松前方面には何がある?木古内から松前方面を目指して観光した話。
写真は青函トンネル記念館。青函トンネルの北海道側の工事の拠点となった、福島町に存在する資料館です。
引き続き北海道渡島地方をドライブした話題。
今回は木古内から松前を目指して進み、途中の観光スポットなどに立ち寄りました。
このページはこちらの記事の続きです。
木古内からしばらく走ると、「道の駅しりうち」があります。
かつてはJR海峡線の知内駅があった場所。現在は廃駅となり北海道新幹線の「湯の里知内信号場」となりました。
この道の駅にも新幹線展望台が設置されており、信号所を通過する新幹線を見る事が出来ます。
ちょうど新幹線が来るタイミングだったので、展望台を上がって待つことにしました。
かつて知内駅だった場所はその面影もなく、信号所になっていました。
うーん、むかしここ通ったことあるけど全く気にしてなかったから記憶にあるハズも無く。
間もなく東京方面から新幹線がやってきました。左奥に見えているのが青函トンネルの坑口。
新幹線とはいえ、ここも速度制限を受けているので新幹線にしてはゆっくり走行する姿を見ることが出来ます。
さて、ゴールの松前はまだ遠い。国道228号線をひたすら進みます。
途中にあった「福島町青函トンネル記念館」へと立ち寄り。
冒頭にも書きましたが、ここ福島町が青函トンネルの北海道側の工事の拠点となりました。
入館料はこの先の横綱記念館とセットで700円。
館内は青函トンネルの成り立ちや、トンネルの解説などの資料が並ぶ。
青函トンネル建設の大きな引き金となった、洞爺丸事故を知らせる当時の新聞記事。
当時は割と生々しい写真を掲載していたのですね・・・。
青森県との境に設置されているプレートの複製。こんなものがトンネル内にあるのか。
かつて存在した吉岡海底駅の駅名標がこんな所に!
個人的に驚いたのが、館内に置いてあるトンネル坑口および、そこに掲げられているプレートの複製ですが・・
あの文字って、当時の運輸大臣、橋本龍太郎氏の字だったのか・・・。知らなかった。
青函トンネルといえば北海道新幹線。札幌延伸に関する展示もありましたが、これから北海道はどうなる?
続いて、「横綱千代の山・千代の富士記念館」という所にやって来ました。
こちらは福島町出身の横綱「千代の山」と、その弟子で同じく横綱まで登りつめた「千代の富士」の偉業を讃える記念館。
展示内容としては、化粧まわしや賜杯などがずらり並んでいたり。
過去の名取組がビデオ再生出来たり。
1Fは千代の富士が親方を務めていた、九重部屋の夏合宿所となっている。
稽古場所となる土俵部屋。親方用の座布団でけぇな・・・。
どしゃ降りの雨のなか、まだまだ進みます。
松前町に到着して、「道の駅北前船松前」へイン。(雨でピントが合ってないや・・・)
津軽海峡といえば、青森県の大間崎のマグロで有名ですが、対岸である松前でも水揚げされます。
道の駅の食堂で「松前本まぐろ丼」を注文。海鮮丼ほどの賑わいはないけどシンプルで美味い!!(1,500円)
道の駅の名前にもなっているとおり、ここ松前は北前船で栄えた街でもあります。
ここから北海道の産物が日本海沿いに輸送されていたという。
松前に到着してからは、松前城を見学。
天気悪かったし、いわゆる復原天守なので詳細は省略。
海岸沿いの国道からかなり奥地に入った所に郷土資料館があるので行ってみたが、
廃校した学校を利用した系の資料館になっていました。
学校は松前町の公共施設となっており、所々に利用者は居るものの、資料館の部分は無人。
校舎内は節電のためセンサー式ライトで基本的に薄暗い。ちょっと不気味は感じでした。
無料の郷土資料館。北海道の自然や、北前船の説明などがありました。
アイヌ関連の展示もありましたが、この表を見る限り同じ商品でもアイヌからは安く買い叩かれていたのですね。
そりゃ「高利をもたらしたアイヌ交易」って表題が書かれるわけか。うーん・・・。
雨降りなのと冬で陽が沈むのも早かったので、帰りは松前から一直線で函館へと帰還。
晩ごはんは函館駅前にあるハセガワストアのやきとり弁当テイクアウト専門店へ。
やきとり弁当もメジャーになったのか、駅前の店舗はかなりの混雑でした。
この状況下だし、皆これ買ってホテルで食べるって考えなんだろか?
という感じで、やきとり弁当をホテルで頂きました。
連泊エコ特典のアパ社長ゴクゴク。
早めにホテルへ戻って晩ごはんを食べたので、まだ夜の時間があったのでベイエリアまでお散歩。
北海道にコメダ珈琲店がある・・・。名古屋の文化がこんな所まで及んでいるとは。
ラブライブ!サンシャイン!!の挿入歌「Awaken the power」の舞台となった八幡坂。
雨降りだったので、照明が路面に反射して普段とは違った姿に。
ラッキーピエロとハセガワストアが横並びの店舗。
この時間でもハセガワストアは混雑気味。夜食としてイートインするのだろうか。
ラッキーピエロの方は空いてたので、店内で暖を取りつつ休憩。
また駅前まで歩いて戻るのも面倒なので、帰りは路面電車にてホテルへ帰還。
そういえば今回は箱館山からの夜景へ行ってないですが、さすがに何度も行ってるし密になってそうなので避けました。
そんなこんなの渡島地方観光でした。この先どうなる、GOTOトラベル。
<次回に続きます>