時間を要しました
いやいや、高速道路がこんなに長いものだとは思いませんでした!
今回このイベントで歩いた名二環。月末の開通後は歩いた時の事を思い出しながら走行したいですね。
乗るならもちろんETCゲート。道路を出る前に有松ICへ最後のお別れ・・・
有松駅まで戻る途中、イベントステージでの出番を終えて徒歩で帰る信長様(名古屋おもてなし武将隊)に遭遇。
いや、イベント衣装から着替えるとか馬に乗るとか籠で移動するとか演出しましょうよ[;´Д`]
そんなこんなで「名二環」夢ウォークでした。
余談ですが、併走する国道302号線は月末の勝川分断区間開通に伴い、めでたく全線開通。環状化を達成します
名二環開通。国道302号全線開通。地下鉄桜通線延伸と今月末は熱くなりそうだ!
<関連リンク>
□NEXCO中日本 名二環(名古屋第二環状自動車道)特設ページ
□愛知国道事務所 – 3月28日 勝川 国道302号 不通区間解消
あー、足がくたくた。開通の日を楽しみにしながら帰りましょう。お疲れ様でした。