ああ風光明媚。四国の最南端の「足摺岬」およびその周辺を観光した話。
最南端とか最西端とか、ナンバーワンな場所って観光スポットになりやすいですよね。
という事で、四国最南端の高知県足摺岬を訪れました。
台風一過の良い天気に夏っぽい光景。実に風光明媚で素晴らしい場所でした。
このページはこちらの記事の続きです。
前回に引き続き、高知県の南西部へと向かっており、四万十川の後は足摺岬を目指します。
道路標識に足摺岬の地名が出てきましたが、それでもまだ43kmも先。高知県はデカいなぁ。
昼食のスポットは事前に調べてあったのですが、どうも日曜日休業という罠にハマってしまったので、
地元ローカルのスーパーの惣菜コーナーにあった美味そうな寿司を買って公園で食う。旅先のスーパーもいいよね。
トンネルを抜けるとそこは太平洋。岬が近づいてきました。
そんな感じで足摺岬エリアに到着。いやー、遠かった。
無料の観光駐車場に車を置いて、足摺岬の展望スポットへ向かう
それほど大規模ではないが足摺岬エリアは観光地化されており、自動車にバイクにと訪問者は多い
足摺岬で大きく紹介されてるのが、このジョン万次郎。
貧しい漁師の次男に産まれ、9歳で父親を亡くしてから働きに出て
14歳で漁の途中に遭難し、辿り着いた無人島でサバイバル生活をした後にアメリカの捕鯨船に救助される。
しかし鎖国中の日本に帰ることが出来ず、捕鯨船の船長と共にアメリカ本土へ渡り教育を受けた後に
25歳でようやく土佐に帰国。その後は幕府直参となり日米の架け橋となるという波瀾万丈の人生を送った人。
近くにはこのジョン万次郎記念館なんてのもあります。
南国情緒溢れる気がする木々の間を抜け・・・
足摺岬展望台へとやって来ました。
海成段丘により特徴的な地形をしている足摺岬。そこから見る景色の素晴らしきこと。
灯台の反対側の景色もなかなか迫力がある。
よーく見るとあんな所で磯釣りしてる人が居る。
迎えの船が来るまでずっとあそこに居るのかな・・・。
高知市の中心地から車で3時間もかかるような場所、そんな僻地に人が居ないと思ってたけど
連休と天気の効果なのか、展望台はそこそこの賑わいでした。ここなら密になりにくいしね。
足摺岬灯台を見たり。
四国霊場第38番札所「金剛福寺」へ行ったり。
お遍路さんは何人か見かけましたが、場所が場所だけに大半は車で来てる観光客って所でした。
なんせ場所がこんな所ですからね・・・。足摺岬と室戸岬の札所が鬼畜だよ空海さん。
温泉街に「万次郎足湯」という無料の足湯休憩所がありました。
ちょっと寄ってみたら、おたくの集客に一定の効果が期待出来るパネル(個人の意見)があるじゃないですか。
調べてみたら「あしずり星(あかり)」という温泉むすめ。担当声優のサイン入りでした。
足湯の方は特に誰も利用してませんでした。まだ足湯って季節でもないですしね。
万次郎足湯は太平洋と白山洞門の景色を眺めつつ足湯につかる事の出来る素晴らしいスポット
でも反射してよく見えないので、降りて見に行こう。
こちらが白山洞門。高低差結構あって上り下りがキツめ。
さて、足摺岬エリアを観光したら本日の主目的は終わりなのですが、
まだちょっと時間があるので、宿毛方面に向かいつつ、柏島へと寄り道します。
有料観光駐車場(500円)に車を停めて、ビュースポットへと歩きます。
ここ柏島は、「エメラルドグリーンに輝く海」というのをウリにしてる場所。
実際に行ってみると、そんなエメラルドグリーンか・・・?と思いましたが
あー、確かに。結構透き通ったエメラルドグリーンの海が見えました。
太陽光の加減とか時間帯とか重要そうですね。
ちなみに商店に貼ってあった写真によると、こんな感じに素晴らしい海らしいです。へぇ・・・。
そんな感じでさらっと立ち寄った柏島でした。
そこからぐるっと宿毛まで行って
再び部分的に開通している高知道を使って、宿のある高知市へと戻ります。
並行する土佐くろしお鉄道宿毛線が見える。実に鉄建公団線だ・・・。
高知へ帰る途中、須崎市にあるラーメン屋「豚太郎」の須崎店を訪れました。
ここで須崎のB級グルメ「鍋焼きラーメン」を頂きました。
寄せ鍋のシメで食べるラーメンを最初っから入れた感じのグルメ。夏場だと熱いですが、それでも美味い。
そんな感じで高知県南西部の観光でした。
<次回に続きます>