愛知県下で唯一の男女混合公道走行フルマラソン。第2回にしおマラソンで雨に打たれた話
愛知県にも公道でないフルマラソンや女性限定のウィメンズマラソンなどはありましたが、
男女混合で公道を走行するフルマラソンは、この「にしおマラソン」が県下で初開催かつ唯一の存在です。
一色マラソン(ハーフ)をルーツとするにしおマラソン、2022年の初開催から大幅リニューアルして第2回の開催ですが
当日は見ての通りの雨降りで、マラソン日和にはほど遠い最悪のコンディションでしたが、フルマラソンを完走したお話。
2023年1月21日(日)。おはようございます。
マラソン大会の朝は早い。しかし県内での開催なので、遠征や前泊が要らないのは有り難い。
なお、この日の天気予報は10時くらいまで雨予報。
1月の割には気温も高いし、雨も小雨っぽいのでまぁ走ってれば止むか・・・とか思ってました。この時は。
デンソーの駐車場に車を置いて、同行者と共にシャトルバスとして待機していた名鉄バスに乗車して会場へ。
名鉄バスは県内各所から集められたようで、この車両は一宮からやってきた車両でした。
西尾駅前の会場に到着。雨降りっすね・・・。
スタート前の待機場所として開放されている西尾市役所
雨降りなのでウォーミングアップしている人は少数で、大多数は屋内に避難してる感じでした。
フルマラソンとしては去年のみえ松阪マラソンに続いて2回目の挑戦。
「時間内に完走できる」というレベルのへっぽこランナーなので、整列ブロックは最後尾。
9時の号砲でフルマラソンスタート。公式の案内によると、この日は4389人のランナーが参加したそうです。
雨予報でも結構なランナーが走ったのですね。みんなモチベーション高いな。
スタート直後は西尾駅前の中心地から、お茶畑方面を郊外へ抜けます。
そしてそこから、矢作川の堤防道路を南下し、三河湾へ向かう感じ。
公道を閉鎖する関係から、どうしてもコースが郊外とかになりがちなのは仕方ないですね。
東京マラソンや大阪マラソンなどの都市型マラソンが人気なのも理解出来る。
様々なフルマラソン大会が差別化のためにウリにしているのは給食コーナーですね。
その地方の特産品などを提供するのは定番で、にしおマラソンも地元の名産品で攻めてきました。
せっかく参加費を出してる事だし、となるだけ給食は食べました。
最初は11km地点で西尾の抹茶。甘いグリーンティーが美味しかった!
三河湾の堤防に出ました。天気が良いと景色が良いそうですが、ご覧の曇天かつ降雨。
19キロ地点の一色さかな広場ではうなぎを提供!旧一色町はうなぎが有名ですからね。
食べやすいようにうなぎの串焼きになってました。
写真は撮ってないけど、ごはんの用意もあって、気分はうな重ですかね。
一色さかな広場を過ぎれば20キロ地点。ハーフマラソンならそろそろゴールですが、まだ半分手前。
24キロ地点の給食はイカフライのレモン煮。耳慣れない料理ですが、西尾市の学校給食で人気のメニューらしい。
マラソンにおいて油物は厳禁って人も多いと思いますが、あまり気にせず食べました。
給食は割と重要で、長らく走っていると良い刺激とモチベーションになりますからね。
27キロ地点では三河一色えびせんべいを提供。
愛知といえばえびせんですからね。袋ごと貰ったものをボリボリ食す。
このあたりは雨が強くて、更に向かい風区間で最悪でした。
雨対策のポンチョや帽子とかは装備していましたが、もう全身ずぶ濡れ状態でしたね。
29キロ地点では西尾のご近所、知立の藤田屋大あんまき。
一口サイズかな?と思ったらレギュラーあんまきをハーフカットしたサイズ。
ランナーには結構な量ですが、今はあんこの甘さが体に染み渡る。
この辺りから雨が上がってきました。予報よりだいぶ長く雨降ったなこのやろう!!
32km地点の給食は「おまつり屋台」
お祭りの屋台風の給食所だという。ラーメンもあるのか、食うしかない!
とんこつスープのみでした!残念!!(パンフレットに書いてあるのでちゃんと読みましょう)
でも、雨に降られて冷え切った体に温かいスープは最高だった。
その他、ベビーカステラやたこ焼きなど、お祭りの食事が並ぶ。
さすがに休んでばかりという訳にもいかないので、焼鳥とたこ焼きを食べて次へ。
コース内にある踏切があり、毎時2本、上下線合わせると4本の列車がやって来ます。
この時間調整で屋台を利用してね、という大会側の計らいらしい。自分は列車に遭遇せず通過。
日も出てきたところで終盤戦に突入。
にしおマラソン、これまでは平坦だったのに、34km地点で峠の急坂がいきなり現われる
周囲に居るランナーは大体がD・Fブロック組。これだけの坂だと歩いちゃいますよねー。
他人の影響というのは受けやすく、その姿を見て歩いてしまうのはまぁ致し方ない。
峠が過ぎたら急な下り坂。極端!!
私設給食で提供されていた豚汁。もちろん頂きます!!
36km地点のあんパン。残りは6キロちょっと、ガンバルゾ!
37km地点の先で現われるのが、にしおマラソン2番目の急坂。
アイシンの工場の隣にあるので「アイシンの坂」と呼ぶランナーも多く、最後の強敵である。
アイシンの坂を越えたらば、もう大きな障害はない。ゴールへ向かうのだ!
41km地点通過。
ゴールまで最後の直線だ・・・!!
あとちょっと・・・!
ゴール地点には大会を盛り上げるDJケチャップと多くの見学者の姿が。
そして・・・。
42.195km走りました。(ご報告
2回目のフルマラソンという事で、コースは違えど心の余裕はありました。
雨降りという最悪なコンディションですが、初挑戦より30分以上タイムを縮められたのも良かった!
そして沿道の多くのボランティア学生や西尾市民の皆さま。雨なのに結構数が多くて嬉しかったなぁ。
完走祝賀、半額で売ってた屋台のインド・ネパール料理。
あんだけ走ったので腹もへってるし、メシが美味い!!
スタートとゴールが異なるタイプの大会なので、駐車場までのシャトルバスに乗ります。
帰りは知立営業所のバスだった。ありがとう名鉄バス!
西尾からちょっと離れた場所にある入浴施設で汗を流す。マラソンの後の風呂は最高である。
そんな感じのマラソンチャレンジ2023-2024の4大会目「にしおマラソン」でした。
フルマラソンも2回完走出来ると、自信にも繋がるし勝手が分かってくるので、もう少しだけ記録が伸びそうですね。
今シーズンのチャレンジはまだ続きます。