ローカル線で夏を感じろ。富山から高山本線で名古屋へ帰る話。
はい、タイトルままです。
特にどうってことない夏の連休の備忘録です。
このページはこちらの記事の続きです。
2021年7月24日(土)。おはようございます。
宿泊した宿の窓から新幹線がチラリと見えました。かがやきの向こう側へ!
世間では東京オリンピックが開幕し、いよいよ本日から本格的に競技が始まります。
・・・そんな日ですが、私は富山から名古屋へと帰るのみです。
富山を観光しても良かったのですが、富山は何度も訪れている場所でもあり、
昨日は「富山空港利用したことない」という理由だけで富山に来ているので、正直なところノープランだったり。
近年、観光地でよく見かける都市名の入った撮影用オブジェ
たぶん人間が枠内に入るのでしょうが、後に路面電車が走っているのでそれを入れたくなる。
朝から白えびの立山そばをいただく。なるほど、これは美味い。
で、今日はタイトルに書いてあるとおり「高山本線で名古屋へ帰る」という方向性のため、
乗車する列車まで時間を潰すため、富山中心エリアの電車、バスに乗り放題の一日乗車券を購入。(大人650円)
立山黒部アルペンルートの窓口は朝から行列が。オリンピック連休だからでしょうか。
うーん、こっちから帰る手もあったか。諸費用が高いのが難点ですが・・・。
で、主に路面電車とバスのフリーきっぷですが、富山地鉄の一部区間にも乗れるので
まぁ折角なので路面電車と乗換が出来る南富山駅まで行ってみましょうか。
はい、南富山駅にやって来ました。駅前には路面電車が乗り入れています。
南富山には車両区があるため、これから日中帯の運行に向けて続々と車両が出てきて運行に就きます。
わざわざ南富山駅へ来たのは、ドーンデザインのレトロ車両に乗車する為だったのですが、
該当の時間になっても普通の車両が来たので聞いてみたところ、今日は検査のため運用に入ってない事。マジか!
(レトロ車両は運行ダイヤが公開されている)
まぁそんあ事もあるよね、という事で気を取り直して富山駅まで乗車する。
2020年、南北2つ別の事業者だった路面電車は線路が繋がり、会社はひとつに統合された。
そして在来線や新幹線の高架下へ直接乗り入れるようになった富山の路面電車。普通にカッコイイ。
もちろん徐行はするのだが、路面電車がターミナルへ突っ込んでくる姿も面白い。
昔ながらの存在である路面電車が、こうやって新しい時代に対応している姿が見られるのは富山が唯一ではないか?
で、フリーきっぷなので旧富山ライトレールの区間も乗車する。
富山駅北の旧電停と乗り入れした富山駅の電停って数メートル新規開業扱いですよね・・・?
旧ライトレール区間にも富山地鉄の車両が乗り入れるようになり、ますます面白くなった富山の路面電車でした。
後は富山大学前まで往復したり(省略)して、富山駅まで戻ってきました。
列車の時間になったので、これから名古屋に帰ります。
特急とか路線バスに乗って帰っても良かったのですが、
18きっぷシーズンだったので、久しぶりに高山本線を普通列車で乗り通す事にしました。
18きっぷシーズンだとやけに混雑した記憶の高山本線ですが、
こういう社会情勢という事もあり、空席多数で画に描いたようなローカル線旅情を楽しめます。
猪谷で乗換。ここからJR東海の営業エリアおよび車両に変わります。
高山本線って車両が新しくなったし、電化前の武豊線を走ってた車両がこっち来てるから
昔に比べたら乗り通すのも楽だよな・・・なんて思ってましたが
あれ、ロングシート車が来るんかい!!
というか美濃太田以北は基本ロング車運用なんですね。知らなかった。
乗換のタイミングで猪谷駅を見るなど。
駅は無人だし誰も乗車券のチェックをしないおおらかな世界だった。
駅の運行情報を知らせるiPadが埋め込まれているが、バッテリーが膨張して画面が歪んでる・・・
これ発火とかしないんだろうか。ちょっと心配である。
猪谷から乗り継いだのも、同じ18きっぷ族と思われる数人の乗客のみ。
ロングシートでも空席多数で、いかにもなローカル線旅情を楽しむなど。
高山に到着。列車の接続の関係でここで2時間くらい間が開くので昼飯を食いに行きましょう。
高山駅は2016年に橋上駅車へとリニューアルされ、現代っぽく綺麗で新しいものに変わってました。
夏だなぁ・・・。
夏だなぁ・・・(暑い)
高山も初訪問という訳では無かったので、知っている場所をぐるっと巡ってみたり。
高山といえば古い街並み。
この状況に賛否はあるかもしれませんが、連休効果もありそこそこ賑わっている状況でした。
気になる所といえば、やはり日本人観光客ばかりで外国人が殆どいないという点。
各所の飲食店は外国人観光客対応のため英語表記が目立ちましたが、肝心の外国人はまだ居ない。
あ、おジャ魔女どれみの映画に高山出てきてたのか。
観光地としても名高い高山ですが、アニメや漫画の影響で訪れる人も多そうだ。
高山からは美濃太田行きの普通列車。
高山からは乗車する人も多く、車内はそこそこの混雑。
昔に比べて今はスマートフォンがあるので、長時間の列車も退屈しなくなりましたね。
美濃太田で乗り換えて終点の岐阜へ。これにて高山本線を乗り通しました。
夕方には名古屋へと帰ってきました。
そんな感じのオリンピック連休。のんびりローカル線に乗るのも時間の贅沢でたまには良いですね。