え、これが空港最寄り駅?女満別空港に一番近い鉄道駅は秘境駅だった。
飛行機旅でのレンタカー利用の場合、返却が遅れると飛行機にも乗り遅れてしまうので
なるだけ余裕をもって行動したいところですが、ギリギリまで利用したいですよね。(発想が貧困)
という訳で空港近くで時間調整出来ないかなと思って、石北本線の西女満別駅とか見に行きました。
このページはこちらの記事の続きです。
さて、網走の市街地まで戻ってきているので、空港はそんな遠くありません。
時間の余裕もたっぷりありますが、給油して女満別空港へと帰りましょうかね。
網走から湧別まで往復して、走行距離はだいたい200kmってところでした。
燃費は17.5km/Lとコンパクトカーらしい標準的な燃費だったかなと。
冒頭にも書きましたが、時間調整スポットとして西女満別駅へ行ってみることにしました。
西女満別駅は女満別空港から徒歩25分(Google調べ)なので、別に行けない距離ではありませんが
公式にも最寄り駅としては案内されていないので、空港利用者が使うような想定は一切されていません。
上の写真は道路から駅へ至る未舗装路。
現地へ行ってみると、ポツンと待合室が立ってました。
地形で言うと谷間のような所に線路があるので、ナビを使わないとそこに線路がある事が全く分かりません。
また駅から空港までの道は上り勾配になっているので、マジで空港利用には不向きです。
ネットの情報だと、近年の利用者数は1日あたり数人との情報がある。
近くには民家(農家?)が点在するので、その辺の方が利用しているのでしょうか。
待合所は空いていました。無人駅でお馴染みの駅ノートや文庫があり無人駅としては立派です。
機器類が様々。
足元に置かれたサーバーラックのようなものが印象的でしたね・・・。
これ洪水とか来たら水没しそう・・・。
という訳で8時間という短い時間でしたが、レンタカーを返却して今回の旅はほぼ終了。
地域の公共交通機関には悪いが、北海道は広いのでどうしても観光にはレンタカーが必須になってしまう。
「空港までの送迎バスが車でお待ちくださいー」と、空港のレンタカー会社でよく聞くやり取りですが
レンタカー基地から女満別空港まで目と鼻の先だったので、断って徒歩で行きました。近いしね。
という訳で、はじめまして女満別空港。
位置関係としてはこんな感じ。網走やサロマ湖、知床へアクセスする際の最寄りとなります。
今回はサロマ湖へ行きましたが、知床方面へ行くのも良かったかなぁ。
女満別空港はいわゆる地方空港。設備もそれほど新しくなく、昭和な雰囲気も感じる。
中部便はコロナ禍の運休から夏期限定便というかたちで復活。
これまでは通年昼便として運行していましたが、2022年は16:40発とぼちぼち利用しやすい時間帯なので有り難い。
お土産コーナーにはゴールデンカムイと網走監獄の文字。
時間があったので展望デッキへ。展望デッキから見る空港名のサイン大好きマン!
折り返し中部便となる航空機の着陸を見るなど。
千歳と違って、ザ・北海道という感じの景色が広がる空港ですな。
保安検査場を抜けて搭乗待ちへ。夏休みシーズンという事もあり、搭乗率は目測で8割以上ってところでした。
夕方のみ1便だと旅行の行程を組むのが難しいので空いてるのかと思いきや、そうでも無かった。
この便を使って名古屋へ帰る人たちは、どんな行程で旅行したのか気になりますね。
サローマの休日。おう・・・。
という訳でつつがなく搭乗。グッバイ北海道また来るよ!
駐機場では大勢のスタッフによりお見送り。
他の空港だとせいぜい数人なのに、これだけ多く並んでいるのは初めて見た。
明るい時間のフライトなので帰りも景色が見えるのは嬉しい。
写真は離陸直後の網走湖。
函館の上空を通過し中部国際空港を目指す・・・。
空の上から見る夕陽も良い。
という感じでギリギリ陽が沈みきる前にセントレアに到着。
これなら明日仕事の会社員もニッコリのダイヤですね。もうちょっと滞在したかったけど仕方なし。
中央の一番突端近くに駐機しおった・・・。クソ遠いだろ。
早い時間に到着したので、帰りもカードラウンジで乾杯!
酒だー!ビールだー!!
自宅まではさすがに間に合わないので、ラウンジで酒を飲みながらNHK教育的アニメを見るおたく。
ちょうど北海道の話題だったのでタイムリーだ。あっちは富良野とか美瑛とかの話でしたが。
そんなこんなで、突発的夏北海道ドライブツアーでした。
急に決めた割には予算も抑えめでそれなりに楽しめたので最高の旅行だったと自画自賛。
コロナのこれからも心配ですが、開港17年を迎えたセントレアの次のステージも気になりますね。
<北海道の話題でした>