雪が降ってもいいじゃない。雪が舞う冬の函館でライトアップを見て回った話。
冬こそ北海道へ行きたくなる時がありますよね。
純粋に寒かったり、吹雪いたり、飛行機が欠航になったり冬季閉館などデメリットも要素もありますが、
寒い時期に敢えて北海道へ行くことで、見える景色があるんじゃないかと思います。(適当)
という訳で、冬の函館で24時間観光をした話をさらっと紹介。
2023年1月21日(土)。おはようございます。
旅の始まりはセントレア。つい2週間前に長崎行きで悲惨な目に遭いましたが、今回はすんなり行きたい所。
<参考記事>
まぁ冬の北海道。そう易々と飛行機に乗せてはくれません。
天気予報でも「週末は荒れるかも」という予報が出ていた影響で、運行について「天候調査中」との表記。
ターミナルの案内も「天候調査中/雪」となってます。
出発出来なかったら、今回の旅行は中止でいっかー、というゆるい気持ちで迎えています。
ちなみに今回は「トクたびマイル」往復6,000ANAマイルで数日前に予約しました。
保安検査場を抜けて制限エリア内へ。
函館便は10:55発なので、早朝の慌ただしさとは無縁で、ターミナル内は落ち着いている
結果としては「引返の可能性あり」という条件付きでのフライトとなりました。
それでは函館へ向けてフライト!
・・・で、機内サービスのほたてスープ。
北へ向かうにつれて地上は雪景色になる。写真は津軽半島のあたり
操縦室から案内があり、函館空港には定刻通り着陸出来そうとアナウンス。とりあえずひと安心。
折り返して旅行中止ってのも人生経験的に面白いかもしれませんが
今回は観光するつもりで飛行機に乗ってるので、やっぱり現地で楽しみたいですね。
ものすごい吹雪いてるのかと思いきや、それほど雪も積もってなく晴れ間も見える。
あれ、いかにもな冬景色とはまた違う感じ・・・?
自身7回目の函館訪問となります。
今回は昼に函館に到着して、昼に函館から名古屋に帰る行程なので、滞在時間24時間しかありません!!
なので新規の散策とかはせず、大体行ったことあるルートを巡回する感じになります。
函館駅前までは接続する空港バスを利用します。大人500円現金のみ。
時期的に閑散してるかと思いきや、乗客はそこそこ居て座席は半分以上埋まっている。
そういえばバスの運賃が450円から改定されていた。ここにも値上げの影響が・・・。
つつがなく函館駅前に到着。
駅前から函館の路面電車に乗り換え。今回は紙の1日乗車券ではなく、スマートフォン専用24時間券を購入しました。
これで明日の昼に函館を発つまで乗れるので、24時間無駄なく使えますね。
路面電車で移動してきたのは、函館を代表する観光スポット、八幡坂。
後ろに見えるのは夜景で有名な函館山。今夜向かう予定です。
八幡坂のすぐ近くの「ベイエリア」は有名な観光スポットなのですが
あまり観光客の姿を見ないな・・・。バスや路面電車は混雑してたのに、みんな何処へ行ったんだ?
時間も限られているので、今日一日前回訪問と同じルートを巡回するような感じですが
昼飯としてラッキーピエロへ行っておきましょう。
ここのラッキーピエロ、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期放送において舞台として登場した関係で
店内にポスターとか掲示されてます。2017年の放送だったので5年経過していますが、現在も置いてあるのは嬉しい。
一部の座席にはJALとのコラボで配布されたクリアファイルや、特集された機内誌も置いてある。
ラッキーエッグバーガーをいただきます。ボリューミーで美味い!!
あれ、さっきまで晴れてたのに急に吹雪いてきた・・・。
冬の北海道の天気は変わりやすいのか?
ラッキーピエロをいただいた後は、八幡坂を登ります。
曇っているので眺望はあんま良くないですね・・・。景色は夏場の方が良いのかしら?
冬の函館、広い道は除雪が行き届いていますが脇道へ入るとご覧のとおり。
自動車が往来してデコボコになった道路を突き進み、次の目的地へ。
続いても「ラブライブ!サンシャイン!!」的な観光スポット。茶房「菊泉」へ。
モデルになった奥の部屋(理亞部屋)が空いていたので通して頂きました。
アニメ聖地というか、圧倒的な「人んち」感がまた面白い。
寒いので石油ストープを置いて頂きました。アットホームだなぁ
菊泉ではお茶とぜんざいのセットをいただく。バーガー食ったばかりだけど甘い物は別腹。
菊泉から近いという理由で、旧函館区公会堂を見に行きます。
雪景色に映える明るい色合いですが、空が曇ってるのがちょっと残念かも。
路面がこんな状態でも普通に走る地元タクシーはつよい。
広い道路は自治体なりが除雪しますが、私有地だったり生活道路は自費での除雪が必要です。
ちょうどホイールローダーで除雪をしている光景を目にしたり
場合によっては除雪をせず冬期通行止めをする道もあったり。
観光客にとっては面白い要因ですが、現地の方には死活問題。雪国での生活光景を垣間見たりしました
路面電車で函館駅前に戻り、駅近くのホテルにチェックイン。
「全国旅行支援」と「はこだて割」の二重適用で支払2,560円の1,000円クーポン付き
飛行機もマイルで格安搭乗だったし、ホテルも安くて助かりますわ・・・。
さて、ホテルで時間調整をしたらば、再び路面電車に乗って函館山ロープウェイへ向かいます。
夏期ならば駅前からバスに乗る方が楽ですが、冬場はロープウェイしか運行していません。
混雑を避けて日没前に乗車するのが個人的にオススメ。
もうちょっと空いてると思ったら結構混雑してた。(乗車待ち時間はまだなし)
様子を見ていると、日本人半分の残りはインバウンドって感じでしたね。海外からの観光客も戻ってきたか
展望台へ行ったらば、まだ早かったかな・・・。日没を待ちます
気温はマイナス5℃。風もあるので防寒対策をしっかりりましょう。
日没を迎えてから見た函館の夜景。
うーん、雪が舞っていた影響で霞んでますね。冬場は寒いし天候で判断した方が良いかも。
陽が沈んでからが混雑のピーク。混む前にさっさと帰ろう
最終的に気温はマイナス8℃まで下がりました。寒い・・・!!
タダでさえ寒いのに、吹雪いたら余計に寒い!
特に写真撮影とかするならば、寒冷地仕様の手袋は必須ですわ。手を出し入れしてると死ぬ。
函館山から下りてきました。いやー、寒かった。地上も寒いけど。
函館山ロープウェイ駅、八幡坂、旧函館区公会堂は徒歩圏内にあるので、再び八幡坂方面へ行きましょう。
夜の八幡坂は木々がライトアップされており、日没後も見に来る価値ありです。
こちらもライトアップされている旧函館区公会堂。
雪景色のうえにライトアップで輝く古い建物の雰囲気が良いですね
旧函館区公会堂の目の前にある元町公園。
港を一望出来る・・・のですが、よく見えないな。
ウロウロしているうちに雪が舞ったり止んだり。雪国の天気はよう分からん。
寒いのでハセガワストアで休憩しましょう。
全国旅行支援のクーポンは2023年から原則、スマートフォンを使った電子クーポンになりました。
以前と違って1円単位で使えるのは助かりますが、ITに疎い人とかサポートするの大変そう。
晩メシ代わりにやきとり弁当を食う。ジャンクなメシも美味い!
ベイエリアの赤レンガ倉庫のライトアップを見たり。
気温は変わらず氷点下ですが、地元名古屋では味わえない非日常感もあって寒さを忘れて楽しい。
圧雪のうえを走る路面電車に再び乗り、谷地頭温泉へ向かったり。
谷地頭温泉は路面電車でも行ける函館市内の共同浴場。
赤褐色でゲロアツでまさにいかにも温泉。雪で冷えた体が一気に温まります・・・!
まぁ、温泉で温まっても路面電車の電停へ行くまでにまた冷えるんですけどね。
それもまた雪国ならではの体験ではないでしょうか。写真は路上にあった雪だるま
深夜ともなると、除雪作業によって集められた雪を積載したダンプカーが往来する。
こんな光景も雪国ならでは。
そんな感じで、冬の函館24時間観光の1日目でした。
八幡坂からのライトアップ、霞んでなければ摩周丸のライトアップも見られるので、タイミング見計らって行ってください。
ホテルの窓から見た景色。明日も寒そうだ・・・。
<翌日の話題に続きます>