最急勾配562.8‰の高野山ケーブルで高野山へ
小説「ともだち同盟」舞台探訪で紀伊神谷駅を訪問した後の事をさらっと紹介。
せっかく高野山の近くまで来たし、高野山にちらっと寄り道して帰ることにしたので紀伊神谷駅から極楽橋駅へ
極楽橋駅から高野山までは高野山ケーブルなるケーブルカーの路線なのか。
一度改札を抜けるのかなーっと思ってたら、改札を出ずそのまま
まるで列車を乗換えるような感覚でケーブルカー乗り場へ向かいます
のんびりしてたらケーブルカーの発車時間じゃないか!
ケーブルカーの運行本数も少なく、ほぼ高野線の列車と同じ本数だから乗り逃したら大変だ
ケーブルカーは観光地の路線によくあるような自動放送と共に急斜面を登り始めます
急斜面を登るため車両内も急斜面。いや大階段状態?
ちょっと先頭へ寄ってみましょうか。ゆっくり力強く進むのが面白い
高野山ケーブルは単線でかつ駅は両端の2駅だけなので、車両の行き違いは路線の途中で行われます
正面に見えるのは高野山から下りてくる車両。手前のポイントで行き違いを行うのは一目瞭然ですね
向こうの車両は人が多いぞ?
さっきから「急斜面」と連呼していますが、線路脇の勾配標に目をやると500‰(パーミル)を余裕で超えてます
南海のコラム記事によると、その最急勾配は562.8‰だという。碓氷峠もビックリだ!
・・・って、ケーブルカーと一般路線を比べちゃ駄目ですよね
10分もしないうちに高野山駅に到着。お疲れ様でした
ホームも車両内と同じく階段状になってるのが面白いよケーブルカー
で、高野山なのですが観光地か何かと勘違いしてたら、山の上にひとつ都市が出来上がってるんですね
そこは『日本仏教における聖地』であり、数ある寺院を巡るには1日で足りないとか。
ちなみに高野山駅周辺には特に何もなく、バスに乗って移動しないと寺院へは辿り着けません
時間も少ない事だったので、その中でも名所の「奥之院」へ足を運びました。
正しい意味での聖地巡礼。いやいや事前にちゃんと調べておくべきでしたね・・・
ここから難波まで遠いので、高野山からは早々に撤収する事となりました
今度は急斜面を下るケーブルカー。グッバイ高野山
極楽橋駅に到着。ホームから線路を望む
最初はこんなに緩やかなのに、ばらつきがあるのがまた不思議
そんな感じで高野山ケーブルでした。難波まで帰るデス!