18きっぷ紀行2009春。紀勢線紀行!(その3:紀州鉄道、「鉄子の旅」舞台探訪?編)
□このエントリーは南紀白浜観光編の続きの記事です。
2009年3月29日。おはようございます。白浜の宿で目を覚まし、シンケンジャーを見ながら出発の支度
支度が済んだら再び自転車で白浜駅へと移動。レンタサイクルを返却したら再び鉄路の旅がスタートです。
・・・余談ですが初めて見た侍戦隊シンケンジャーが面白かったです。あっぱれ!
余裕を持って白浜駅へ到着したら、列車までかなりの時間が・・・
せっかくなのでみやげ屋ウォッチして時間つぶし
待合室でプリキュアを見てたり(笑
そんなこんなで9時11分の紀伊田辺行き普通列車の時間となりました
改札開始時間を迎え、18きっぷに2日目の日付を押印してもらいホームへ
・・・ちなみに白浜近辺は列車少ないんです。赤字が特急で黒字が普通列車
この次の筒宇列車が約3時間後の11時58分だなんてそんな[;´Д`]
紀伊田辺までの列車は昨日と同じく105系。
本数が少ない普通列車・・・とはいえ車内の乗客はそこそこ多かった印象です
紀伊田辺に到着したら乗り換えです。
・・・でも次の普通列車は特急くろしお発車後なんです。
ホームへと入線する381系のくろしおですが・・・
時間短縮という事で乗っちゃいました!
これに乗ると1時間くらい時間短縮が出来るので、まぁここは意見一致でワープする事にしました
18きっぷとは別料金とはいえ、時間は限られているので時にはワープも必要ですね。
ちなみに初めて乗車した381系は・・・古いというか旧式というか、平たく言うとボ…いや何でもありません
目的の駅で列車を降りてホームで発車を見送ったら、さぁ移動開始!
紀勢線「御坊駅」に到着です。ここが2日目最初の目的地
さて、御坊駅といえば・・・
御坊駅といえば紀州鉄道!
という事で鉄子の旅1巻に収録されている「第6旅 – 大垣夜行で行く有田&紀州鉄道」を参考にしつつ
初めての紀州鉄道を堪能しようかと思います。
作品中では大分交通の車両に乗れていませんでしたが、紀州鉄道で使用している車両は2種類あり
古い方の車両:休日ダイヤ、新しい方の車両:平日ダイヤ っと使い分けているそうです。
・・・という事は、鉄子の旅の一同が訪れたのは平日。という事でしょうか?
紀州鉄道は路線距離2.7kmととても短く、作中にあるよう10分もしないうちに終点に到着してしまいます
そして運賃は終点まで乗っても180円というローカル線とは思えない低料金。まぁ距離が短いですからね
終点の西御坊駅から先の廃線区間を見る
廃線区間途中にあった使用中止の遮断機。かなり朽ち果てていました・・・
旧日高川駅跡には作中にもあるようにプラットホーム(らしきもの)が残ってました
作中では御坊駅?(紀州鉄道)?西御坊?(廃線区間)?旧日高川駅が紹介されていましたが
実際に乗車してみた紀州鉄道はハンパなく面白かったです!
紀州鉄道の列車は、超が付くほどローカル線・・・の割には1時間あたり2本の列車が運行されています
列車はいずれもJR線の各駅停車と連絡する形で運行されているそうです。
そう、普通列車と接続するように運行されているので
特急で御坊駅に到着した時には既に出発後だったんです!
・・・次は30分後。いや、この程度は特急に乗る前から想定していた事。
紀州鉄道の駅間は短いし、隣駅の学門駅まで歩こう!って事で御坊駅を後にする
沿線では御坊駅へ向かう列車を待ち構えて撮影したり
しばしの撮り鉄モード(笑
撮り鉄を楽しんだ後は、学門駅へと急いだのですが・・・
列車には間に合いませんでした
・・・のんびり観光気分で歩いてたのが失敗でしたね
まぁ撮り鉄とか楽しめたから良いのですが。
うみー。
で、DAIさんとかずぴーさんが行ってたAIR舞台探訪の都合もあってか
実際には紀州鉄道の乗車より先に廃線区間を見たり。
・・・しかし廃線区間の荒れっぷりは凄かった
そして西御坊駅。こちはら廃線区間側より
ぐるっと回って反対へ。恐らく駅の正面と思われる側
比較的新しい自動販売機と比較して駅舎の古さがよく分かります
発車時間が迫っていたので、慌てて駅舎を抜けてホームへと向かう
途中に見えた改札と見られる窓口ですが、ワンマン運転を行っている事だし使われていない模様
狭いプラットフォームと間近に見える旧式の車両。 期待に胸を膨らませていざ乗車!
床は木製で狭いボックスシート。モケットの朱色がとても鮮やか!
詰所から出てきた運転士が乗り込んで、紀州鉄道は時刻通りに出発
のんびり、ゆっくり、ガタンゴトンと揺れて走るレトロな車両。
立って乗ったり、ボックスシートに座ったり、先頭にかぶりついたり楽しみ方は多々
窓が開いたので、そこからひょいと先頭方面を見つつ乗ったら最高に楽しい!
いやぁ、何分でも乗っていたい列車ですが、あっという間に終点へ到着してしまうのが残念。
御坊駅に到着し、運賃箱へと運賃を投入したら紀州鉄道の旅は終了です
今日これまでの行程で一番面白かったと言っても過言ではない紀州鉄道。また機会があれば乗車したいです。
そんな訳で御坊でのお楽しみはこれまで。和歌山方面の電車へと乗継ぎ、次の目的地を目指します