羽田空港横に出来た新設橋。多摩川スカイブリッジを渡ってみた話。
多摩川スカイブリッジ。多摩川の最下流部に掛かる都県境の橋として2022年春に開通しました。
みんなご存じ羽田空港と、川崎の工業地帯を繋ぐ新設橋ですが、
徒歩利用でも周遊出来そうな感じだったので、寄り道観光がてら渡ってみた話を紹介。
このページはこちらの記事の続きです。
2022年6月26日(日)。おはようございます。
今年は梅雨が驚異の短さとなり、この翌日には関東でも梅雨明けを発表したような季節感。
6月だというのに、ニュースでは猛暑への警戒を呼びかけている。本当、今年の夏はどうなるんだ?
宿泊していたホテルが偶然にも都営浅草線沿線だったので、浅草線から直通の羽田空港行きに乗車。
浅草線沿線なら都心から羽田空港まで乗換なしで行けるって、ものすげー便利だよな。
今回用事があるのは、旧国際線ターミナルとして開業した第3ターミナル(駅)
第3ターミナルは国際線がメインとなっていますが、降車客の姿はちらほら。
ターミナル内も人が少ないとはいえ、一時期の閑散っぷりという程では無かったです。
国際線もそこそこ戻ったのかな、と思ったら半分以上は欠航って書いてあった。
空港ターミナルの空港名のサインが好きすぎる侍。
空港なのに一瞬で高速道路のイメージが湧いてくる店舗も早い時間から営業中でした。
ちょっと前にここに来たことあったな。
さて、多摩川スカイブリッジは「羽田エアポートガーデン」という隣接の商業施設を抜ければ行けそうなのですが、
どうもコロナ禍で営業休止中らしい。自由通路だけでも通れないかと思ったが、甘かった。
貼り紙を見たら、2020年春から開業を延期して以来、今日に至るまでずっと未開業の状態らしい。
あちゃー。そりゃ自由通路なんて空いているわけが無いですわ。
空港ターミナルは公共交通機関で訪れるのが基本の構造となっていますが、
バスやタクシー、マイカーなども乗り入れられる以上は、どこかで道路に繋がっているハズ。
色々試行錯誤したところ、バスやタクシーの乗降場の先に行けば一般道へ脱出出来るっぽい。
徒歩脱出ルートなんて、基本ターミナル内で案内されてないですもんね。
という訳で、羽田空港わきの交差点です。
ここから少し距離はありますが、歩いて多摩川スカイブリッジへ向かいましょう。
途中に見える東京モノレールの姿がカッコイイ。
東海道新幹線と同じ年に開業したので、50年以上の歴史がありますが「未来感」はまだまだ健在。(個人の感想)
恐らく2年以上満車(休止)状態の羽田エアポートガーデンの駐車場。このままどうなってしまうのだろう。
多摩川の堤防の所はしっかりと整備されており、道路から上がれる階段が分かりやすく案内されている。
この辺はさすがの東京だな、と関心する。
堤防からお目当ての多摩川スカイブリッジが見えました。
対岸は神奈川県川崎市。工業地帯とか倉庫街とかになってます。
スカイブリッジのアプローチ道路からは羽田エアポートガーデンに直接繋がる連絡通路がありましたが、
駐車場同様にここも閉鎖中。いつ空く事になるのかな?
はい、という訳で多摩川スカイブリッジです。
立派な愛称が付いてますが、無料で渡れる自動車専用道路です。(側道は自転車、歩道は歩行者通行可)
それでは、川崎方面に向かって渡りましょう。
それほど長い橋でもないので、十数分あれば渡れてしまうかなと。
途中に「富士山」と書かれた銘板を発見。
富士山の姿は見えず。冬場とかなら見えるのかな?
一応、ここの橋の上に東京と神奈川の都県境が存在するハズなのですが・・・。
あー、あった。さっきの富士山の銘板と同じサイズ感で県境の案内がありました。
この写真から見て左が神奈川県川崎市、右が東京都大田区になります。
はい、渡り終えたらそこは川崎市。
工業地帯なので一般人向けのものは何も無いし、そもそも歩いて渡って行くような場所でもない。
そうなるとこのエリアからの脱出が大変ですが、有り難い事にすぐ近くにシェアサイクルがあります。
これに乗って京急大師線の最寄り駅とか、いっそ川崎駅まで移動するのもアリですね。
川崎大師の門前町までやってきました。
川崎大師のすぐ近くにある、金山神社(かなまら様)へと参拝。
オウ!ブラックチンチン!!
クールジャパン!!
まぁ、何を言いたいかは深くは語りません。お察しください。そういう神社です。
絵馬とは。(絵だけど)
そんな感じで、シェアサイクルで川崎駅まで移動してきました。
ここで自転車を返却して、あとは新幹線で名古屋へと帰ります。
川崎だと品川経由で帰った方が圧倒的に早いのですが、急いでもなかったので、安価な新横浜経由での帰路となりました。
川崎駅前で購入した崎陽軒のシウマイを食べながら名古屋へ・・・。
そんなこんなで、東京へのライブ遠征と寄り道ぶらつき旅でした。